昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

もとなおこ『リエギエンダ物語』

『リエギエンダ物語』
(91~)は架空の街
リエギエンダを舞台にした
優しいファンタジー作品です。

平成の作品ですが、いい意味で
詩やメルヘンが大事にされていた
昭和の香りがします。

主人公は紅茶雑貨店
「マジカル」の若き店主、
セージ。

ハーブや紅茶だけでなく、
茶器も扱うので「雑貨」も
店名についてます。

老婆の姿になった老猫が
主人の思い出の紅茶を
探しに来店したり、

百年に一度訪れる
甘いモノ好きの星天竜の親子と
夜のお茶会&夜空のお散歩を
したり、

南風の精の少女がやって来て
木の上のツリーハウスに
住んだり、

家出少年と聞いて心配して
「冒険の旅」に同行したら

有名作家の原稿用紙から
抜け出していた
小説の主人公だったりと

メルヘンな1話完結の
エピソードが揃っています。

(セージと南風の精ナンとは
後に恋愛フラグがあります)

セージだけでなく、リエギ
エンダの住人たちは皆
不思議な出来事を受け入れて
います。

本屋の若主人デビッドは
春風の魔法で本が鳥になって
飛んで行ってしまったり、

骨董商のバジルは
手に入れたスノウボールを
追って魔女がやって来て、

中に入ってた男女の魔法を
解いて人間に戻したり、

柱時計から時間ごとに
違うお客が出て来るなど

彼らの持つアイテムから話が
転がることも多いです。

魔女や賢者や竜も出るけど、
ロボットも登場する
わりと何でもアリな世界です。

(ただしロボットの動力源は
落下した星の石)

個人的に「月光銀河」の
川下り祭りのエピソードが
好きです(第16話)

年に一度、川の流れが
月光銀河と繋がり、いつもは
行けない場所に人々を
運んでくれます。

そこは失った人や
夢と出会えるところ。

セージはその祭りの幹事役で
夫と会いたいという亡き老妻の
願いを叶えようとしますが、
夫は頑なに参加を拒みます。

実は「苦労ばかりかけていて
合わせる顔がない」と
思っていためでしたが
セージはある手段で(秘密)

紅茶片手に優しく穏やかな、
時に切ない世界を楽しみたい
人におススメです。

児童文学と紅茶好きには
特に向いてます。

ゆうきまさみ『白暮のクロニクル』その6

7巻は「映画俳優毒殺事件」

須本美和の記事をネタに
したかのようなタイミングで
「羊殺し」をテーマにした
映画が発表されます。

主人公はオキナガの殺人鬼で
オキナガ=悪と宣伝されては
困ると、

魁とあかりは詳細を調べるため
エキストラとして撮影現場に潜入。

つまみ出されそうになるも、
監督から「主演が演技に悩んでる
のでちょっと会ってほしい」
(意訳)と

台本と引き換えに、主演俳優・
数馬涼と話をすることに。

しかし売れっ子なのにすごく
いい人だった涼くんは
魁とあかりの目の前で……。

同じ毒物を食べて苦しんだのに
「どうせ生き返るんだから」と魁に
疑惑の目が向けられた挙句、

既に犯人確定のように
メディアに書きたてられます。

魁が拘留中のため、
今回の探偵役はあかり。

(涼くんの死をきっかけに
後にあかりは一度断念した道に
再挑戦することになります)

更に映画の主演女優・
鈴木なえが実はオキナガ
だったことが判明。

魁をオキナガにした
「血分けの親」竹之内さん
までが不審な動きをしたりと

多数のミスリードを経て
あかりは真相に辿り着きます。

※オキナガは生まれつきと、
瀕死の状態でオキナガから
血を貰って適合し、オキナガに
なるのと2種類いる。魁は後者。

この事件も犯人も「羊殺し」
とは完全に別件。

しかし鈴木なえがオキナガに
なった原因が「羊殺し」と
関係があったりと

一見無関係な事件からじわりと
本丸が近づいてきます。

また7巻では眠ったままだった
章太が目を覚ましますが、
記憶が混濁中。

自分は10才のはずなのに
見た目が20歳くらいに
なっていて、

最新の記憶は横浜空襲のはずが
そこから60年以上経ってて
時代は21世紀……。

この状況で目撃した殺人犯、
思い出せと言われてもな……。

犯人が遺した意味ありげな台詞も
あって「羊殺し」はますます
混迷を深めていきます。

そして6・7巻とも犯人は
オキナガではなかったのに
メディアでは全ての元凶は
オキナガのように書かれ、

彼らに対する世間の目は
次第に厳しくなっていき……。

続きはまたそのうちに。

 

