昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『ZOIDS(ゾイド)』その76(65話感想1)

デススティンガーと
フィーネがバンたちの
前から消えた頃、

復活シャドーは
レイヴンを攻撃中。

レイヴン「お前に
殺されるなら本望だ」

シャドーの頬を
撫でるレイヴン。

「お前が生きていた
だけで嬉しい。
それだけで十分さ」

涙ぐむレイヴンは
超貴重シーン……!!!

倒れたレイヴンを見て

プロイツェン
「どうしたシャドー、
とどめを刺せ」

しかしシャドーは
命令を拒否、
プロイツェンに
向かってくる。

「バカが……」

岩に叩きつけられる
シャドー。

プロイツェン
「私に逆らえる者など
いないのだ。この私こそ
真の支配者なのだから」

そこにフィーネが
洞窟内に現れます。

「来たな。古代ゾイド人の女。
これで全てのコマは揃った」

同じ頃、バンたちは
動揺していましたが

ライガーの吼える声に

トーマ「バン、ジークが
呼んでるんだ、お前のこと」

バン「フィーネがどこに
行ったか分かるのか?」

ライガー(INジーク)が
頷き、バンを乗せて
駆け出します。

トーマとジークが結構
仲良しなのがここで
活かされるのがいい……。

フィーネが洞窟内で
目を覚ますと

プロイツェン
「お目覚めかね、
フィーネ」

ここで初めて名前呼び。

洞窟内には倒れてる
シャドー、レイヴン、
リーゼ、スペキュラの
姿が。

「気に留めることはない。
単なるゴミだ」

「我が名は闇の支配者
ダークカイザー」

フィーネ
「プロイツェン、
目を覚ましなさい」

やっとツッ込んでくれる
人が来た……!!

直後に吹っ飛ばされる
フィーネ。

「どうやら勘違い
してるようだな
古代ゾイド人。

私は既に人間などという
下等な生き物ではない」

さっきリーゼとレイヴンに
「惹かれあってるようだな」
とか恋愛脳発言しといて……。

それはそれとして

「私はこの星の
最強ゾイドとなった」

フィーネ
「デスザウラーの
ゾイドコア……!」

笑うプロイツェン。

ぬりかべ異形の姿は
デスザウラーのコアと
合体してるからと
種明かし。

その頃バンは、ライガー
フィーネの元へ急行。

トーマたちはハーマン
大佐に連絡してフィーネの
ことを報告します。

続きます。

原作:三条陸/漫画:芝田優作『勇者アバンと獄炎の魔王』その24(11巻感想4)

バーンたちの
予想は当たり、

パプニカでは国王が
マトリフを深く信頼し、
相談役に抜擢しようと
いうのに不満を抱く人物が。

王からは一蹴されますが……。

ベンガーナ王国では
大臣が(台詞は要約)

「魔王軍との戦いで
他国が疲弊した今こそ
軍備を増強しろ!」

侵略戦争を始める気
満々でいると

城勤めの鍛冶屋から
ブン殴られます。

「てめぇらそれでも
赤い血の通った
人間か!?」

「心底から……
愛想が尽きたぜ!」

ポップ父・ジャンク
キターーー!!!!

そのまま城を去って
行くジャンク。

家の前で身重の嫁に
何て言おうか、扉の前で
うろうろしてるの
可愛い。

しかし事情を聞いた
嫁は笑顔で一言。

ティー
「今度生まれてくる
私たちの子供は

“武器屋の息子”ね
娘かもしれないけど」

故郷へ戻り、村一番の
鍛冶屋になると
誓うジャンク。

ところで

「駆け落ち同然で
結婚しちまったんだぞ」

そこ詳しく(真顔)

カール王国では
フローラ姫がアバンと
結婚するよう、周囲から
勧められていました。

相思相愛ではあっても
政治的理由が強すぎるし、

何よりアバンが表舞台を
嫌う人なのは姫が一番
わかっていて……。

その頃アバンは
マトリフの手紙から
自分の予感が

当たりつつあることを
実感していました。

アバン
「新たな動乱が
始まるかもしれない……
下手すると人間同士の……」

そんな中、ヒュンケルは
マイペースに一人で
剣の稽古。

フリルシャツ姿とは
なんと貴重な……!
(ありがとうございます)

アバン
「……一向に懐いて
くれませんねぇ」

執事ドリファン
「お勉強が嫌なのでは
ないでしょうか?

