昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

(小ネタ)三つ編みという記号の変遷。素朴少女から個性派男子へ その3

平成も半ばを過ぎる
00年代になると、

三つ編み少女はリアルでは
あまり見なくなります。

フィクションでも
わざわざそんなレトロな
髪型をするからには

・ものすごく古風で素朴な性格

・そんな印象を逆手に取った
キャラ、の二択になります。

今回は

4:一見素朴な印象を
逆手に取った女性キャラ。

ロベルタ
(『BLACK LAGOON』)

三つ編みに大きな丸メガネ、
地味で大人しいメイドさん

という外見とは裏腹に

元テロリストの最強
ターミネーターメイドという
男のロマンを打ち砕く悪夢。

卯ノ花烈
(『BLEACH』)

前で結んだ三つ編みという
かなり変わった髪型。

医療とサポートが役目の
4番隊隊長らしい
穏やかで優しい女性でしたが
実は……。

奥田愛美
(『暗殺教室』)

大人しい性格の
三つ編みメガネっ娘

しかしE組では毒使い。

「毒です!!飲んでください!!」

は、声出して笑いました。

甘露寺蜜璃
(『鬼滅の刃)』)

素朴で優しい性格なのは
間違いないです。

ただし大食いで怪力の
巨乳娘。

彼女の場合、三つ編みより
ピンクと黄緑のツートンカラーの
方がメインでしょうね。

鹿島麗
(『月刊少女野崎くん』)

鹿島くんの妹で中学生。

おしとやかなお嬢様だが
少女漫画好きのあまり、
男女を見ればカップルと
思い込んで過剰反応を……。

また、三つ編み少女といえば
千代ちゃんと同じ美術部の
女の子も強烈なキャラ。

(美術部員は現在
全員名無し)

名前も出てないのに
妙にキャラが強く、

みこりんが絵のモデルに
なった際に「フラれて
すがりつく姿」をリクエス
したり、

自分の作品の人気投票で
主人公を一位にしたい
野崎くんの(事情は隠しての)

相談に、毒舌吐いたり
してます。

まとめると

・三つ編みがごくありふれた
髪型だった時代には
素朴で垢抜けない女子の記号。
(戦後~80年代)

・珍しい髪型になったら
個性派男子の記号。
(90年代~)

・更に一周回って
強烈な個性の女性

(素朴な見た目と中身の
ギャップが激しい)タイプの
記号になったという……。

そのうちまた変わるのでしょうか?