昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

本日を持ちまして、このブログを終了します。

突然の事で申し訳ありませんが
諸事情あって続けられなく
なってしまいました。

不定期で続けようかとも
思いましたが、

いつ更新か、いつ止まるか
曖昧なままではご迷惑
だろうと、ここで一旦
完全に終わりにします。

いつも読んでくれていた
皆様、今まで本当に
ありがとうございました。

私にとっても好きな作品に
じっくり思いを馳せる
大切な時間でした。

オタクを辞めるわけでは
ありませんので、

ここに並ぶ作品の新刊が
出たら、

(どこかであのおばちゃんが
浮かれ楽しんでいる)と
思っていただければ幸いです。

まだまだ暑い日が続きますが
お体大切にお過ごしください。

長い間本当にありがとう
ございました。

井上まい『大丈夫倶楽部』その44(8巻感想8)

142話はもねが実家に
帰宅した際に、現在過去
未来に思いを馳せるお話。

もね子供の頃通っていた
道教室が閉まることに
なったため、

当時の習字をゲンローさんが
返してくれていました。

(117話)

実家にはそれを届けに
来たのでした。

両親と昔話をしつつ、

「過去」と書かれた
習字を見て、

昔の回想~現在、未来にも
思いを馳せます。

143話は翠ちゃんと
芦川さん。

144話はアキラと
もねとの会話で
関係性や本人たちの
変化が描かれます。

翠ちゃんもアキラも
大分クセのある性格を
してましたが

2人とも丸くなった……。

人との関わりを徹底して
避けていたアキラが
連絡先を教えると
いうのはすごい変化です。

何かまとめに入ったな……と
いう感じが出てからの

145話はもねの職場の
新人くんを通じて
改めて「大丈夫倶楽部」の
理念を説明します。

自分も入部したら大丈夫に
なりますかと訊かれて

もね「大丈夫になること
自体より

自分にとっての大丈夫が
何か模索するのが
目的かなぁ」

「あなたの大丈夫は
あななたけの
ものだからね」

いい言葉だ……。

新人くんがこっそり
自分の大丈夫の秘訣

=カバンの中に
ぬいぐるみを入れてて
持ってるだけで
気持ちがほぐれる

というのを教えて
くれるのがいい……。

そして最終話では
遂に芦川さんがもねに
自分が宇宙人だと
告白します。

冒頭では

もね「知らない
方がいい事って
あるよね」

という一言から

埋まってる親知らずだの
面白かった映画の
レビューが酷評だらけ
だったなどのあるあるに及び、

芦川さんはふと
秘密を打ち明けたら
もねはどんな反応する
だろう、と想像します。

困惑、驚愕、スルー、
冗談にあえてノってくる、
恐怖など、

数ページにも渡って
反応が何パターンも描かれ
ますが、全部想像で……

考え中の芦川さんに

もね
「大丈夫じゃない感じ?」

初対面の時と同じ質問をされて

「実は僕 宇宙人
なんですよね」

本当の答えが描かれて
ませんが、

もねのことだから
素直に受け入れて
くれるに一票。

井上まい先生、
素敵な作品を
ありがとうございました!!

次回作も楽しみに
しております!!

井上まい『大丈夫倶楽部』その43(8巻感想7)

140話は芦川
さんの取れた
しっぽから生まれた
謎生物の話。

冒頭、もねと
芦川さんの会話で

もね
「おむすびって……
普段言わないなあ
おにぎりはよく
握るけど」

芦川さん
「明確な定義の
違いってないらしい
ですね」

もね「白くて
ころころで
おいしい

大丈夫の塊……」

想像だけで「安定
物質」が溢れている……。

この会話を聞いた
謎生物は

「おむすびという
白くてころころで
おいしいもの」を
捜し歩きます。

日向ぼっこする老夫婦、
おいしいものを食べて
笑顔の女子学生、

じゃれ合う親子猫、
電話で何か安心してたり
楽しく動画を見る人……

「大丈夫」の種類も
いっぱいありますが
彼が求めるものは
見つからず……。

ふと足を踏み外して
塀から落ちてしまい、

転がりながら道端に
落ちてるものに
ぶつかって止まります。

目線の先には捨てられた
スタンドミラーがあり、
自分の姿を見て……

白くてころころ
=自分と発見します。

その後、硝くんの家の
ベランダに来た際に

硝「おまえ……
名前ある?」

「おむすび」

硝「うわ
喋った!」

あわてて「にゃん」と
鳴いてごまかす……。

謎生物に名前が
ついた回でした。

生みの親なのに
芦川さんを餌を
横取りする悪い奴と
思っているのか……。

第141話は
秋の話。

「夏暑い!!
から急に寒くなり、

また暑いよ!!からの
気付けば冬……」という
会話からの

芦川
「なーんか秋って
あったのかしら……
みたいなね……」

もね「……秋
あったよぉ!」

というわけで
金木犀彼岸花など
秋らしさを挙げて
いく二人。

スーパーで虫の声を
再生してた=人工の音は

もね「なんか虚しく
なりましたけどね」

芦川「な……何故!?」

コレは人それぞれ……。

もっと単純で
納得のいくものは……と
二人で考えて

芦川
「ピクニックに
行きたくなる時期ね!」

もね「エアコンなし
Tシャツ下着で
快適に寝れる時期!」

(恥ずかしくなるもね)

芦川「……それだけ
秋を感じる物事は
沢山あるよって
事で」

芦川さんにフォロー
されます。

そして今一番の
魂の叫び……

秋ーーーー!!!!

