少女漫画
22限目は先生たちメインの話。 夏合宿後の慰労会が理事長宅で開かれます。 ヘンリーが手を血塗れ&虚ろな目で 「次はどれを切る……?」 マガ様「リンゴの皮むきでそんななります!?」 本来シリアスな場面ほどネタにすると面白いもの。 飲み会あるあるも交え…
間が空いたので念のため解説: 中世イングランドの王位を巡る内戦 「薔薇戦争」を描いた『薔薇王の葬列』のスピンオフ作品。 本作では学園のキング=No.1アイドルの座を競い合う、コミカルでほのぼのなお話です。 21限目では引き続き夏合宿。 冒頭でベスが…
怖い思いをした新居で名作が誕生したものの、やはりオカルト案件の部屋には長居できず 自分で買った家に戻りますが 毒母「私が管理してやってるんだからこれはお前のお金とは言えないよ」 ナレーション(税金対策だと言って預金の半分は母名義に変えられた)…
先日『ZOIDS』でDr.ディーの島という単語が出てきたので 高階良子『ドクターGの島』を思い出しました。(78年作品) ※原作は江戸川乱歩『孤島の鬼』 なお『パノラマ島奇譚』のコミカライズは『血とばらの悪魔』 間違えやすいので念のため補足。 それは…
間が空いたのでちょっと説明。 あるきっかけから夏目は「何首鳥(カシュウ)の会」という美術オークションへの招待状を貰う。 そこは「妖祓いに興味のある者」が集まる特殊な場だった。 以前出会ったオカルトライターのシノブや 父の知人に頼まれて出品する…
親しげな様子のヘンリーとリチャードを目撃し、驚くエドワード。 実は原作にもあるシーンですが、 傍らで響きまくるアンのカメラのシャッター音……。 エド(あんな器用な父上 初めて見たぞ!?) 料理と称する炭の塊、食わされたばかりだからね……。 リチャード…
久々なので解説すると 『薔薇王の葬列』の学園パロディ。 原作は中世イングランドの王位を巡る争いですが、 本作では学園内のNo.1アイドルを目指すコミカルな競争が描かれます。 19限目はマーガレット理事長の過去話。 最近元気がないアンを励ますために語…
自分とヘンリーの王位の危うさに愕然としたマーガレットは ヘイスティングスの進言を採用。 ヨーク公に謀反の疑いをかけ、辺境に追放します。 更に元凶のグロスターの殺害も決意。 実行犯はサフォーク。 ここに至ってグロスターが亡き兄、先王ヘンリー5世を…
第3巻、発売中です!! 今回で完結! 詳細はボカしますがネタバレにご注意ください。 改めて解説: 『薔薇王の葬列』序盤のラスボス、ランカスター家の王妃マーガレットが主人公の過去話スピンオフ。 王としても夫としても男としても頼りにならない英国王ヘン…
第百二十三話は回想シーンから。 的場家に画家が呼ばれ「お嬢様」の肖像画を記念に描かせていると会話で説明されます。 「長として一門に恩恵をもたらす方になるやもしれん」そう言われながらも 「後継はやはり弟の静司くんだろう」と別の人物が主張。 姉が…
アニメ15周年企画の夏目ポップアップショップ、地元熊本でも11月22日から開催! サクラマチクマモト3Fの九州アニメデッキにて。 熊本限定品もあるそうですよ(ステマ) それはそれとして続き。 以前ニャンコ先生を狙った術具コレクター、伴のあるじ…
17限目は薔薇学のキングが遂に決定。 1巻冒頭から最も人気者だったリチャードの長兄、エドワード(通称兄エド)がキングです。 ウォリックがTVの人気番組に出演が決まったと報告すると兄エドは日付を聞いて何とも言えない表情を浮かべ……。 その日は既に…
第2巻、本日発売です!! 記念に語ります。 詳細はボカしますがネタバレにご注意ください。 念のため解説: 『薔薇王の葬列』をコミカルな学園モノにしたスピンオフ。 原作では中世イングランドの王位を巡って「赤薔薇」(の徽章を持つ) ランカスター家と「…
第3巻、発売中です!! 記念に語ります。 大雑把な解説: 80年代から続く人気作、『やじきた学園道中記』シリーズのスピンオフ。 作中屈指のキャラの濃さを誇る変態キザ男、ハーディと 日本で彼と出会い、主従関係になったワケあり忍者・狭霧とのその後を描…
百二十一話からは連続した話。 紅子さんから貰った、祖父あてに来たという「招待状」を持って歩いていた夏目は 黒いベールの辻占い師に呼び止められます。 一瞬「黒峰美彩」かと警戒した夏目でしたが クララ「私よ!!おひさしぶりね!」 29巻百十七話登場、…