ゆうきまさみ『白暮のクロニクル』その5

大雑把に解説すると

作中の現代日本には
不老不死で日光に弱い
吸血鬼的な存在、

「オキナガ」がいて
人間と共存しています。

主人公はオキナガで
見た目は美青年の
雪村魁を探偵役に

厚労省勤めの人間の
ヒロイン・伏木あかりを
ワトソン役にした
ミステリーものです。

普段、魁はオキナガや
殺人事件の文献を集めた
私立図書館

「按察使文庫」(あぜち
ぶんこ)で司書的な役割を
しています。

住まいもそこで、オーナーで
オキナガの薫子さんと
人間の老執事・実藤(さねとう)
さんと暮らしています。

6巻では内蔵を抉られた
女性の惨殺事件が発生。

魁のもとを訪れた
女性記者・須本美和は

12年ごとに起きる猟奇殺人、
「羊殺し」の事件と
類似していると言います。

詳細は伏せますが、犯人は
自分に疑惑が向かないよう

自分の立場を利用して
「羊殺し」にカムフラージュ
していたのでした。

よくぬけぬけと被害者遺族の
ところに顔出してたな……。

しかしオキナガやあらゆる
人を踏みつけた犯人は
その報いを受けることに。

この後の「映画俳優
毒殺事件」といい、
人間の悪意の方が
よほどえげつない……。

須本美和とほぼ同時に
登場したフリーライター

谷名橋(やなはし)さんも
実にいいキャラです。

自称「殺人研究家」で
按察使文庫の常連さん。

殺人事件や殺人犯の知識を活かし、
魁の捜査や推理に協力して
くれます。

あんまり馴染んでるので
オキナガだったように
錯覚してしまいますが

ちゃんとご飯食べてるので
(あ、人間だった)ってなります。

※オキナガは普通の人間の
食事は、一口程度で
お腹いっぱいになる。

この巻ではあかりの実の祖母が
魁の幼馴染で「羊殺し」の
最初の被害者・棗(なつめ)で
あることも判明します。

ヒロインにしては珍しい
大柄な体格も太い眉毛も
祖母譲りという伏線でした。

『あ~る』のさんごとか
パトレイバーの野明とか

ゆうき作品はショートカットで
元気なヒロインの印象が強いので
太眉という個性も違和感なく
受け入れてました……。

続きます。

『鬼滅の刃』「無限列車編」TVアニメ版その1

第一話だけオリジナル話の
ようですね。

冒頭で煉獄さんがおソバを
食べながらの「うまい!!」の
時点で既に目が潤んでいた……。

原作では「列車に乗り込んだ
隊士たちが帰ってこない」程度の
情報しか出てませんでしたが

TVアニメ版では

・無限列車の事件が
新聞に載っている。

・その近隣のソバ屋さんや
弁当屋さんが事件のせいで
客が来ないと嘆いている。

など、一般の人々の
無限列車に対する反応が
詳しく描かれます。

聞き込みに来た煉獄さんが
売れ残りの駅弁を全部買って
隊士たちの差し入れにしたり、

無限列車を整備している
人たちにも手土産にして
話を聞いたりと
すごく活用します。

整備士の一人が鬼に襲われ、
一度は退けるも、その時の
会話から

鬼は次の標的を煉獄さんに
弁当を売った相手に定めます。

あんな雑魚鬼でも、斬られた
手首が即再生するんだもんな……。

孫娘の方は鬼の存在を
信じず、煉獄さんも
怪しんでいましたが

祖母の方は二十年前、
煉獄さんと同じ姿をした人に
助けられていたと判明します。

同じ顔と髪型、羽織り、
剣を収める仕草まで瓜二つ……。

煉獄さん「それは俺の父です!」

煉獄さんは二十歳なので、当時の
先代炎柱は今とは全く違う
性格だったでしょうね……。

「父に伝えます」と告げて
弁当売りの祖母&孫娘と別れますが
伝わることはなかった……(泣)

