昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

マンガ複数語り

(小ネタ)昭和の美形キャラの象徴「バラ」

背景に描かれる、口にくわえる、胸に飾る、手に持つと演出法は色々ですが、バラ=キザ男や美形キャラ、(転じてナルシストやカン違い男まで)を現すアイテムです。 元ネタはオスカルのはず。OP『薔薇は美しく散る』のレコードジャケットから赤いバラをくわ…

(小ネタ)昭和の「サ店」、平成の「カフェ」その2

平成に入ってもマンガの中での喫茶店・カフェの役割はそう変わらず 『名探偵コナン』(94~)に登場する喫茶店「ポアロ」は小五郎さんのご飯だけでなく安室さんの表の顔も提供していますね。 『東京喰種』(11~)の昭和レトロな喫茶店「あんていく」は…

(小ネタ)昭和の「サ店」、平成の「カフェ」その1

喫茶店、略して「サ店」です念のため。 昭和のナンパ文句の定番「カノジョ、お茶しない?」も含めてもう死語と言ってもいいでしょう。 昭和の頃は学生が背伸びして入れるオシャレな大人の空間で 今はすっかりファーストフード店と同種の身近な存在というイメ…

(小ネタ)昭和の漫画は脳ミソが好き?

70年代頃は「脳移植手術」がホットワードだったのか、やたらと漫画に登場します。 繋ぎ合わせた死体に、生きた人間の脳を移植して美女に生まれ変わらせる高階良子『地獄でメスがひかる』(72~) 歳を取った女優が若返りのため自分の娘に脳移植を計画す…

(小ネタ)昭和のホラー漫画 人形モノ

昭和の頃、夏になるとりぼんやなかよしでは必ずホラー漫画が載っていたものです。 人形が人を襲う話は結構多く、 個人的に一番怖かったのは美内すずえ『妖鬼妃伝』(ようきひでん 80年)登場するのは日本人形。 この作品における人形は、妖鬼妃とその一門…

(小ネタ)「水金地火木土天海冥♪」だった頃

甥っ子が科学雑学系の本が好きなのでその系統の本を読んでいて思い出しました。 2006年に惑星の基準が変わり、冥王星は太陽系9番目の惑星でなく「準惑星」扱いになりました。 当時、友人に 「セーラープルートとかプラネットマンの立場はどうなるの!?…

(小ネタ)ボイン→巨乳→爆乳

平成元年作品の『巨乳ハンター』ではDカップ=巨乳でしたが 昭和の頃はCカップあればボイン、グラマーと呼ばれていたものです。 今やEやFのグラドルも珍しくなく「爆乳」なんて言葉も出てきました。 現実の女性たちが食生活の変化で発育が良くなったとか…

昭和のマンガとオカルトブーム その3

昭和のオカルトには「超能力」も欠かせません。 1971年、心霊研究家であり、ESP研究家でもある中岡俊哉による『テレパシー入門』を皮切りに、超能力に関する本が大量に出版され、 1974年に「スプーン曲げ」で話題になったユリ・ゲラーが来日、ブ…

昭和のマンガとオカルトブーム その2

1973年に『ノストラダムスの大予言』(五島勉著)が発売され、大ブームになりました。 「1999年7の月 空から恐怖の大王が来るだろう」の文言が人類滅亡と解釈されます。 当然、それをネタに色んな漫画が描かれました。 あさぎり夕『きらら星の大予…

昭和のマンガとオカルトブーム その1

先日『日本懐かしオカルト大全』(寺井広樹・白神じゅりこ 監修並木伸一郎)という本を読みました。 懐かしい気になるより、それをネタにしたマンガを思い出したので語ってみます。 1970年代に心霊ブームが起こり、心霊写真の本やコックリさんが流行りま…

(小ネタ)『北斗の拳』当時の影響

『北斗の拳』リアルタイムでの影響はとても大きく、 マガジンでも「北斗のブラックジャック」こと真船一雄『スーパードクターK』が連載されたり、 アニメでは『レイズナー』第二部が北斗の作風と世界観になり、 『ダンクーガ』22話で、レイと同じ声の亮が…

マンガの中のストーカーの概念・ビフォーアフター

「ストーカー」=特定の誰かに執着しつきまとう変質者的な意味になったのは、実は日本では90年代からです。 アメリカで80年代に起きた犯罪により、ストーキング防止法ができたのが90年。 その事件を元にしたテレビ映画が作られ、日本で公開されたのが…

(おまけ)昭和のマンガに登場する、作者以外の関係者

作者が自分のマンガに出るのはよくあると前回書きましたが、 別パターンで担当者や同業者を出すこともありました。 『Dr・スランプ』に登場するDr.マシリト=担当・鳥嶋さんが特に有名でしょう。 『ダイの大冒険』のマトリフでもあります。 『ついでにとんち…

昭和のマンガ名物 登場する作者

昭和のマンガでは、作者がキャラクターの一員として登場したり、 作中でキャラが作者に対してメタなセリフで突っ込んだりすることがよくありました。 手塚先生が何度もやってたので皆当たり前のように続いたのでしょう。 青池保子『イブの息子たち』(75~…

新宿が都会の真ん中だった頃

今でも新宿は都会ですが、やはり都会の中心という印象があるのは昭和の頃だった気がします。 ドラマ『太陽にほえろ!』(72~)も舞台の七曲署は新宿区設定ですし、 『CAT' EYE』も犬鳴署は新宿区でした。 『CITY HUNTER』は言うまでもなく新宿が舞台。 田…

