昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

松井優征『逃げ上手の若君』その25(11巻感想2)

コミックスのオマケで
時行が今川さんに競り勝つ
シーンが、

スポーツ新聞風に紹介
されてたのに噴きました。

まだ泣いてたのにひどい(褒め言葉)

明日の朝刊載ったぞ時行ーー!!
(お約束)

91話では吹雪が皆に
必殺技の解説。

弧次郎や亜也子が
(人間技じゃない……)と
唖然としてるのに
ドヤ顔の時行が可愛い。

(こんなすごい技や知能を
持ったヤツでも)

玄蕃(家柄がなきゃ
ろくに出世も出来ないとは
足利に仕えてもたかが知れるな)

なんて玄蕃が考えてると
(8巻で一緒に天狗を捕まえた)
諏訪時継さんが呼びに来ます。

要件は「天狗が6日ほど
飲まず食わずだが、生きてるのか
死んでるのかわからない

確認しようにも縄を解いたら
危険だし……」というもの。

→満面の笑みで
天狗の顔面めがけて連続放屁。

しかも下半身マッパで
そのまま語りかける……。

さすが嫌がらせの天才だ……。

玄蕃「こんな仕事してる
位だし お前の身分も
低いんだろ?」

「だったらうちの
大将のもとに来いよ」

真面目にスカウトしますが
天狗は即座に逃亡。

実は天狗は人形で、中で
小柄な人が操っていました。

(操り糸は動物の腱でできてた
ので、それを食って生きてた)

中味はまさかの
美少女くの一……!!!

「私を捕縛した上
あんな汚物を至近距離で
ぶらぶらと……!!

風間玄蕃……許すまじ!!」

フラグに見えます(ニヨニヨ)

なお天狗は8巻で
3人潜入していました。

うち2人がわざと流した
虚報を持って足利方へ。

10巻で高師直が戻った
2人に制裁を加えています。

師直(最も術に優れた
“夏の四”は音沙汰無し
おそらく死んだな)

(所詮 青二才に
複雑な判断は無理な話か)

と言ってるので、彼女が
夏の四なんでしょうね。

ニーソックス+
ガーターベルトのくの一って
どこのエロゲ?

(操り糸がそれっぽく見える)

一方、足利方では
尊氏弟、直義(ただよし)が
淡々と敗戦の報告を聞いて
いました。

孫二郎「貴方は涙一つ流さない
悲しくはないんですか!」

直義「当然だ 孫二郎」

直義の返答は意外なもので……。

続きはまた後日。

松井優征『逃げ上手の若君』その24(11巻感想1)

第11巻、発売中です!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが、
ネタバレにご注意ください。

前巻のお話:

時行軍は関東庇番との戦いで
渋川、岩松、石塔たちを破って
前進。

次なる相手、馬の頭を被った
今川範満は駄馬を次々に
乗り換え、驚異的なスピードで
時行軍を襲う。

それに対抗すべく、時行は
今川の前を走ることで
彼を挑発し、味方の士気を
上げる……。

89話冒頭では
弧次郎VS長尾景忠の続き。

筋肉増強剤とか興奮剤とか
中世に出てくる単語じゃない……。

弧次郎が苦戦していると
保科さんが交代を申し出ます。

拒否したら頭にゴツンと一発。

保科「相手の力量を
測ってから戦をしろ!」

四宮「志があればこそ
大人を頼れ」

いい人たちだ……(ほっこり)

そして今川さんの
過去回想も開始。

(ネタバレするのは勿体
ないので詳細は秘密)

散々不気味なキャラとして
描いてたのに、

ちょっと悲しい過去があるだけで
好きにさせる手腕がすごい。
(大絶賛)

無茶苦茶な手段で馬を
パワーアップさせ、
時行を落馬させますが
その隙を突いて吹雪が……。

今川さんの涙ながらの
呟きに、憐みを覚える
時行を叱咤する吹雪。

吹雪「将たるものは
敵を憐れんで
馬を止めない!」

時行が瀕死の今川さん
(体を括りつけてあるので
落馬はしない)を追い越して
味方の士気を上げます。

一方、長尾さんは負傷
しながらも粘ってましたが

上杉さんがドクターストップを
かけて士官を認める宣言。

良かったね……?

