2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
『うる星やつら』(78~)は女好きで軽薄な主人公・諸星あたるとその押しかけ女房・宇宙人の鬼娘ラムが巻き起こすドタバタコメディ&ラブコメです。 ※ラムの方が有名ですが、あたるが主役です。 略称は「うる星(せい)」81年にテレビアニメ化し、劇場版…
マンガで「音」を表現するのはとても難しいと思いますが この作品の音楽を聴いた時の衝撃や感動の演出は、それはそれは素晴らしい。 しかもキャラがセリフで解説することなく「音に圧倒される感覚が絵で伝わる」 読んでるとぞわぞわ鳥肌が立ちます。 勿論、…
『シオリ エクスペリエンス~ジミなわたしとヘンなおじさん』(13~)は地味で大人しい英語教師・本田紫織が伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリクスの霊に取り憑かれ、 「27歳が終わるまでに音楽で伝説を残さないと死ぬ」と言われてしまい ワケありの生徒…
『ひとりあそび』(18~)は傑作歴史ギャグ漫画『快楽ヒストリエ』の作者、火鳥(ひとり)さんの短編集。最新刊です。 「快楽天ビースト」以外にも様々な雑誌に描いた読み切り作品が載ってます。 基本ギャグですが、ラブコメやファンタジー、SFなどどれも…
ググると第一回は64年(昭和39年)この時は「まんが大行進」 毎年続いてたわけではないですが、アラフォーなら劇場でキャプテン翼、キン肉マン、聖闘士星矢、ドラゴンボールのどれかを観た覚えがあるのでは? 90年(平成2年)に『東映アニメフェア』…
『SPRIGGAN』には優以外にも魅力あるキャラが多数登場します。 まずは優とコンビを組むことの多い、金髪ポニテのツンデレ属性、ジャン・ジャックモンド。 実は獣人で自分の血を見ると性格ごと変わり、不死身の肉体を誇ります。 普段はあまり見た目も性格も名…
『SPRIGGAN』(スプリガン 89~)は超古代文明の遺産を保護する特殊組織「アーカム」のトップエージェントである 「スプリガン」に所属する男子高校生・御身苗優(おみなえ ゆう)の活躍を描くアクションものです。 98年には劇場アニメ化されました。 先…
『ゴーカイジャー』の最大の魅力は、勿論6人の海賊たち。 話が進むにつれて彼らの関係性や海賊になった理由も明らかになっていきます。 個人的にお姫様のアイムが加わった理由、 (彼女の星は滅ぼされたけど) 「手配書に載ることで、生き延びた国民に自分…
おそ松さんのヒット理由は、繰り返しますが6つ子の個性とその関係性にあります。 長男おそ松は一切ブレない陽気なバカ。 次男カラ松はナルシストでお人好し。 三男チョロ松は自称常識人のドルオタ。 四男一松は厨二病をこじらせた毒舌家、猫だけが友達。 五…
『おそ松さん』(15~)は赤塚不二夫の人気マンガ『おそ松くん』(62~)を元にしたギャグアニメです。 16年、18年には実写舞台化、17年には二期も作られました。 劇場版公開記念に語ります。 88年に作られたアニメ版『おそ松くん』も含め、原作…
作者が自分のマンガに出るのはよくあると前回書きましたが、 別パターンで担当者や同業者を出すこともありました。 『Dr・スランプ』に登場するDr.マシリト=担当・鳥嶋さんが特に有名でしょう。 『ダイの大冒険』のマトリフでもあります。 『ついでにとんち…
『ゴールデンカムイ』で真っ先に語りたい魅力はやはり主人公杉元と、ヒロイン・アシリパのキャラと関係性。 「俺は不死身の杉元だッ!!」の叫びと共に一体どれほどの死線をくぐって生き延びたのか心身ともに強靭な、無敵の殺戮マシーン。 しかし素の性格は…
『ゴールデンカムイ』(14~)は明治末期の北海道を舞台に、日露戦争で「不死身の杉元」と呼ばれた青年兵士・杉元佐一と、アイヌの少女アシリパが アイヌの金塊を巡る争いに身を投じ、襲い来る試練に強くたくましく立ち向かうアクション漫画です。 (本当…
昭和のマンガでは、作者がキャラクターの一員として登場したり、 作中でキャラが作者に対してメタなセリフで突っ込んだりすることがよくありました。 手塚先生が何度もやってたので皆当たり前のように続いたのでしょう。 青池保子『イブの息子たち』(75~…
『海賊戦隊ゴーカイジャー』(11~)は35代目のスーパー戦隊。 宇宙征服を目論む悪のザンギャック帝国は地球にも艦隊を派遣、侵略を開始します。 時を同じくして、お宝を求めて地球にやって来たキャプテン・マーベラス率いる宇宙海賊がザンギャックと戦…
