昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『聖闘士星矢』キグナス氷河

暑いから涼しげなキャラの話をします。

私が『星矢』をはじめて読んだのは、
氷河初登場回のジャンプでした。

東シベリアの氷原に、花をくわえて立つ
ノースリーブ姿の金髪美少年。

それがいきなり拳を振り上げて氷の
大地を砕き、海へと身を躍らせる。

そして海中に沈む船に眠る母親の元へ……。

こんなダイナミック墓参り、滅多にないでしょう。

この回で「なんかよくわからんけど
面白そうだ」とすっかり虜になりました。

強かったなー、クールでカッコよかったなー
初期の氷河は(遠い目)

だんだん涙もろいところや弱い部分も出てきて、
敗北の数も増えてきましたが、

師匠に思いきり「相変わらずマザコン
抜けん奴よ」と言われたりもしましたが、

それはそれで人間味あふれる可愛い奴です。

実際、クールに徹して圧勝した戦いよりも、

敗北したけど一矢報いた対一輝戦、

夏の暑さよりも熱かった対ミロ戦、

師弟対決の決着がつく対カミュ戦、

兄弟弟子対決の対アイザック戦と、

氷河は感情を表に出した戦いの方が
絶対に輝いていると思います!!!

……全然涼しくならなかったけど、
幸せにはなったからよしとしよう。

まだまだ暑い日が続きますが、
なんとか乗り切っていきましょう。