昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

緑川ゆき『夏目友人帳』その15(30巻感想5)

間が空いたので
ちょっと説明。

あるきっかけから夏目は
「何首鳥(カシュウ)の
会」という美術オーク
ションへの招待状を貰う。

そこは「妖祓いに興味の
ある者」が集まる
特殊な場だった。

以前出会ったオカルト
ライターのシノブや

父の知人に頼まれて
出品する物を持ってきた
田沼くん、

呪具コレクターの伴など

会場には様々な人が
来ていて

何故かノリノリで
女装してる
的場さんまで……。

(嘘は言ってない)

今巻には「末松の奥様」
という、和服の有閑
マダム風のゲストキャラが
出てきます。

ちょっと気味の悪い
オバさんですが
妙にキャラが強い。

「秘密を求めて探検
するのは好きなの」

退屈したので一人で
部屋を見てまわるまでは
よくあることですが

初めて訪れた、大勢の
人が来てる屋敷の中で

鍵穴から部屋の
中を覗くって……

的場さん&夏目に
目撃されて

的場(夏目くんあれは
なんでしょう……
妖ですか? 人ですか?)

的場さんの言い方に
じわじわ来ます。

「そこにいるのは誰?
泥棒!?」

いや、あなたの方が
不審者だから……!

本人は(盗難事件が
起きてるので)
「見張り」なつもりで
いるのがまた……。

「泥棒が来たら
つかまえてやるのよ」

こういう無駄にアクティブな
モブキャラの言動から
主要人物が情報を得るのは
作劇のお約束。

奥様の話から次に
狙われる品物が何か
わかった的場さん。

「太鼓」「手毬」
「太刀」のどれかと
言った後、伴の式神
追っていきます。

一方その頃、田沼くんは
会場の案内係の女性
「セブン」と会話中。

(7番の番号札つけてる)

彼が抱えている
預かり物の包みは
細長く、

(これが太刀では……!?)

と、読者が予想したところで
今まで笑顔だったセブンが
本性を現し……

ニャンコ先生
「まずいぞ
逃げろ田沼!」

→倒れる田沼くん。

夏目が田沼くんと
先生を探していると
ふと、的場さんの姉という
肖像画が目に入ります。

夏目「……綺麗な
人だーーー……」

シノブ「そう?
ありがとう」

笑顔怖……っ!!!!!

言われてみれば的場さんと
ノリが似ている……。

続きが気になるーーーー!!!