昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

原作:菅野文/漫画:阿倍川キネコ『薔薇王の学園』その13(2巻感想10)

27限目は春休みにアンが
古巣のトップオタ科で
強化合宿の指導をする
お話。

「在校生なのに
伝説のOBみたく
なってるな!?」

なおエドワードも
合宿に参加するよう
言われます。

エドワードがツッコミ
続けている……。

合宿にはエドワードの
強火オタ(男)もいて
暴走する彼を止めたのは
バッキンガム。

チェーンつき手錠を操る
中学生……さすが監禁グ
イカーだ(違)

バッキンガムが合宿に
いるのはリチャードの
朗読会に自分の脚本が
選ばれ、

とてもクールを装って
いられそうにないので

「このさい めちゃくちゃ
応援することにしたんだぜ!」

腹黒ショタの珍しい
無邪気な顔が可愛い。

アン「言っておくけど
トップオタ科の
特訓は過酷よ?」

モブ「へへっ……
キングメイカー科の
ひょろひょろ坊やに
耐えられるかな?」

モブたちの作風が違うのが
じわじわきます。

「おなかから
声が出てない!」は
ガラスの仮面

ペンライトのオタ芸は
新條まゆ『覇王愛人』
謎カンフーが元ネタ。

スケバン刑事ネタといい、
さすがパロディの名手、
流れるように畳み込んで
きます。

本来大人しいキャラの
アンの意外な一面……。

そういえばオタ芸って
最近聞かないけど
まだやってるのかな?

銀魂での新八率いる
寺門通親衛隊の

「うりゃほい」ダンスも
もう20年くらい前
ですよね……。

アンと愉快なオタたちに
振り回されたエドワード
&バッキンガムですが

なんだかんだ合宿の
成果はあって

(リチャードの朗読会)

リチャード
「この暗黒の世界を
照らす光ーーー」

アンたち
「「まぶしすぎーっ!!」」

リチャード
「血まみれの朝」

アンたち
「「おっはようござい
まああああああああす!!」」

このコール&レスポンス、
シリアス台無しでは?

まぁ(後ろのイーリー
先生含め)楽しそう
だからいいのか……。

なおエドワードの頑張りを
見たトップオタ科の間に
ファンも増えて
めでたしめでたし。

続きはまた後日。

ところで最初に春休みの
予定を訊かれたエドワードが

ナチュラルに子エドとアンと
一緒に出かけるつもりなの
いいよね……(和み)

原作:菅野文/漫画:阿倍川キネコ『薔薇王の学園』その12(2巻感想9)

祝!!菅野先生の新作!!

ダークファンタジー
『冥界の柘榴』が
チャンピオンクロスにて
web連載開始!!

『薔薇学』26話冒頭は
エドが人気アイドル・
ボーナ姫のTV番組に出演
してるのを

苦々しい顔で眺める
リチャードと心配顔の
ジョージから。

いつもの調子で女性を
口説く兄に、更に表情を
険しくするリチャード。

遂にはTVを消して

リチャード
「……あの男はもはや
王ではない ただの
ローチューバーだ」

ジョージ
「実の兄をあの男
呼ばわりは 辛辣すぎる
からやめてくれ……」

薔薇王学園の「王」とは
学園のNo.1アイドル。

しかし最近の兄エド
配信のネタ集めや編集で
ボロボロになったりと
幻滅する姿を晒していて

リチャード
「このままではキングの
座が汚され 父上の
評判が貶められかねない」

兄の心配をしてあげて……。

ジョージもアイドルより
彼女を選んだため、
王にはなれません。

ジョージ「じゃあ
お前がキングに
なればいいじゃん」

ジョージは早速、
笑顔の練習をしようと
言い出しますが……

(何とも言えない顔)

ジョージ
「アカーーーーン!!
死んでる!!心が死んでる!!」

表情自体はシリアスな
原作再現なのがまた……。

ジョージ
「お前だって子供の頃は
屈託ない可愛い笑顔を……」

(見た覚えがない)