昭和のマンガ名物 スーパースペック十代

スーパー未亡人・蘭子さんで思い出しましたが昭和の頃は大人を負かすスーパースペック主人公がいたものです。 佐伯かよの『燁姫』(あきひ 84年~) 学校では地味な三つ編みメガネの女子高生が実は銀座の画廊の有名美人オーナーというお話。 新谷かおる『…

宝石好きになったきっかけのマンガは? その2

3:宝石の力で戦う 宝石に宿る力でのバトルものです。 宇野比呂士『秘石戦記ストーンバスター!』(94~)は主人公・椿達比古はブレスレットに埋め込まれている「光の金剛石」(ダイヤモンド)を持った「秘石使い」。名前通り光属性です。 後輩の佐野くん…

宝石好きになったきっかけのマンガは?その1

『宝石の国』を読んでた時にふと、(マンガきっかけで宝石・鉱石好きになった人は多いけど、世代によって作品は違うよな……)と思ってちょっと並べてみました。 一口に「宝石が出てくるマンガ」と言っても出方は様々です。 1:キャラクターに宝石の名前がつ…

昭和の局地的流行4 厳しい風紀委員

昭和の頃は今より校則が厳しかったこともありマンガの中にも取り締まり役の「風紀委員」がよく登場しました。 美内すずえ『聖アリス学園』(76)では一般生徒には厳しく、 「貴族」と呼ばれる一部のエリートの違反は見て見ぬふりの嫌な奴らとして描かれ、 …

昭和のマンガ最大の舞台装置 ソ連 その2

80年代に入っても冷戦は続き、84年の『バイオマン』や87年の『メタルダー』でも 米軍の潜水艦を所属不明機に撃沈させ、両国の関係を悪化させる作戦があります。 (『バイオマン』では失敗、『メタルダー』ではニュースを見たスプリンガーがネロス帝国…

昭和のマンガ最大の舞台装置 ソ連 その1

念のため解説しておきますとソビエト連邦と、いう国が存在したのが1922年~1991年。 (和暦で言うと大正11年~平成3年) 第二次大戦後以降、アメリカとは「冷戦」状態で直接戦火を交えなくてもフィクション作品に大きな影響を与えました。 国際情…

昭和の局地的流行3 憧れの「王子様」

※比喩表現としての「王子様」を語ります。 少女マンガにおける王子様の条件は「線の細い美少年で優等生タイプで皆(特に女生徒)の憧れ」 これは昭和でも平成でも変わりません。 まずは『キャンディ・キャンディ』の「丘の上の王子様」 泣いているキャンディ…

昭和のマンガ・アニメの花にまつわるエピソード

マンガの演出や設定は時代と共に変わっていくものですが、 昭和の頃の作品の方が詩的というか、ストレートにロマンティックな演出が多かったと思います。 特に花にまつわるエピソード。 萩尾望都『ポーの一族』(76~)の有名なシーン、 マリーベルの巻き…

あさぎり夕作品について(初期~『あこがれ』まで)

あさぎり夕先生の初期作品ってもの悲しげな印象があります。 短編集『青い宇宙のルナ』や『花詩集 こでまりによせて』に収録されてる70年代の作品に特に顕著です。 70年代は一条ゆかり、里中満智子といった有名作家たちも悲劇オチの傾向があるので流行だ…

昭和の局地的流行3 生まれ変わり

生まれ変わりの物語は江戸時代の怪談『累が渕』(かさねがふち)のように昔からあります。 しかし何故か80年代のマンガに多かった気がするのはオカルトブームのせいでしょうか。 池野恋『ときめきトゥナイト』(82~)では主人公江藤蘭世と真壁俊くんは…

昭和の局地的流行2 70年代「隠し子・私生児」設定

「あるある」と言うほど多くはないけど確実にその時代に結構な数があったものに隠し子や私生児の設定があります。 一口に私生児と言っても、未婚のまま出産したか離婚後に妊娠が発覚したのか、 一緒に暮らして育てたか、どこかに預けてたか親子仲は良いのか…

昭和の少女マンガ 70年代の「プレーボーイ」その2

プレーボーイは大抵、一途な愛を捧げる男の前に敗北する当て馬の役どころですが 例;前原滋子『恋のA級ライセンス』 純情なヒロインに心打たれ、プレーボーイを返上した場合はハッピーエンドも可能です。 例;神崎順子『プレーボーイなんてこわくない』 そ…

昭和の少女マンガ 70年代の「プレーボーイ」その1

少年マンガで女のパンティにこだわっていた頃、 少女マンガでは「プレーボーイ」たちがヒロインに強引に迫っていました。 70年代少女マンガはアメリカやヨーロッパの映画やドラマの影響が強いのか 外国が舞台の作品が多く、男女共に恋愛に積極的な描かれ方…

昭和の少年マンガのパンティ幻想 

私が小学生だった頃、80年代前半の少年マンガではやけに女の子の「パンティ」にこだわっていました。 もう「パンティ幻想」と名付けてもいいレベルで。 『さすがの猿飛』ではすごい忍術である「神風の術」がスカートめくりに使われ、 『コータローまかり通…

昭和のマンガにおけるスケ番 その3 使用する武器

拳と拳で語り合う番長たちと違い、スケ番は結構な確率で武器を持っています。 『愛と誠』の高原由紀はナイフ使い。 『スケ番あらし』の麗ちゃんはヌンチャク使い。 『スケ番刑事』麻宮サキはヨーヨー使い。海槌三姉妹は蛇使いでした。 『あいつがHERO!…