孫二郎は退却に反対
しますが、上杉さんは
冷静に自軍の不利を解説。

魔界の住人みたいな
見た目のマッド
ドクターなのに
何故か時々常識人。

それが上杉さん……。

自軍の動きに気づいた
今川さんが「逃げろ」と
命じても部下たちは従いません。

「瑪瑙亡き後、殿は
早くなりすぎて我々は
ついていけなかった」

「今こそ共に冥土まで」

慕われてたんですね……(泣)

向こうで大事な相棒に
出会えることを祈ってます。

勝利に沸く時行軍ですが
アフターケアも怠らない
時行はまさに大将の器……。

そりゃ吹雪も泣く。
私も泣く(二度目)

続きます。

『ZOIDS(ゾイド)』その4(第4話感想)

第4話は、バンとアーバイン
初の共闘回。

水がテーマの回でもあります。

冒頭、砂漠の真ん中でフィーネが
「水の音がする」と言ってるのは伏線。

フィーネがシールドライガー
積んでいた飲料水を「腐ってる」と
捨てたことで、水を探す羽目に。

怒っていたバンでしたが
オアシスの水をたっぷり浴びて
「頭が冷えた」と機嫌を直します。

そこでアーバインと再会。

オアシスのあるこの村には
帝国軍くずれの盗賊が定期的に
襲ってくるため、用心棒として
雇われていたのでした。

村人に水や食料を貰ったバンは
自分も用心棒をやると
言いますが、

アーバインから邪魔だと
拒否されます。

村を歩いていて陥没した穴に
落ちかけ、ジークの尻尾に
助けられるバン。

この村には水脈目当てに
むやみに掘った挙句に陥没した
跡があちこちにありました。

やがて盗賊団が登場。
1、2話の連中です。

ところがジークは水浴びして
動こうとせず、焦るバン。

アーバインが1人戦闘中。

駆けつけたバンはすぐさま
親玉と認識したゾイド、レッド
ホーンめがけてまっしぐら。

阻止しようと上空から女盗賊の
飛行ゾイドが襲いますが

咄嗟にかわしたバンに
アーバインは認識を改めます。

逃げるふりして飛行ゾイド
仲間から引き離すアーバイン

盗賊団はシールドライガー
囲んで、

オーガノイドを渡せば
命だけは助けてやると
勝ち誇ります。

ミサイルは二発しかない状態で
どうするか必死に考えるバンは

フィーネが水の音を聞いたと
言ってたのを思い出します。

逃げるふりをして地下水脈に
ミサイルを撃ち込み
水を噴出させて

盗賊団のゾイドの足元を
崩します。

ボスのゾイドだけは起き上がって
向かってきますが
アーバインが戻ってきて……。

「おいしいとこだけ持ってった」と
怒りが収まらないバン。

アーバイン「効率的に戦っただけだ」

バン「俺がやられたらどうする
つもりだったんだ」

フィーネ「あの人 信じてたのよ」

バンは信じませんが、視聴者は
もうデレ始めている……と
ニヨニヨするところです。

続きはまたそのうちに。

『仮面ライダーエグゼイド』鏡灰馬(本編32話の話2)

この回はリアルタイムだと
父の日が近かったはず。

そのせいもあるのか、
対照的な「二人の父親」が
描かれます。

檀正宗が息子の黎斗を
昔から道具扱いなのに
対して

院長先生の博多大吉鏡灰馬こと
飛彩先生のパパは

息子の消滅した恋人を
復活させようと禁断の
ゲームに挑んでいた……。

本来、彼はそれを止める
立場にある人ですから
尚更ゲーム参加はダメなんですが

院長「小姫(さき)ちゃんを失って
悲しいのはお前だけじゃないぞ」

消滅者の家族、関係者もまた
深い悲しみを抱えていることを
視聴者に伝えます。

(その後、小姫さんの父親が
登場し、交流が続いていることを
示すエピソードもあります)

強いと分かってるパラドの前に
エグゼイドを庇って飛び出して
くるシーンは好感度上がりました。

その後、院長にしかできないこと=
(この世界の厚労省)「衛生省」と
交渉して、

檀黎斗から押収した消滅者の
データの入ったガシャットを

こちらで預かれないか交渉
してほしいと飛彩先生から
頼まれます。

(結局ガシャットは檀正宗が
持ち去る)

