2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧
個人的に夏になると、今でも『怪奇大作戦』が見たくなります。特に第二話『人喰い蛾』!! 大雑把に解説すると、ある自動車会社の開発者を狙って、 燐粉に人間を溶かす成分のある蛾が放たれます。(ツッコまずに流してください) Aパートでは凄惨な現場や白…
先日コメントをいただいたので、せっかくだからもう少し思い出してみました。 ファンロード読者・つまりローディストであるかどうかを判別するのに最も適しているのは 『北斗の拳』6巻に登場するキャラ、アミバについて話題をふってみることでしょう。 以前…
『巨人の星』の大リーグボール養成ギブスとか、 おやっさんがクレーンの鉄球ぶつけてくるという仮面ライダーの特訓は有名ですが、 少女漫画カテゴリの『ガラスの仮面』でもマヤが人形役を演じる際、人形は動かないからと竹のギブスで全身覆われたり、 狼少女…
時代的に緩いのもあって、未成年の喫煙・飲酒シーンは珍しくありませんでした。 不良キャラは勿論、ちょっと不真面目くらいのキャラでもやってましたね。 『有閑倶楽部』では酒やタバコ(いけない本やお菓子もなどもあったらしい)が見つかり、メンバーが停…
今でもケンカばかりしてる漫画は多いですが、族もの、ヤンキーものというジャンルではなく 普通の少女漫画やアニメでも殴り合いのケンカシーンは珍しくありませんでした。 『あいつがHERO!』でもしょっちゅう竜が殴りかかってますし、 『やじきた学園道…
昭和の漫画では、ヒロインの体型や子供っぽさについて気軽にひどいことを言われていました。 『あいつがHERO!』のお京さんが若菜に対して「チビガキチンクシャ ナインペタンのネンネ」 『はいからさんが通る』では、主題歌の2番が「ガッカリするほどペ…
『アストロ球団』ではボール型のアザ、 高階良子『タランチュラのくちづけ』だと、タランチュラ一族の女王となる蘭の胸に、毒蜘蛛の形のアザ。 『悪魔の花嫁』では輪廻転生をデイモスが美奈子に見せるために手にドクロのアザのある少女が登場、 特殊セメント…
70~80年代の漫画には、星型のアザやしるしを持つキャラが多数いました。 星型のアザで一番有名なのは『JOJO』シリーズのジョースター一族の証でしょう。 池野恋『ときめきトゥナイト』では魔界の王子の証として、 松本洋子『黒の輪舞(ロンド)』に…
今思うと、当時のファンロードが果たした役割は、「ツッコミの共有」ではなかったかと思います。 今でこそ放送中のアニメに、同時進行でツッコミの字幕が入ったり、一つのエピソードがSNSでネタとして共有されるのは日常となりましたが、 昭和の時代、マ…
調べてみたら嵐馬氏の活動期間は88~89年だそうで、一年ほどの間に、あれだけの影響をFR内に及ぼしていたのかと驚くばかりです。 (笑)「あやしさ大爆発」「かあさん全然わかんないわよ!」 「○○が鎖鎌を握った!!」「何故って上からの圧力で」 「た…
略称FR、読者は「ローディスト」と呼ばれていました。 記事の大半が読者投稿ハガキや読者出身の漫画家で構成された、当時としてはかなり珍しい雑誌です。 漫画・アニメ・ゲームだけでなく、SFや海外旅行など様々なジャンルを扱っており、 当時は従妹がく…
「ないないの神様」は新井理恵の漫画『×ーペケ―』に登場するキャラです。 神様というより、和風の小さな妖精みたいなデザインです。 何か見つからない時は「ないないの神様」と数回唱えると、なくした場所に置いてある。 「やな野郎だな、神のくせによ」と辛…
私が最も印象に残っている怖い話です。 常田富士夫さんのご冥福をお祈りしつつ、今日はこの話をしたいと思います。 ストーリーは至ってシンプル。 化け物が棲むといわれている淵の近くに二人のきこりがやって来て、泊りがけで作業をします。 ある夜、山小屋…
暑いから涼しげなキャラの話をします。 私が『星矢』をはじめて読んだのは、氷河初登場回のジャンプでした。 東シベリアの氷原に、花をくわえて立つノースリーブ姿の金髪美少年。 それがいきなり拳を振り上げて氷の大地を砕き、海へと身を躍らせる。 そして…
