昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

(小ネタ)タロットカード、何で知った?

先日『悪魔の花嫁』
タロットが重要
アイテムの回の話を
しましたが、ふと

(そういえばタロットって
何で知ったんだっけ?)と
記憶を辿ってみました。

念のため解説しておくと
タロットカードは

WIKIの記述だと14~16
世紀からヨーロッパに存在する
占いや遊びに使われたカード。

18世紀末くらいから占いの
ルールや、魔術由来だとかの
壮大で神秘的な設定もつくように。

フィクションの世界だと
映画『007 死ぬのは奴らだ
(73年、原作小説は54年)

で、小道具として使用されます。

80年代前半のアメリカが
舞台の『やじきた学園スピンオフ
星にききたまえ』でも

占い師のドゥニーや
占いに興味がある狭霧の
同級生の女の子も使って
ました。

少し前に雑誌「ユリイカ
増刊号「タロットの世界」で

萩尾望都さん絵のタロットが
付録について話題になってました。

これは復刻版で元は
76年だそう。

まだタロットが広く
知られていない時代に

カード一枚一枚に複数の
意味があり、並べることで
物語になり、

神秘的で美しいという
良い印象をつけるのに
これほど適した
作家はいませんね。

漫画好きの多くは

ジョジョの奇妙な
冒険』第三部。

(89年から開始)

もしくは

金田一少年の事件簿』(92年)
「タロット山荘殺人事件」

CLUMP『X(エックス)』(92年)

で、タロットカードの名称や
意味を知ったはず。

JOJOで覚えるとカード名に
プラチナとかグリーンとか
パープルとか

関係ない時でも何故か
付け足したくなる……。

少女向けホラー漫画雑誌
「ハロウィン」読者だと

氷室奈美『タロットウォーズ』
(89~)

で、タロットを知った方も多い
でしょう。

近年でも

鈴木理華タブロウ・ゲート
(00~)などがありますね。

今思い出しましたが
「なかよし」で80年代
前半に

松本洋子さんの絵柄の
タロットカードが付録に
ついてた号があったはず。

欲しかったけど買って
もらえなかった……。

何にせよ70~90年代くらいに
オカルト、占いの定番として
定着した、で間違いない
ようですね。