ヒュンケル様は
戦いの稽古が
したいようですよ」

折角平和になったのだから
戦いとは無縁な生き方を
してほしい、と話す
アバンでしたが……

ドリファン
「親心というのは
なかなか子には
伝わらないものです」

ドリファンさんが
いてくれて良かった……。

この時点で二人きりだと
気まずすぎる……。

ヒュンケルを探しに
行ったアバンは
謎の剣士に勝負を
挑まれます。

???「旅の剣豪……
といったところか」

続きはまた後日。

原作:三条陸/漫画:芝田優作『勇者アバンと獄炎の魔王』その23(11巻感想3)

間が空いたので
解説すると

アバンが魔王ハドラーを
倒したその後が描かれ
はじめます。

43話冒頭では
今は精神体だけの
ハドラーが、大魔王
バーンに初お目見え。

復活した後の
「新生魔王軍」編成の
準備は進んでるかと
バーンに訊ねられます。

妖魔師団長(ザボエラ)は
確保したので

ハドラー
「次は百獣魔団
確実に戦力になれる
猛者に心当たりが
ございます」

シルエットだけですが
クロコダイン出た……!
歓喜

バーン「任せる
余からも何人か
適任者を与えよう」

ハドラーの傍らにいる
ミストバーンを紹介し、
魔影軍団長に推挙します。

※何度も顔合わせて
ますが、ここでやっと
名前を知るハドラー。

そしてもう一人、と
「死神」キルバーンを紹介。

「その姿を見た者は
すなわち……

もう余にとって
不要であるという
ことだ」

失敗したらこいつが
送られてくる、と
暗に脅します。

ハドラー
「バーン様に
そのような失望は
させません!」

そんな感じでしっかりと
上下関係を叩き込まれて
謁見は終わります。

キルバーン
「いやあ 初々しかった
ですねぇ 地上の魔王君」

ピロロ
「めっちゃブルって
たよね!」

バーン
「いや かなり
堂々としたもので
あったぞ」

なんか楽しそうに
軽口叩き合った直後に

キルバーン
「魔王が死んだと
思ってますからねぇ

人間どもの小競り
合いが始まるんじゃ
ないですかぁ?」

人間界はこれから
荒れる、と不穏な
会話が……。

実際その通りに
なるのですが

ひとまず勇者
パーティのその後が
描かれます。

故郷に戻り、赤ちゃん
マァムを抱きしめる
ロカ&レイラに
涙出ました……。

魔王軍との戦いの間、
マァムはレイラ父
(ネイル村の僧侶)が
見てたんですね。

マトリフはパプニカで
集中治療。

周りを見知らぬおっさん&
じいさんで囲まれて
身動き取れない状況って
キツいな……。

そしてアバンは故郷の
屋敷にヒュンケルを
連れて行きます。

執事のドリファンも
いるので、三人暮らしに
なりますね。

ノローグの

(その後……
この四人が同時に
顔を揃えることは
もう二度となかった……)

が、切ない。

続きます。

井上まい『大丈夫倶楽部』その33(7巻感想6)

第120話は
髪型の話。

好きなアニメキャラ
「えりえり」に憧れて

一時期お団子頭に
していた硝くん。

今度は翠ちゃんの影響で
インナーカラーを
検討しますが

彼女の髪色は別に
こだわりでも何でも
ないと知ってやめます。

クラスメイトから
「お団子頭しなく
なったね」と言われて

「えりえり」の話を
すると

「あれってエリエリ?の
マネだったんだ」

と、笑われます。

硝(俺ってずっと
誰かのマネ
ばっかりだ……?)

硝くんが落ち込んでると
お母さんはそんなに

インナーカラーを
入れたかったのかと
勘違いしますが

硝くんの悩みは
「次の髪型が決まらない
マネしてばかりじゃ
ダサいかも」

なんだそんなこと、と
一蹴せずに

何故えりえりの髪型に
してたの?と硝くんに
訊ねて、

自ら答えを見つける
ように仕向けます。

硝「えりえりみたいに
勇敢になりたかった
から……」

その上で、髪型を
真似するにも
理由があるんだから

お母さん
「だったら今は
マネっこで
いいじゃん」

硝「でも……
俺いま……
自分もマネも
どっちもなくて……」

お母さん
「じゃあ素のままで
よくない?」

硝(その通りだあぁあ!!!)