『奇面組』は何がすごいって多数のキャラや集団の個性や変顔・言動だけで話を引っ張ったこと。 それだけ数多くの強烈なキャラがいたということですが、会話、展開のテンポは素晴らしく、今見ても十分に面白いです。 奇面組の他のメインキャラはヒロインの唯…
『ハイスクール!奇面組』(82~)はリーダーの一堂零(いちどう れい)を主人公に、奇面組と呼ばれる奇人変人の落第生5人組が、一応高校を舞台に騒動を巻き起こすドタバタギャグ漫画です。 前作『3年奇面組』(80~)は彼らの中学時代のお話で、設定…
『海街Diary』は四姉妹だけでなく、他のキャラのエピソードも素晴らしい。 すずと同じサッカーチームに所属するエースの多田くんが、足を腫瘍のため切断することになります。 動揺するチームメイトたちや、しっかりしているようで一度は行き場もなくさまよう…
『海街Daiary』(06~ うみまちダイアリー)は鎌倉を舞台に、香田家の4姉妹を中心に繰り広げられる時に切なく、時にほのぼのした優しい物語です。 1巻ごとに独立したエピソードなのでどの巻から読んでも問題ありません。 2015年に実写映画化しました…
『獣神ライガー』(89~)は善神アーガマの血を引く少年、大牙剣が巨大バイオアーマー・ライガーに搭乗し、 現代に蘇った邪神ドラゴの末裔・女帝ザーラ率いるドラゴ帝国に立ち向かう永井豪原作のアニメです。 同名でタイアップしたプロレスラーさんが引退…
『め組の大吾』には魅力的なキャラが多数登場します。 個人的に大吾の消防学校時代の同期でライバルの甘粕士郎くんが大好きです。 大吾視点だと、何かとくされ縁の「いけすかないイヤミな野郎」ですが客観的には有能で真面目な消防士です。 死者が出た火災の…
『め組の大吾』(95~)は新米消防士・朝比奈大吾がめだかヶ浜署に配属され、 時にやる気が空回りしつつも、持ち前の野生のカンと行動力で人を救い、レスキュー隊を経て、世界でも有名なヒーローになるまでを描いた名作です。 04年にはTVドラマ化され…
ジュウオウジャー対策としてラスボスのジニスは秘書のナリアに命じ、ジューマンと人間の男を捕えさせます。 そしてオオカミ、サイ、ワニのジューマン三人の力を、一人の人間・門藤操(もんどう みさお)に注ぎ込んで作られた強敵「ザワールド」が誕生。 「レ…
『レベルE』(レベルイー 95~)は「宇宙一優秀で危険なドグラ星のバカ王子」を中心に、山形を舞台に起きる宇宙人がらみの騒動を描いたオムニバスです。 11年にはアニメ化されました。 第一話は高校生・筒井雪隆が一人暮らしのために引っ越してきたマン…
『お父さんは心配症』(84~)は心配しすぎて娘の典子と彼氏の北野くんを振り回す暴走お父さん、佐々木光太郎が主人公のドタバタギャグ漫画です。 94年には実写TVドラマ化しました。 母親は早くに亡くなっており年頃になった娘が心配なのはわかります…
26話からの『レイズナー』第二部またの名を 『北斗のレイズナー』 大人の事情(婉曲表現)により作風が激変し、当時人気だった『北斗の拳』っぽくなりました。 第一部から三年後という設定で地球はグラドスによって制圧されてしまいエイジは行方不明。 都…
『CIPHER』(サイファ 85~)は80年代のアメリカを舞台に、ボーイッシュな少女アニスと、学校の人気者で美形俳優の「シヴァ」その双子の弟サイファとの友情と恋、そして赦しを描いた物語です。 シヴァは額にビンディ(ヒンズー教徒の女性がつける赤い点…
二重人格・双子という単語が並んだら、特定の世代はこの男が脳裏に浮かぶことでしょう。 善と悪の二つの顔を持ち、双子の弟カノンと揃って『星矢』世界を引っ掻き回したトリックスター。 (※仲は悪いので組んではいない) 黄金12宮編のラスボスであり、今…
『ウダヒマ』は個性豊かで魅力的なキャラ揃いでしたが、その中でも特に強烈だったのが 天草銀こと「静岡の狂犬」アマギンでした。 初登場時は「ヒャッハー!」という叫び声が似合う剥き身のナイフのような男で、 亜輝との対決の際、死の恐怖を味わい白髪にな…
『ウダウダやってるヒマはねェ!』(92~)は東京の桜城(おうぎ)高校を舞台に、赤城直巳と島田亜輝の二人組が日々ケンカに巻き込まれるお話です。 略称は「ウダヒマ」95年には初期エピソードがOVA化してます。 当時はヤンキー・族ものマンガが多かった…