昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

(小ネタ)昭和・平成「女好きキャラ」の変遷 その1

このご時世、規制や何やらで
「女好き」属性を持つ
キャラの行動に厳しい目が
向けられるようになりましたね。

異性(同性愛者なら同性)に
モテるというのはいつの時代も
人々の憧れですが

描かれ方にはその時代の
価値観が出るものです。

というわけでその変化を
語ります。

まずは大雑把に分けると

1:女の方から寄ってくるタイプ。
自分からは努力の必要がない。

2:積極的に女性を口説くタイプ。
成功率は高め。

ーーーモテ男の壁ーーーーー

3:積極的に口説きはするが
成功率は低いタイプ。

ーーーモラルの壁ーーーー

4:下着ドロ、のぞきなど女性との
コミュニケーションより性欲優先タイプ。

今回は1について。

なお「女たらし」=複数の相手と
デート以上の具体的行動

(意味深)を取っている
キャラのみ語ります。

銀河英雄伝説
オスカー・フォン・
ロイエンタール

有能揃いのラインハルトの
幕僚の中でも

盟友ミッターマイヤーと
揃って「双璧」と呼ばれる人物。

貴族出身で不幸な
生い立ちで陰があり、
女には不自由しないが
根強い女性不信を抱えている。

『ツーリング・エクスプレス』
ディーン・リーガル

世界屈指の殺し屋。

シャルルと駆け落ちするまでは
男女問わず世界中に愛人がいた
両刀使い。

幼い頃、北欧の森で狼に
襲われ、一緒にいた母が死亡。

助けてくれた相手は
殺し屋である自分の後継者に
育てることを思い立ち……。

PALM』シリーズ
カーター・オーガス

恋人ジャネットと落ち着く
までは、女はとっかえひっかえの
プレイボーイ医者。

母親から虐待を受け続けたり、
両親や理解者の伯父、友人など
次々に失ってしまったので
自暴自棄になってた時代の話。

全員「美形でハイスペックなのに
不幸な生い立ちのせいで
普通の恋愛が難しい」
キャラですね。

ちなみに皆80年代のキャラ。

当時はリアルさよりも
オーバーな表現が好まれて
いましたし、

昭和の頃の「もっと欲しい」
「沢山あるのはいいことだ」
という無邪気でエネルギッシュな
時代ならではのキャラ造形です。

続きます。