院長はお調子者だけど
やる時はやるんだね、と
ポッピーが言ったところ

飛彩「当たり前だ
俺が誰の背中を見て
ドクターを志したと思ってる」

飛彩先生の珍しいデレが……!!
ありがたやありがたや。

TV版では永夢に強く当たっては
(衛生省から出向扱いの)
ポッピーの一言で
意見をコロコロ変えたり

飛彩先生のためにスィーツを
用意したりとあまり偉い印象が
ありませんが

小説版では飛彩先生が

「かつては神の手を持つ
外科医と称されていた」

と語っています。

つまりファイナルステージで
博多大吉さんが

「私、失敗しないので」

と某女性ドクターの台詞と
共に登場していたのは
小説版の伏線(嘘)

※皆が決め台詞と共に登壇
する中、院長だけ印象的な
台詞がないのでボケで
言ってるだけです。念のため。

なお奥さんは未登場ですが
小説版によると

「奇蹟の獣医」

「動物と会話できるそうだが
真偽のほどは俺にもわからない」

飛彩ママ、すごく見てみたい……。

続きはまたそのうちに。

『仮面ライダーエグゼイド』檀正宗その5(本編32話1)

本日、6月3日は
仮面ライダークロノスこと
檀正宗役・貴水博之さんの
お誕生日です、めでたい!!

というわけで絶版おじさんが
釈放された32話の話を。

大雑把に解説すると
この回は

ライダー側、バグスター側
双方が最終決戦という認識。

決戦の日を前にキャラたちの
心情が描かれます。

しかし戦いの最中、
檀正宗=クロノスが登場。

ライダー、バグスター側両方を
時を止めるチート能力
「ポーズ」で圧倒し、

戦慄する全員の前で宣言。

クロノス「私が世界のルールだ」

クロノス登場時の歪む世界、
突然夜になり、鳴り響く鐘の音と
巨大な時計、

長針の動きと合わせた必殺の
蹴りなど

いつ見ても最強キャラ感
あってカッコいい。

なおこの回は上堀内監督回。

独特の演出が素敵なんですよ……。

この最高のクライマックスを
盛り上げるため、前半で
様々な伏線が張られます。

・ライダー、バグスター側の
最終決戦へ挑む心情。

・ラスボス「ゲムデウス」は
黎斗しか詳細を知らないこと。

・クロノスがゲームを攻略
する鍵だが、あらゆるバグスター
ウィルスに感染した者だけが
変身できるということ。

=ほぼ不可能という前フリ。

釈放後に会社に戻った
正宗を、ラヴリカの人間態・
天ヶ崎恋が見下しきった
態度を取るシーンは

(これ絶対後から
仕返しされるヤツ……)

という見事なフラグ立て。

案の定

正宗「きみにはもはや
商品価値はない」

「ときめきクライシスは
絶版だ」

自己主張激しいラヴリカが
音もなく消えていくのは
すごいインパクトでした。

バグスター用変身アイテム、
バグヴァイザーツヴァイは

「人間が使えば即座に消滅」と
天ヶ崎恋が説明する際、

赤いバラにふっと息を吹きかけ、
花びらを散らす演出があります。

ラヴリカはキザキャラなので
赤いバラが象徴的に使われ
ますが、

その後自分が散ってしまう
ことも含めていいやり取りです。

なお息子まで名前でなく
ゲームの製品名で呼んだり

息子の才能もまた会社の一部だと
言ったことで黎斗のプライドを
傷つけ、その才能を敵に回すことに……。

折角だから続きます。

日丸屋秀和『ヘタリア World Stars』その8(7巻感想1)

第7巻、本日発売です!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

ネタバレ:今回もほっこりほのぼの。

196話ではフランス兄さんが
EU離脱後のイギリスの混乱で
メシが美味い!状態。

フランス(昼下がり……
窓辺で一息……

イギリスの混沌と
絶叫をBGMに食べる
素敵なマカロン……)

(ドン引きのドイツ)

しかし国際会議に来た
イギリスの報告は

EUと商売できないなら
それ以外とやればいい」

→フィリピンをはじめとする
東南アジア、アフリカ、
オセアニアアメリカなどと
貿易して経済の安定を取り戻す。

フランス「ふふっ……でもまぁ
それでこそイギリスって
感じかな……」

仲良しで何より……かなぁ?