その後学校で、
マネだと言った子に
改めて説明します。

硝「あの頃は特別
頑張りたくて
憧れの人の髪型を
借りてたんだ」

お団子頭の時期、
硝くんは不登校気味
でした。

だからこそ推しを
身近に感じるもの
=髪型が必要だった
わけですが

「もう今はなくても
平気」になったのは
彼の成長の証。

ここまででも
充分いい話なのに

「分かるよ 私も
このヘアアレンジ
今の推しとおそろに
してるし」

同意してくれる
クラスメイトも
優しい子だし

素のままだとお母さんと
髪型が似てると気付いて

硝「かっけー人と
かなり似てるかも」

そう言えるのも実に
いい親子関係だなぁ
(ほっこり)

第121話はもねが
弟の九くんから
沖縄土産をもらう話。

海洋学科を目指してる
だけあって

美ら海水族館
話になると

もね「無限入る
無限ッッ」

そこから旅行話になり

鹿を見るためだけに
奈良に行ったと聞いて

感心してくれる
九くんはできた弟……。

続きはまた後日。

井上まい『大丈夫倶楽部』その32(7巻感想5)

第118話は
硝(しょう)くんと
翠ちゃんの話。

以前「空飛ぶイルカ」の
話を信じてくれた
翠ちゃんを慕う硝くん。

※実は風船でした。

翠ちゃんの方は
塩対応なのですが

硝(ひ ひどい
けど そこが
カッケ~……っ!!!)

翻弄されてかえって
憧れが強化される……。

硝くんは一時不登校気味
だった頃、TVアニメの

『アポルエオン』という
作品に元気づけられて
いました。

その中の「えりえり」
という敵側の少女に
憧れていたのもあって

ミステリアスで我が道を
行くスタイルの女の子に
惹かれるのかも……。

翠「ボクがカッコ
いいって?」

「やめた方がいいんじゃ
ないかなあ」

なんとか憧れの感情を
止めさせたい翠ちゃん。

自分がヤバい子だと
認識させようとしますが

硝「よく知りもしない
内から 決めつけるのって
よくないしっ……!」

お母さんの教育は
素晴らしいな……!

とりあえず今から
しようとしていたことを
続行する翠ちゃん。

取り出したのは
マッチとガラス瓶、
そして母親からの手紙。

マッチの擦り方が
下手で熱がってると
いうことは

燃やすのは初めてと
いうことですね。

※翠ちゃん母は新興宗教
信者で、娘は信者2号と
思ってる。

硝くんはそんな事情は
知る由もありませんが

硝「人の書いた手紙
燃やすなんてひどいし

その上翠も全然
スッキリして
なさそうだし

なんにも
よくないじゃん」

真っ当な意見だ……

翠ちゃんの
結論も

翠「ん~ 燃やした
なぁってカンジ?」

ストレス解消になるかと
思って試してみたけど
意味なかったことなんて
いっぱいあるから!

硝「でも……さ……
よく分かんなくても……

なんか自由で
カッコいいよ
翠は」

翠ちゃんは素直じゃない
ので、おちょくって
返しますが

硝くんはいい子だ……。

第119話はもねと
「芦原さん」が奈良に
行く話。

季節は春。天気のいい日に
もねの家でまったり
過ごしていた2人でしたが

奈良に住んでいた
ことがあると
芦原さんが話したのを
きっかけに

もね「見てみたいなぁ
鹿……」

→突然行ってみる。

これも大人の醍醐味……。

いつかやってみたい
ものです。

続きます。

原作:菅野文/漫画:阿倍川キネコ『薔薇王の学園』その17(2巻感想14)

監督のオールバニ
プロデューサーの兄に

くだらない仕事を
押し付けられたと
不満を隠そうとも
しません。

※映画のタイトルは
『漂流学級
~時空を超えた愛~』

オールバニ
(マンガ原作!!
ダサいサブタイ!!)