もしかしたらと子供の
頃からの保護者
=ケイツビーを連れて
来ます。

ケイツビーもリチャードは
あまり笑うことがなかったと
証言しつつも

ケイツビー「ですが私の
いないいないバーには

可愛らしい笑顔を
お見せになって
くれましたよ」

リチャードが「いない
いないバー」の単語に
反応して、既に笑いを
堪えてるっぽいので

ジョージが「俺にも
見せてくれ」と頼みます。

ケイツビー
「いないいない バー」

ジョージ
「真顔て お前……」

そっちに驚いてると
まさかの……

リチャード
「バ……カ もう大人……だ
笑う……わけ……んんっ……」

笑顔のリチャードも
可愛いし、嬉しそうな
ジョージにもほっこり
しました。

リチャードは素直な
笑顔こそあまりないけど
表情は豊かだよね……。

続きます。

『吸血鬼すぐ死ぬ』吸血鬼マイクロビキニ

『魔法医レクス』第5話の
ビキニアーマー患者回を読んで

ビキ兄の姿が脳裏に
浮かばなかった人が
いるだろうか(反語)

患者の彼も、美学を
語る台詞はビキ兄と同じ
フォントだったので
意識はしてるはず。

というわけでビキ兄の話。

初登場は5巻52死
「渚の帝王様」

CVは安元洋貴さん。

彼に噛まれるとマイクロ
ビキニ姿になる&
洗脳支配を受けます。

性格は傲慢で尊大。

しかし力の源のビキニを
取られると、途端に弱体化。

メンタルも脆く、
兄弟以外の前では
恥ずかしくてカラオケで
歌えなかったり、

困ったことが起きると
普段「愚兄」呼ばわり
してるのに

「助けて兄さん」と
泣き叫びます。

そのギャップがいいんだ……。

(三人兄弟で兄は
野球拳大好き、
弟は下半身透明)

そもそもなんで
そんな恰好なのかと
いうと

「私のビキニは
支配者の礼装であり
征服の戦闘服だ!!」

(11巻131死)

「機動性に優れ
必要箇所は防御!!

気高きこの装備を
世界に広めるのは
我が使命だ!!」

(17巻209死)

という美学を抱いて
着てるので、変態
呼ばわりされると
怒ります。

実は友達がほしいと
思ってるらしく

16巻188死
「服は異次元から
出てくる」では

吸血鬼の催眠のせいで
ロナルドのファッション
センスがおかしくなり、

元に戻すため仲間たちが
奮闘してると

通りすがりのマイクロ
ビキニに感化されて
ロナルドがビキニ姿に。

マイクロビキニ
「これは……新たな
ビキニストの気配!!」

ギルドに入ろうとしても
追い払われてしまい、

「くそっ……そんな……
せめて……せめて
君の名は!!」

「帰れ!!」

仲間が欲しかったん
だね……(慈愛の眼差し)

8巻88死
「新横浜に月はまた
昇るか?」では

未熟なミカヅキくんを
馬鹿にしてたのに

彼が対策のために
最初からビキニを
着てたとわかると

「自らビキニを
着こなす者に
敬意を示そう」

と、帽子を脱いで
握手します。

(そして一撃喰らって
倒される)

最大の謎は時々
出てくるビキニ御殿と
その下僕たち。

あれは何なの……?

(13巻153死とか
22巻272死の
ビキニパレードとか)

元三大介『魔法医レクスの変態カルテ』その5(1巻感想5)

