昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

野田サトル『ゴールデンカムイ』

ゴールデンカムイ(14~)
明治末期の北海道を舞台に、日露戦争
「不死身の杉元」と呼ばれた青年兵士・
杉元佐一と、アイヌの少女アシリパ

アイヌの金塊を巡る争いに身を投じ、
襲い来る試練に強くたくましく立ち向かう
アクション漫画です。

(本当はアシリパの「リ」は小文字)

18年にはアニメ化されました。

最新刊17巻、本日発売です!!

公式の通称は
「和風闇鍋ウエスタン」または

アイヌとグルメと濃厚変態。

ギャグやほのぼのした雰囲気から、
一瞬で殺し合いが始まる落差がすごい。

序盤、杉元は軍隊を除隊後、
北海道の山奥で砂金を探していましたが
うまくいかず。

死んだ戦友の嫁で、杉元の幼なじみでも
ある梅子の目を医者に診せるため、
大金が必要だったのです。

ある日酔っ払いの男から「金が欲しいなら」と
アイヌが隠した金塊の手がかりが、囚人の体に
刺青で掘られているという話を聞きます。

最初は与太話と思った杉元ですが、
男から「喋りすぎた」と殺されかけたこと、

そして熊に襲われて死体となった男の体に
奇妙な刺青を見つけるのでした……。

その後出会ったアシリパと共に
熊を倒すのですが

彼女は金塊を巡って殺されたアイヌの一人が
父親だったと語ります。

アシリパは真相を突き止めるため、
杉元は金のため、手を組むのでした。

その後、刺青人皮(いれずみにんぴ)が
囚人を殺して皮を剥ぐのが前提で
作られていること、

陸軍最強とうたわれた北海道第七師団が
刺青人皮を探していることが明かされます。

しかし杉元がそれを知ったのは、既に第七師団の
兵士の一人・尾方と戦闘態勢に入った後でした……。

目まぐるしく入れ替わる敵味方、
そんな中、深い絆で結ばれていく
杉元とアシリパ

次々に登場する頭のおかしい変態……もとい
魅力あふれるキャラクターたち。

回を追うごとに面白さを増していく
とてつもない傑作です!!

語り切れないので次回へ続きます。