はやくきて
くれーーーっ!!!!

続きます。

 

榛野なな恵『Papa told me』その42(13巻感想4)

第4話は
「スノー・クリスタル」

知世ちゃんの叔母、
ゆりこちゃんと
同僚たちのお話。

メインは経理
大滝さん。

(今日 宇宙が
一つ消滅した)

というモノローグから
始まります。

知世ちゃんが朝食時に
お父さんと

「仕事の都合で今日の
夕飯はゆりこちゃんの
ところで」と会話
してるのは伏線。

その頃、大滝さんは
TVのニュースで

推しのタレントが
結婚したことを知り
落ち込んでいました。

ゆりこちゃんは部下で
大滝さんと仲良しの
小庭さんから事情を
聞きます。

・しかもその日は
彼女の誕生日。

・お祝いにと予約してた
レストランが食中毒で
営業停止に。

・更にその結婚の件で
同僚にウザ絡みされる。

何とか励まして
あげようと

ゆりこちゃん
「うちに来ない?

今日姪っコ預かるので
何かおいしいデリバリー
頼もうと思ってたの

みんなでパーティ
しよう!」

というわけで知世ちゃんも
パーティに参加。

会話の流れから
大滝さんが誕生日と
知って

知世ちゃん
「何かあげたい!
何が欲しいですか?」

大滝さん
「“芸能ニュースが
目にも耳にも入って
こない場所”かな」

知世「じゃー……
陸地を離れて
クルーズ船とか
いいかも!」

大滝さん
「ああ本当
それは最高」

単なる微笑ましい
言葉遊びのようですが

本作は「すこし
ふしぎ」と表裏一体。

知世ちゃん
「雪が降ってきたから
乗れるかも」

「この船はね
雪の海を行くの!」

大滝さんの目にも
本当に大きな船が見えます。

大滝さん
「……ここ
知世ちゃんの宇宙?」

知世ちゃん
「の ひとつ」

大滝さん
「スケール
大きーなあ……」

「ここに比べたら私の
作った世界なんて
ヤドカリの貝殻
くらいのものだな」

「でも貝殻が無いと
ヤドカリは生きて
行くのが大変なんだよ

それはわかって欲しい」

わかる……!!!!!!!

推しは宇宙の中心。

誰が何を言おうと
大事なものです。

「船」は結局、大滝
さんが見てる夢と
いうオチですが

知世ちゃんも眠って
いるので同じ夢を
見てるのでしょうね。

ゆりこちゃんと
小庭さんの2人で

寝落ち中の大滝さんに
ハッピーバースデーを
歌ってあげるの優しい……。

続きはまた後日。

榛野なな恵『Papa told me』その41(13巻感想3)

第3話は「ウインド
ベロシティ」

第1話に続いて
最近のレギュラーキャラ、
女子高生の斉藤さんと
千田さんコンビのお話。

ミステリアスな
転校生の千田さんは

ふとしたことから
クラスの「女王様」
水上さんに敵視され
孤立することに。

知世ちゃんの近所の
時計屋の娘さん、

斉藤さんは千田さんを
大事な友達と思っていて
……。

ある朝の水上さんの
陰口、

「そんなに引っ越し
ばかりって おかしく
ない?」は伏線。

千田さんは他の女子
からも

海外含めいろんな
ところに行くと
友達沢山できるでしょ、
と言われますが

「できない」と返答。

要約すると

「大きなスクリーンに
映し出される物語を

映画館で1人で観ている
ようなもの」だと
話します。

斉藤さん
(じゃあ 私も
登場人物の一人
なんだな

スクリーンの
中だけの)

それを聞いて
複雑な気分に……。

放課後、自宅に誘い
たかったのに

上手く言えないまま
家に着いてしまい、

店内で嘆いている
ところを知世ちゃんに
目撃されます。

学校のお友達なら
明日も会えるのに、と
不思議がる知世ちゃん。

「でも突然 
転校してきた時
みたいに また急に

いなくなっちゃう
ような気がして」

知世ちゃん
「それは……
風の又三郎ではっ!?」

強い風の日に現れて
強い風の日に去って
いく男の子の話、と
あらすじを説明すると

しゅんとする斉藤さん。

慌てて風つながりで
メアリー・ポピンズ
かもとフォローしますが

どちらも風と共に
去るキャラ……。

その頃、千田さんは
帰り道にモノローグ中。

(別れは悲しくないし
意地悪も気にならない

それはあなた達の
物語だから)

(私の心は
遠くに

風の向こうにあって
誰にも触れられない

……誰にも?)