第5話はビキニ
アーマーの話。

冒頭、ベルマが露出の髙い
服を着ていて

レクスから医療従事者の
格好じゃないと怒られる
前フリから。

そしてやって来た患者の
マントの下は……

→男ビキニアーマー

ベルマ「ウワーーーッ
露出狂(ヘンタイ)!?」

変態呼ばわりされても
自覚なし。

患者「男がビキニ
アーマーを着たら
何か問題でも?」

ベルマ「んっ!?あれ!?
俺が間違ってんのか!?」

オラついた言動のキャラは
何故かツッコミ役
=常識人ポジにされがち。

例:不死川実弥

レクス「こ……個性的な
装備だね……」

レクス先生は優しい……。

なお戦闘中以外はマントで
隠してるので職質等は
問題ないらしい。

※名前は最後まで
出ませんでした。

診察の結果は気管支炎。

体を冷やさないようにと
言われて

患者「毛皮のマントに
変えるかぁ……」

レクス「いやビキニ
アーマーをやめて
ほしいかな」

患者「絶対に嫌だ!!!!」

以下、熱い語りが続く
かと思ったら

レクス「手短に
お願いしていいかな?」

→防御よりスピードを
取って無敵になりました。

レクス「でも風邪は
引いちゃったんだよね?」

患者「…………はい」

インナーは着てほしいと
言われても

患者「そんなの俺の
ビ学に反するっ……ッ!」

多分「ビキニアーマー
美学」略してビ学かな……。

そんな感じで言うことを
聞いてくれません。

ベルマにからかわれて

患者「クソっ
いつもそうだ

同じだけの露出度でも
女は歓迎されて
男は変態扱い!」

この患者はエルフ=
美形だからまだ見れる
けどさぁ……。

患者とベルマが
言い合ってると

レクス「体の冷えからくる
病気は男女関係ないよ!
防寒対策はちゃんと
しなさい」

どんな趣味嗜好も
否定しないのが今時の
風潮だなって……。

なお

レクス「医者としてはそんな
防護性も防寒性も乏しい
装備は

今すぐ販売禁止に
なってほしいのが
本音なんだから……ね?」

ベルマ「医者の本気の
恨み言 大人げねぇ~……」

その後、人助けをきっかけに
カイロ的な装備と協力者を
手に入れてめでたしめでたし。

(ただし一度捕まるオチ)

続きはまた後日。

西修『魔入りました!入間くん』その81(38巻感想4)

入間くんたちはゼゼくんの
紹介で、彼の兄で人気
作家のゾウイに会える
ことに。

※ゾウイは愛の言葉
(文字)が力になるため、

ゼゼくんは前もって
3人に手紙を書かせて
います。

魔界のことに疎い
入間くんはともかく

マーニー
(サインが欲しい!
握手もしてほしい!)

シルビア&マーニーの
2人は内心でテンション
上がりまくり。

ゾウイ「お化け屋敷と
いう企画のキャラと
ストーリーを作って
ほしいんだったね」

シルビア(あれ 
冷静に考えてみると……
ゾウイ先生にこんな
お願いするなんて

めちゃくちゃ畏れ
多いことなのでは……!?)

途中で青ざめる
シルビアですが、

ゾウイ「いいね!
やろうか」

ゾウイは乗り気で
企画を褒めたり、
タイトルも考えて
くれます。

ゾウイ「作家ゾウイと
狂画家ビームの
恐怖屋敷」

シルビアとマーニーが
大喜びする中、

納得いかない感じを
全身で表す入間くん。

確かにとてつもない
お化け屋敷は完成する
だろうけど

入間「それだと誰も
“魔具研“(ぼくら)の
名前を覚えてくれないん
です……!!」

押しかけた上に
お願いまでして申し訳
ないと謝った上で
断る入間くん。

ゾウイ「そうかい
……残念だ」

「あと少しで最高の
企画が すべて
僕の手柄(もの)に
なったのに」

衝撃を受ける3人。

クリエイターのしたたかさと
狂気をたっぷり披露
した上で、

彼なりに真摯な
アドバイスをくれます。

ゾウイ「“手紙“を食べた
僕には分かる……
キミたちは

今の自分に満足
してると嘘を
ついている」

この台詞は後の
伏線にもなります。

3人が帰った後、
事情を聞いたゼゼくんは

※元々「面倒くさくて
おススメはしません」と
言ってた。

ゼゼ「兄さんと話すと
影響を受けすぎる
悪魔もいるから
心配なんだが……」

ゾウイ「せめて
僕に直接会いに来た
度胸の分は

お土産をもたせた
つもりだよ」

続きはまた後日。

ゼゼくん一家と
能力に関しては
28巻に出てますよ♪

ところで

ゾウイ「創作者
(クリエイター)に
とって“賞賛”は

どんな物より得難い
“ご馳走“だから」

これは真理なので
好きな作家さんには
愛を惜しまぬように……。

西修『魔入りました!入間くん』その80(38巻感想3)

第334話冒頭では

他の師団(バトラ)も
含めて

・どこも人員不足。

・助っ人の中で最も
求められるのは建築士

という説明の後、皆に
追いかけまわされて
不機嫌MAXの
アガレスくんが登場。

※土でも木でも地面でも
何でも組み上げる能力で
森に城を築いた実績あり。
(13巻)

協力を依頼しようと
思っていたアズくん&
クララも言い出しにくく
なり、

アズ「鉄板は
“報酬”だな」

彼の欲しい物と
引きかえにしようと
提案してると……。

ガープ「…………
えーと……何してるで
ござるか?2人とも……」

ヒント:クララの家系
能力は、見たものを出せる。

ベッドの下敷きになる
アズくんはお約束でも、
その上で布団に入ってる
クララ……。

事情を説明するシーン
での「反省」の文字を
首から下げてるクララの

ちょっと不満そうな顔が
可愛い。

2人の必死な頼みに

アガレス「なんで
断られる前提なわけ?」

1コマで14行も
喋ってる……!