197~199話はアメリカが
ゲームのクリア時間を競う
RTA」にチャレンジ。

お客の日本、オーストリラリア、
ニュージーランドの前で
クリアしますが世界記録には
及ばず。

ゲームを終えてお腹が空いたと
今度は「夜食RTA」をはじめます。

戸惑う日本にルール説明。

外出して食材調達→
調理→食べ終わるまでの
時間を競う。

宅配は不可、メニューは
ドリンク、メイン、デザートの
三点セット。

他にも「夜食とは言えない
メニューは不可」など

世界チャンピオンのカナダ
さんもネット越しに参加、
珍しいドヤ顔で解説します。

他にも細かいルールを
オーストラリアさんと
ニュージーさんが解説。

『吸血鬼すぐ死ぬ』
「新横浜最弱コンテスト」
なんかもそうですが

一見バカバカしい争いでも、
細かいルールをバトル漫画風に
解説&リアクションされると

一大イベントの目撃者に
なった気がする不思議!

そしてアメリカの
作った料理は……。

ハンバーガーに
ドーナツを挟む

・アイスとミルクのシェイクに
チョコレートをトッピング

日本が反応に困る中、
オーストラリア、カナダが
感涙しながら大絶賛。

アメリカらしさに溢れ、
どんな味がするのかも
好奇心を掻きたてる」
ので高ポイントらしい。

なお

アメリカ(罪悪感と共に
眠るまでが夜食RTAなんだぞ……)

夜11時にこれは……(白目)

続きはまた後日。

『超獣機神ダンクーガ』その25(第20話感想2)

前回は本筋だけざっと
語りましたが

20話は沙羅とシャピロの
回想シーンが多いのが特徴。

一度目は小島に向かう
船の中、

沙羅とシャピロの
小島でのデートシーン。

シャピロが「ハーモニーラブ」を
ハミングしてるのを録音して

(赤いウォークマン
時代を感じます)

沙羅「士官学校でえらそうな
ことを言ったら、これを
校内放送で流してあげる」

シャピロ「ははっ こいつめ」

→草原で追いかけっこ。

ラブラブカップルの定番ですが
若本さんボイスのインパクトがすごい。

ハートブレイクフラワーの
香りに沙羅が眉をひそめると

シャピロ「絶望的な
香りがするだろう?」

これはともかく

「この花を女性だけに効く
兵器にできたら……」

真顔でこんなこと言う
奴にドン引かない
沙羅の愛の強さよ……。

二度目の回想シーンは
島到着後にクーガ―で島内を
巡ってる間。

挿入歌「ためらいにピリオド」の
二番をBGMに

・自分のコートを
沙羅に掛けてあげるシャピロ。

ここからは歌詞を忠実に再現。

・誕生日プレゼントに指輪。

EDで沙羅の持ち物の中にある
ルビーの指輪ですね。
(7月の誕生石)

・雨の中、迷子の子猫を
抱き上げる沙羅。

最大のツッコ込みどころは

・1つの傘の中、茶髪の女の
肩を抱いて歩くシャピロ。

(それを目撃して雨に濡れてる沙羅)

いや待て待て待て待て
その女誰だーーーーー!?

※シャピロは孤児なので
実は姉とかの可能性ゼロです。

そして16話の回想シーン、
シャピロが敵側にいると
確信して

白旗を上げて近づいた
沙羅はゾルバドスの機体から
撃ち殺されそうに……。

(忍に助けられる)

今回の話、沙羅の視点だと
「思い出の花をこんな酷いことに
利用された」わけですが

シャピロ視点だと
「前から使えると思ってたので
作戦に応用した」に過ぎないのが
何とも……。

ところで関係ないけど
今回登場のシーキャット部隊、

もともと女性ばかりのゲリラ
部隊を葉月博士が見込んで
特殊部隊に抜擢したようですし

美女揃いで一回限りの
ゲストキャラには勿体ない……。

続きはまたそのうちに。