主演のボーナ姫以外は
子役の少年ばかりで
演技も期待できないと

野心ある若い監督には
やる気が出ない状況。

リチャード「……ご不満が
おありのようですね」

オールバニ
「私はくだらない
アイドル映画を
撮るために

映画監督になった
わけじゃないんだ」

思わず本音が漏れた
オールバニ
リチャードは耳元で……。

リチャード
「ならば くだらない
アイドル映画を
撮らなければいい」

「貴方にはそれだけの
才覚がある」

リチャードの迫力に
呑まれるオールバニ
でしたが

そう簡単に気が
変るわけもなく、

リチャードと子エド
出番が来ても、
適当に撮ろうとして
いたところ……。

2人の演技に心奪われ

オールバニ
「そのまま まわせ……ッ
カメラを
カメラを止めるな!!」

このシーン、
ガラスの仮面

マヤが端役でアイドル映画に
出演した際、その演技が
評価され、

「無名の足の不自由な
少女」がやけに長く
スクリーンに映っていた

初期のエピソードを
思い出しました。

リチャードと子エド
演技を絶賛する
オールバニ

オールバニ
「きみは本物の役者だ
腐っていた自分を
反省したよ」

「映画監督として
いい作品を撮る
努力をしよう」

素直に心を改める
宣言。

リチャードの方は後で
恥ずかしがってるのが
可愛い。

リチャード
(頑張ってるこの子を
軽んじられて 
少々カチンときたとは
いえ)

(よくもすらすらと
挑発的な言葉を
吐けたものだな)

やる気のない相手に
仕事なんだから
ちゃんとやれ!など
正論で諭さず、

才能があるとおだてた
上で、自分の実力も
見せつけたと書くと
すごい策士だ……。

リチャード、
おそろしい子……!(白目)

※お約束。

『ガラかめ』のマヤは
普段は地味で平凡
ですが、

舞台に立つと別人の
ように化ける設定。

リチャードもそういう
意味では、アイドルより
役者向きなんでしょうね。

続きはまた後日。

原作:菅野文/漫画:阿倍川キネコ『薔薇王の学園』その16(2巻感想13)

31限目はリチャードが
エドと共演で映画に
出演することが
決定します。

マーガレット理事長
「わたくしが
プロデューサーに
推薦しておきました」

全部事後承諾で……。

オーディションこそ
ないものの、書類審査や
映像、写真なども選考
基準になったと説明。

マガ様
「アン氏の資料は
たいへん役立った
ようです」

プロに参考資料として
出せるレベルの
推し活ファイル……(白目)

そしてドアの前に
トラブルメーカーが。

リッチモンド
「あ~らら~
面白い話を
聞いちゃった♡」

映画の話は学園中に
知れ渡り、リチャード
大好きなベスが大喜び
していると……。

リッチモンド
「リチャードの映画
出演は 子エドくんの

“不正な”おねだりで
決まったという噂で
持ちきりだよー!」

→関節技を決めるベス。

しかし、貶めるつもりで
広めた噂も、生徒たちは
コネなんかあって当然と
素直に祝福します。

リッチモンド
「ベスちゃんは
僕も映画に出たら
好きになっちゃう?」

一方、リチャードが
練習場所を探して
いると、

エドとケイツビーが
台本の読み合わせしてる
場面に出会います。

エド
「ごめんなさい
僕のせいで変な噂が
広まって……」

謝る子エド

そしてリチャードに
迷惑をかけないよう、
ケイツビーに稽古を
頼んだと話します。

リチャード
「ケイツビーの演技力は
定評があるからな」

ここは原作通り……。

リチャード
「これからは二人で
稽古をしよう」

この親子のやり取りは
原作でも希少な和み
シーンでした。

もっと沢山あっていい。
(懇願)

嬉しい一方で、複雑な
気持ちで悶々とする
エドも可愛い。

32限目は映画撮影の
シーン。

その前にタイトルや
主役の説明が、
監督のオールバニ
ノローグで入ります。

主演はボーナ姫。

原作では「兄エド
婚約破棄したフランスの姫」
程度の設定しかないのに
本作では大活躍だな……。

※史実ではフランス王
ルイ11世の王妃の妹、
ボナ・ディ・サヴォイア

WIKIによるとイタリア、
ミラノ公に嫁ぎますが
そこでも苦労したようです。

本作では人生楽しんでる
ようで何より……。

続きます。