仮に伝えていたとしても反応は……、
それを分かってても笑顔で
言う煉獄さんが切ない。

というわけで第一話で
無限列車に乗ってた時の
弁当の出所が判明しました。

「うまい!!うまい!!」

それは美味しいでしょうねぇと
しみじみ……。

次回予告ではファンブックの
「煉獄さんを柱たちがどう思って
いたのか」情報が声付きで出ます。

これ他の柱たちも出るはず
なので、冨岡さんがオチ担当に
なるんだろうな……。

ソバ屋のおじさん、無限列車に
ついての解説役も兼ねてるとはいえ
二又一成さんという豪華キャスト!!

続きはまたそのうちに。

ところで日清コラボの
鬼滅カップ麺がどこにも
見つからない……。

『仮面ライダーエグゼイド』檀黎斗その8

本日10月16日は仮面ライダー
ゲンム、檀黎斗役・岩永徹也
さんのお誕生日です、めでたい!!

『エグゼイド』5周年という
ことは、我が神黎斗がこの世に誕生して
5年……心より感謝いたします。

TV本編43話冒頭では、
黎斗が突然の改心宣言。

黎斗「私は心を入れ替えた」

黎斗「……だから、ここから
出してくれないか?」

永夢「………………」

チベットスナギツネ顔)

貴利矢「永夢、ノせられんなよ~~♪」

貴利矢さんが椅子をくるくる
回転させながらの、おどけた
口調と態度で場を和ませます。

メタ的には前回閉じ込められる
ことが決まった黎斗の現状を
会話でユーモラスに解説した
シーン。

この直後、貴利矢さんが
苦しみだして倒れ

ゲムデウスウィルス再発と
突然緊迫した状況になる
緩急ジェットコースターが
『エグゼイド』らしさ。

今観ると気軽にパンデミック
起きすぎている……。

(というかパンデミック
フィクションの中の出来事でしか
なかったのにな……)

この回は攫われたニコを助けに
行く大我がメインですが

永夢・飛彩・貴利矢・黎斗も
ちゃんと活躍します。

パラドも大我が5年間
苦しみに耐えて戦ってきた
ことを知って

「どうすれば償える……」と
心の痛みを感じています。

そんな中「ゲームエリアに
入れるチートコードを開発
してやるから、ここから出せ」と

二人の命を取引に使う
黎斗の神経の太さ……。

しかしおかげで、永夢と
飛彩も大我&ニコを助けに
行けます。

正宗「どうやってここに?」

永夢「ちょっとした“神業”で」

カギカッコのニュアンスは
指を曲げて表現する大我のクセを
真似てるのがいいんだ……。

この辺は大我&ニコの絆、
大我の本音が描かれたりと
名場面が目白押しの中、

一人、外に出れた喜びで
大笑いする黎斗……。

貴利矢「うるせえよ」

ツッコまれてひょっとこみたいな
変顔まで披露しています。

そして和みから再び
緊急事態へ……。

貴利矢さんがまた苦しみ
出した時、

黎斗の前にコーヒーカップ
ありましたが、すごくくつろいで
たんだ……。

続きはまたそのうちに。

曽田正人『め組の大吾 救国のオレンジ』その3

(原作:冨山玖呂)

第3巻、本日発売です!!

表紙は斧田くん。
彼も結構、上に評価されてて
嬉しい(保護者目線)

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

前巻の続き:大吾が要救助者
二人と共に地下室に閉じ込められ、
溢れた雨水が迫ってくる。

本巻では大吾たちを助けようと
斧田くんが奮闘。
無茶しやがって……!

地下室に居る祖母を助けようと
した孫娘を大吾が追う際、

コンクリートブロックを
地下室の扉に噛ませていたのに

「水圧で粉砕」って……。
(雪が持ってた報告書の一文)

大量の水の勢いって怖い!

