昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

市東亮子『やじきた学園スピンオフ/星にききたまえ』その4(2巻感想2)

真吾がボディガード役の
剛(と読者に)にハーディの
現状を説明してる際、

剛「なんであの人……
レニアートンさんそんなに
嫌われてんだ?」

「俺的には結構いい人
なんじゃないかって
思うんだけど……」

(固まる真吾)

真吾母「出自と学歴とかかねぇ……」

日頃の行いのせいでは?(正論)

マシューはハーディの
強力な後ろ盾である
老(ゴッド)ロイドバーグの
孫なので

ドゥニーも無碍には
できません。

それをいいことに師(グル)が
危篤で心配してるドゥニーに
占いを頼んだり、

アーユルヴェーダの思想の
もとに最期を全うすると
決めた師の意思を

ガン無視して病院に
運ぼうとしたり……。

そりゃハーディもキレる。

しかしそれによって
狭霧の忠誠心は深まるのでした。

第七話ではドゥニーが
立ち直りつつある頃、
真吾からラップトップ
パソコンのプレゼント。

意外と気が合う二人……。

80年代前半なので、自分で
PC組めるのは天才の証です。

実は真吾の父親(カナダ人)は
北米で有名な火薬会社のCEO。

妻子がいるにもかかわらず
真吾母を騙して妊娠させ、

息子が天才と分かると
母親を人質に言いなりにして
いました。

今回の敵対者、古参社員の
マイルズとの対決で

マイルズ「なぜこうも
都合よく先まわり
できるんだ……」

ハーディ「……まぁ……
強いて言うなら
星のお告げ……って
とこかな」

マイルズ「貴様は
いつだってそうだ!!」

「少しは信頼を得る
努力をしろ!!
バカにしてるのかッ」

確かにムカつく男です。
それはわかる(完全同意)

でも自社にハッカー
引き込んだり、逃げる母と子を
父親に売るのは論外だろ!

その非道な父親は
捨て子だったハーディに

「あなたにはわからないん
だったか……“家族”と
いうものが」

ハーディ「僕はむしろ
あなたより家族は
多いくらいだ」

このやりとりのある
第八話の表紙がドゥニーや
狭霧、真吾たちとのバーベキュー
なのがいいよね……。

父親の命を受け、真吾を
攫おうとする兵隊たちの一人で

老ロイドパークに復讐を
誓う青年、カイにハーディが
かけた言葉は……。

続きはまたそのうちに。