昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

(小ネタ)『銀英伝』無印アニメ当時の思い出。

『銀英伝を語ったら
記憶の扉も開いたので
昔話を少々。

私はアニメ化を知った時点では
原作は未読でした。

情報量がとにかく多く、
難しい話だと聞いて

ちょうどその頃出ていた
月刊OUTの銀英伝特集を
傍らに、原作を読み始めた
ものです。

各巻ごとのあらすじや
キャラなどが解説されてて、
ついでに表紙が『うる星
やつら』劇場版だった記憶。

(88年3月号)

今はちょっと検索すれば
どんなマイナーな作品でも
解説やファンの感想が出てきますが

この頃の情報はアニメ雑誌
だけが頼りでした。

全然関係ないけどOUTは
アニメ誌なのに独特の雰囲気が
ありましたね。

今思うとサブカル色が
強すぎるというか……。

今はなきアニパロコミックスでも
英伝ネタが載ってました。

ばけこさんの4コマとか。

高橋なのさんの『あなたの
知らない銀英伝の設定は
ぶっ飛んでましたね。

ほのぼの学園モノになってる
のもスゴいけど、長いキャラ名の
アレンジが……。

ライン川ハルトて……。
先杯=シェーンコップの神発想。

ダーナさんのオベ犬の
インパクトも忘れられません。

 90年代に入ってから出た
公式アンソロジーだったと
思いますが、付録が

塩沢オーベルシュタインに
ダジャレを言わせるドラマCD

というのは当時の(悪)ノリが
なければ実現しなかったでしょう。

無茶しやがって……。

若本ロイエンタールの下ネタとか
広中キルヒアイスのダジャレも
入ってて、持ってる人は貴重です。

(正式タイトルは「天下無敵
あどりぶ銀英伝 同人誌
セレクション+α)

ファンロードでもシュミ特
『銀英伝』がありました。

雑誌がこれだけ盛況なので
当時のオタクが影響を
受けないわけがなく、

この頃からハマって今なお
紅茶党の人、大人になってから
紅茶にブランデーを入れてみた
人は数知れず。

何故か男性陣だけでしたが
二人称「卿」で呼び合ったり、

中にはクラスの文集に銀英キャラの
台詞を書いてしまった
黒歴史の持ち主も……。

だ、誰も検索なんかしないからっ、
持ってても読み返すはずもないし
大丈夫大丈夫……

それだけ影響が強かった
人気作ということですよ!
(震え声)