アガレスくんの台詞を
ガープくんが要約します。

「我々は同じ問題児
(アブノーマル)」

「大事なお仲間では
ござらんか!!」

それを聞いたアズ&
クララの表情が
素晴らしい……!!!

その頃チマちゃんは
姉ケロリのもとへ。

舞台装置のアドバイス
求めたら、アクドルが使う
本格的な機器が届いた……。

青ざめるチマちゃんに
男前なお返事が。

ヤバシくんも親戚の
マルバス先生に、

シネルも魔術開発
師団へ。

借りたデータで学校中を
巻き込む騒ぎを起こして

約一年後にまた協力を依頼
する面の皮の厚さ……。

師団じゃない人たちの
力を借りてもいいんだよ、と
描かれた後、

入間くんたちに話の
中心が戻ります。

(怖い)絵のモチーフになる
キャラと物語が要る、と
聞いたゼゼくんは

ゼゼ「レッツ
デッサン!!」

自分を描けと自信満々に
ポーズを取りますが

シルビア「ゼゼくんはっ
タイプじゃない!!」

(吐血して倒れる)

ゼゼ「突然の
言葉のナイフ」

※愛の言葉で力を得るので
逆だとダメージを受ける。

言葉のあやとはいえ、
何度傷つけられても
協力してくれるゼゼくんは
天使……。

続きます。

椿いづみ『月刊少女野崎くん』その20(16巻感想4)

お題箱は三つあって

「メイン小物」
「ジャンル」
「誰と」が書かれたもの。

中から一枚ずつ引いて
即興で劇をするルール。

野崎くんがわくわく
しながら見学してると、
無理のありすぎる設定が
出てしまい……

野崎「えっ……!!!
いきなり食い合わせ
悪くない……!!?」

→強引に演じる。

こういうのは大真面目に
やるほどシュールな
面白さが発生するのですが

(男子部員二人なのに)

寝不足の腐女子の妄想
みたいになったのは
何故……?

堀「なめこの個性
薄くねぇかぁー?
それじゃただの
キノコだぞー」

この台詞、じわじわきます。

堀先輩は進行役でしたが
鹿島くんが名前を
書いた紙を入れたので
演じる側に。

一緒に演じたかった&
演じてるとこ見たかったん
だろうなぁ(ほっこり)

しかし結局は組み合わせ
次第なので

堀(つまんなそう……)

鹿島くんの愛はいつも
空回り気味……。

「ジャンル」の箱から
「一目惚れ」、
「ノンフィクション」と
書かれたお題が出てきて

鹿島くん、女子部員、
堀先輩から野崎くんまで
挑戦してみますが
やはり斜め上の展開に。

野崎「したことはないが
その道のプロだ!!!」

堀「我が子が初めて
歩いた瞬間の表情
(かお)……?」

最終的に一番リアルかつ
ノンフィクションな台詞は

堀「演劇部に入らないか!!?」

(ですよねー)と読者が
オチに納得したところで
鹿島くんが持って行きます。

相手にどれだけ意識させる
言動をしても、本人が
気付かないのはラブコメ
お約束。

鹿島くんの演技の
レパートリーが最近
増えた理由は……。

みこりんが楽しそうで
何よりだよ……。

第153号は近年流行の
ジャンル「溺愛系」に
野崎くんが挑戦してみる
話。

まず前フリに「溺愛系」の
説明と、野崎くんの
作品とを比べてみて

みこりん
「とりあえず鈴木には
よしよし可愛い守ったる♡
度が足りない!!」

→甘い言葉を言いつつ
弟(柔道部部長)を
お姫様だっこ。

真由くんの反応も
どうかしてますが

2人のCVを知ってると
更に愉快になれます。

※野崎くん=中村さん、
真由くん=杉田さん。

続きはまた後日。