怖いといえば回想シーンでの
幼い大吾がプールでよってたかって
溺れさせられてる場面、

目の部分だけ開いてる
紙袋かぶってるいじめっ子
たちがめちゃくちゃ怖い!

メタ的に今後登場する予定も
ないモブなので顔を出さな
かったのでしょうし、

大吾視点の回想なので
顔も覚えてないという
演出なのかもしれませんが

かえって顔が出てるより
底知れぬ悪意を感じる……。

1巻から意味ありげに
ほのめかされていた、大吾の
過去が遂に明かされました。

そして朝比奈大吾登場!!

深い絶望に沈んでいた少年に
1つの目標を示すことで
生きる気力を与えます。

ロッカーに「正」の字が
刻まれていた意味も判明。

ゲームスコアどころか……。

※ホテル火災エピソードの
元ネタは昭和に起きた
「ホテル・ニュージャパン」
火災だと思われます。

アレがモデルだとすると
そりゃ叩かれたろうな……。

でも親父の所業がどうでも
小学生の息子には何の
責任もないから!

今回の雪は現場には出ず
助かった孫娘から
聞き取りをしたり、

他のメンバーと一緒に
文学博士から忍術の秘伝書の
講義を受けます。

何で忍術?と思ったら
以外と消防と類似点があった。

去年(こぞの)博士、
甘粕くんとはずいぶん
親しげなのが気になる……。

今のところまだ本編の肝となる
大災害は発生しておらず、

主人公たちは研修や
現場に出て、経験を積んでる
準備期間中といったところ。

がんばれ若者!!

そしてもっと出てきて
甘粕くん&大吾!!

『吸血鬼すぐ死ぬ』吸血鬼ゼンラニウム

第二話で吸血鬼ゼンラニウムが
登場しました。

黒マントに全裸で、股間
花が満開のおっさんを
CV:大塚明夫さんにしたのは
誰だ!?

あまりに衝撃的だったので
語ります。

ヒナイチちゃんやヨモツザカ所長も
初登場だったのに、全部ヤツに
持って行かれた……。

ラルクは血色悪いのに
ゼンラニウムは人間と変らない
肌の色なのがまたヒドイ(大絶賛)

全裸と植物のゼラニウム
掛けたネーミング。

股間の花はピンク色。
彼が力むと種ができます。

近づくといい匂いがする
全裸同然の身長205センチの
大男……。

出オチキャラとしか思えない連中が
レギュラーになって何度も登場
するのが本作のすごいところです。

変質者スタイルなのに、
性格は意外と温和な常識人。

初登場時に人間を襲ったのは
(植物用の栄養剤を与えた)
ヨモツザカの仕業だと後に
判明しましたが、

アニメでは最初からその
前振りが入ってます。

カフェのハーブティに彼の
股間の花が使われてたり、

彼の細胞が反吸血鬼化薬や
ワクチンにも活用されたりと
何気に人間界にすごく貢献
している……。

研究の協力者ということで
VRC(吸血鬼収容センター)に
自室を与えられて住んでます。

「何故貴様は自分の股間の種を
万能薬だと思ってるんだ」

(意訳)とヨモツザカが
言ってましたが、そう思い込んでも
おかしくないくらい役に立ってます。

彼の眷属コゼンラニウムは
ケツに花と足が生えてる謎の
生物……というか下等吸血鬼。

あれ本当に何なの……?

上半身は着る時もありますが
下半身はパンツ履かされると
「汚された……」と凹みます。

(4巻・野球拳初登場回)

その辺の感覚はよくわからない……。

ところでアニメOP、ロナルド&
ラルクのダンスシーン好きです。

踊ってる間にドラルク何回死ぬんだとか
「制作委員会すぐ死ぬ」とか
ツッ込みどころも山とありつつ

ジョンを挟んだら仲良く
踊る二人にほっこりします。

ショーカとメドキが目立ってる……。

EDの旅するジョンは原作5巻の
エピソードです。泣けますよ!

続きはまたそのうちに。