気分転換といいつつ、これも発狂ネタつながりになります。 敵幹部であり皇帝となったトランザがジェットマンと決着をつける回。 いいところまで追い詰めたものの、結局破れてしまうトランザ。 瀕死の彼のもとに同僚のラディゲが現れ、今までの屈辱を晴らすべ…
追い詰められたキャラが急に発狂する、今ではまず許されない展開が昭和のマンガにはよくありました。 まずは「きえーー」の奇声が有名な山岸凉子『天人唐草』(79年)を筆頭に 『はいからさんが通る』では鬼島さんと紅緒に責められた印念大佐がおかしくな…
白目で「おそろしい子……!」といえば『ガラスの仮面』のお約束ですが、 『王家の紋章』『悪魔の花嫁』『エースをねらえ!』 一条ゆかりの74年作品、『わらってクィーンベル』にも、 やはり衝撃を受ける場面で白目が使われます。 正確には操られたり、無意…
当時は著作権などが緩かったのか、キャラがよく流行歌を歌ってましたね。 リンかけだとロクさんがランニング中にピンク・レディー『ウォンテッド(指名手配)』 菊姉ちゃんが皿洗い中に山口百恵『イミテーション・ゴールド』 石松がさだまさし『関白宣言』、…
昭和の少女漫画のヒロインへの嫌がらせの定番、シューズにピン・もしくは画びょうを入れる。 『エースをねらえ!』1巻には既に出てきます。つまり1973年には使われていたということです。(正確には画びょう) バレエものでも王道なのか、上原きみこの…
先日王様のブランチで女性芸人がイケメンのCMにヨダレを手の甲で拭く仕草をしていて、 昭和の漫画表現だ……と思いました。 『イブの息子たち』(75年連載開始)では美形を見ると「う…うるわし~!」と叫んだり、ヨダレを手の甲で拭く仕草がありましたが …
これも漫画に登場する詩ですね。 コミックス2巻、昇龍覇の威力を伝えるための回想シーンで、老師が口にしています。 アニメ版には出ていません。 後に紫龍と共に扉絵にも載っていますね。 「飛流 直下 三千尺疑うらくは これ 銀河の九天より落つるかと」 子…
漫画に登場する詩、という繋がりで。 『パタリロ』がアニメ化したのは私が小学生の頃なので、当時はクックロビンって何だろうと思ってました。 念のため書いておくと、元ネタはマザーグースの「誰がこまどり殺したの」です。 今にして思うとED『クックロビ…
漫画の中の詩の引用つながりで 「おかあさん アタシのあの博士論文どうなったでせうね」 送った論文の返事がなかなか来ない菱沼さんの呟き。 ハムテル「ああ、詩のパロディでしたか」落としたのは本当は麦わら帽子 このくだりの元ネタがずっと謎でしたが、西…
フランスの詩人・ヴェルレーヌの詩の一説です。タイトルはそのままコレ。 「街に雨が降るごとく 私の心にも雨が降る……」と続きます。 当時アニメ観てて勉三さんがしょっちゅう呟いてるのが謎でした。 ググっても詳細がわからないのですが意外とロマンチスト…
歌手で女優のスーザン・アントンが元ネタなので「すうざん・あんとんこ」ちゃんなんですね。 名乗ってる画像がいろんなサイトに貼られてるのでそれだけ見たことある人いるんじゃないでしょうか。 ヒゲのおっさんの女装じゃなくて、私立極道(きわめみち)高…
今はジプシーは差別用語として使用禁止、「ロマ」が正解だそうです。 しかし、私が子供の頃はジプシーという言葉は歌や踊りや占いで稼ぎ、旅をするという現代に生きる吟遊詩人のようなイメージでした。 水晶玉やカードの占い、ベールやスカートをひらめかせ…
腹這いの状態から背中をぐるんと丸めて、両足首を掴む、まことの一発芸。 だいぶ後になって元ネタは『怪奇大作戦』第一話「壁抜け男」に登場する怪盗、キングアラジンだとわかりました。 あの中国雑技団的なポーズでB級ホラーの吸血鬼のようなメイクと衣装…
今でも使われる「ダサい」ですが昔読んだ『悪魔の花嫁』コミックス2巻のモブキャラの台詞に 「こ、こりゃダサい(カッコ悪い)ことしちまったぜ」と( )つきで書いて あって、爆笑した覚えがあります。 ※文庫版とか、コミックスの版数によっては削られてる…
はじめまして、春崎智美と申します。 昭和文化大好き団塊ジュニアです。 最近甥っ子が大きくなるにつれ、 子供時代の記憶の扉が開いて 話したくなる衝動に駆られました。 主にに70~80年代の漫画・アニメ・ 特撮について思い出話や当時のブーム なんかも…