第30巻、発売中です!! 記念に語ります。 詳細はボカしますがネタバレにご注意ください。 30巻のCMも兼ねたYoutubeの原作20周年記念PV、ニャンコ先生と斑で実に良い……。 第百二十話はアニメ陸期、最終話の舞台だった箱崎邸が再び登場。 現在の管理…
祝!!アニメ15周年!!&第七期決定!! 舞台のモデルである熊本県人吉は20年7月に豪雨災害に遭い、現在復興に向けて奮闘中。 風情のある素敵なところですよ♪ 折角なので「友人帳」が作られるきっかけになったエピソードの話を。 22巻第八十八、八十九話「…
本作にはきょうだい殺しの話が結構多いのでちょっと検証してみます。 2巻「天才は早死にする」 天才少年の弟が暴走族の兄を殺害。 これは弟がデイモスの力で大人になってることに気づかずに全力で制止したため起きた事故。 殺意はなくても死体遺棄は入念………
先日の『キングオージャー』で裁判が進まないためリタが「雷おこしの準備をしろ」→ ウソつくと落雷級の電撃が……という嫌な嘘発見機が登場しました。 この回を見て思い出したのが 『悪魔の花嫁』7巻「雪おこし」 「冬の雷を雪おこしと言うのよ」 でした。 「…
15巻「あの人を待ちながら」に登場するゲストキャラも相当なクズ野郎でした。 簡単に言うと 結婚詐欺師が金をだまし取った女を、また利用できると気付いて更に搾ろうとして殺害される話。 作中クズ男一位に認定しなかったのは、報いをちゃんと受けてるから…
グロスター視点だと 兄の息子というだけで赤ん坊が王となり弟の自分は臣下として仕えなくてはならない。 それがムカつくのはわかりますが →じゃあその子が世継ぎを作れないよう母親の密通を利用してトラウマを抉り続けよう。 (マガ様は勿論) リチャードが…
第二巻、発売中です!! 記念に語ります。 詳細はボカしますがネタバレにご注意ください。 大雑把な解説: 『薔薇王の葬列』序盤のラスボス、ランカスター家の王妃マーガレットが主人公のスピンオフ。 ジャンヌ・ダルクに憧れるフランスの公女マーガレットは …
真吾がボディガード役の剛(と読者に)にハーディの現状を説明してる際、 剛「なんであの人……レニアートンさんそんなに嫌われてんだ?」 「俺的には結構いい人なんじゃないかって思うんだけど……」 (固まる真吾) 真吾母「出自と学歴とかかねぇ……」 日頃の行…
第二巻、本日発売です!! 記念に語ります。 詳細はボカしますがネタバレにご注意ください。 念のため解説: 80年代学園アクションもの『やじきた学園道中記』で 屈指のキャラの濃さを誇った 金髪美形変態キザ野郎ハーディ・レニアートンと 彼に仕えることに…
涼はすぐさま、なかよし編集部に行き 江戸川乱歩の『黒蜥蜴』を描きたいと直談判。 雑誌のカラーは明るいラブコメなので不安でしたがすぐにOKが出ます。 この『黒とかげ』を起点に高階作品特有の妖しく美しい、ミステリアスな作風が完成していきます。 涼は…
念のため解説: ベテラン少女漫画家、高階良子先生の自伝風漫画。 先生の分身、主人公「涼」はあさま山荘事件、山岳ベースリンチ殺人など 陰鬱なニュースにメンタルをやられたり 苦手なジャンルである恋愛モノでの失敗も重なりスランプに陥ります。 遂にフレ…
大雑把に解説すると 本作は悪魔デイモスが主人公の美奈子を「花嫁」として黄泉の国に連れていく目的で、 彼女が人間界に絶望するよう人の愚かさを見せつける話。 というわけで本作には多数のクズ男が登場します。 個人的にキングオブクズの称号で呼びたいの…
涼の新居のアパートは出版社に近かったので、そこは自然と若手女性漫画家の集うサロンに。 夜通し語り明かしたりと楽しいことも沢山あったのでしょうが、 人が集まればトラブルも起こりがち。 悪口大好きな人、お金にルーズな人もいるわけで涼は色々と困らさ…
念のためあらすじ:ベテラン少女漫画家・高階良子先生の自伝風マンガ。 本人がモデルの少女「涼」の生い立ちからはじまり、 2巻からは貸本漫画でデビュー、大手雑誌からも依頼が来ます。 驚く涼に編集者の説明が 「これまで少女雑誌は男性作家と数少ない存…
降妖術のやり方は降霊術+コックリさん。 詳細は省きますが「絶対に手を放してはいけない」は前フリのようなもの。 落雷の衝撃で停電、蝋燭の火も消えたはずみに皆が手を放してしまいます。 再び明かりがついた時、妖降ろしの箱は開いていた……。 次々に起き…