家に戻ると、火山学者の
両親が「イタリアに
行こう」と告げますが……

「行かない」

人生楽しそうな親御
さんですが、

気になる火山を
見つけるごとに

移動や引っ越しに
つき合わされたら
そりゃ達観した
性格にもなる……。

※会話からすると
親子仲は良さそうです。

翌朝、斉藤さんは
千田さんを見つけて

「良かったぁ!」

又三郎話を真に
受けていた……。

続きます。

西修『魔入りました!入間くん』その107(41巻感想5)

入間くんは現在、
昇級試験「スカーラ」の
最中。

試験官役のメフィスト
様子を見に来たところ……

メフィスト
(なんだろう これ)

・国を作るという試験内容で
何故か学校ができていた。

・その後農場もできていた。

どういうことか
問い詰めようとしたら

・自分の顔のイラストが
入った野菜のパッケージや
大量のグッズを見せられる。

メフィスト「何一つ
わからないんだけど!

一個ずつ!
順番に説明して!」

人参食べて美味しいと
言ってる顔が可愛い。

※この土地の管理者なので
メフィスト印の」と
書かれている。

何でもお見通しって
感じにスカしてたキャラが
戸惑ってるのは楽しい
ですよね。

しかしムンムさんが
本心を語り出すと
真剣な顔に戻ります。

長いので要約しますが

多耳族の価値は
聴力にしかないと
思い込んでいた、

そうではないと応援
してくれる声を
聴き逃してきた……。

「ノヴァのおかげで
己の過ちに気づく
ことができました」

「イルマ様
私たちにノヴァの声を
届けてくれて

本当にありがとうござい
ました……!」

深々と頭を下げる
ムンムさん。

メフィストの予定とは
大きく違いましたが

「これ以上ない
回答だと思う」

「これは全て君の
思惑通りなのか?」

入間
「僕は ただーー

多耳族の未来も
ノヴァくんの夢も
全部拾いたい

全部を諦めたく
なかっただけです」

その言葉に、かつて
魔王になる前の
デルキラに拒絶された
過去を思い出すメフィスト

「キミは……なにも
捨てたりしないの?」

入間「はい!
僕は なにも
捨てたりしません!」

泣きそうになってる
メフィストの顔が
素晴らしい……!!

か弱い希少種、多耳族の
中でも更に「弱者」の
ノヴァにしたことが

高位悪魔=強者である
メフィストの救いに
なってるというのも
素晴らしい。

メフィスト
「そっかぁ
ははは これは
まいった」

さりげなく道案内が
欲しい?と尋ねて

入間「欲しいです!
いっぱいあちこち
行きたいですし!」

「わかったよ」

熱く語る入間くんに
満足そう。

どうやら試験はこれで
合格できるかも……?

※できるとは言ってない。

続きはまた後日。

西修『魔入りました!入間くん』その106(41巻感想5)

間が空いたので解説:

学校を作る計画が
大人たちの反対で潰され、
落ち込むノヴァ。

入間くんは彼を
励まそうとして
ノヴァの作った
人参にかじりつき

「ノヴァくんの頑張りには
絶対に価値がある!

だってほら!
この人参だって
こんなにおいし……」

(忘我の境地)

第363話では
アズくんとクララが
同じ反応。

人参食べたら
宇宙が見える……!?

アズ「どの
高級レストランでも
このような味は……
驚きです……」

絶賛されても今一つ
半信半疑なノヴァ。

入間
「この人参を使って
多耳族に大きな利益を
出せないかなって……」

というわけで
計画開始。

一方、他耳族の長老的
存在のムンムさんは

ノヴァにひどいことを
言ってしまったと
落ち込み中。

しかし誰かが
言わなくては
いけなかった、

(どれだけノヴァに
憎まれようとも
私は役割を全うする……!)

そう考えている
ところに謎の美女が
来訪。

「人参一本
くださるかしらぁ?」

驚いてるところに
入間くんが挨拶。

「いらっしゃいませ!
アムリリス様!」

さりげなく高位悪魔の
13冠だと説明します。

アムリリス
「息子が美味しい
人参があるって
言うから
お買い物にきたのん♡」

早速クララが丸焼きの
人参を差し出し、

一口食べたアムリリス
お供の執事ダヴィデにも
食べさせて

アムリリス
「買います」

提示した値段は
かなりの高額。

ダヴィ
「ゆくゆくは
アスモデウス家と
提携している

レストランにも
卸したいですな」

アムリリス
「手始めに
レストラン
“オタケビ”で」

超美味と評判の
幻のレストランだと
入間くんが雄叫びの
勢いで解説。

ダヴィデが元オタケビの
従業員とわかって目を
輝かせる入間くんと

焼きもちを焼くアズ
くんが可愛い。

それはそれとして
この人参はノヴァが
魔力で育てたこと、

ものすごい価値が
つくものだと
皆に伝わった上で

ノヴァ
「お金がたくさん
稼げれば!

もう多耳族みんな
偉い奴に使われなくても
生きていけるよなぁ!」

新たな未来を提唱し
旗を掲げるノヴァ。

涙するムンムさん。

私も泣いたよ……。

「ここに多耳族のための
多耳族農場〈ファーム〉を
作ろう!」

続きます。