昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

緑川ゆき『夏目友人帳』その8(29巻感想)

祝!!20周年!!

アニメ第七期来ないかな……。

第29巻発売中です!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

前巻のお話:

名取を屋敷に閉じ込めた
妖は、彼の存在しなかった
従妹「美弦」(みつる)を
名乗っていた。

夏目は名取を救うために
妖と接触を図るが……。

・従妹を名乗るあやかしは
何者なのか?

・その名前を何故知っているのか?

・名取叔父が「美弦」の名前に
込めた意味は、本当に
“弓引く者”=反逆者だったのか?

様々な謎が明かされます。

※全てとは言ってない。

夏目「──おれは
名取さんにあなたを
祓わせたくないんです」

あやかしの本心が見えて
どうにかしたいと思っても

「私はね もう
あの人しか欲しくないの──」

ヤンデレの定番台詞を
言い出したら、もう手が
つけられません。

最後は名取さんが始末をつけますが
そのやり取りはぜひ読んでほしい!

普段飄々として本心を
明かさない名取さんの
珍しい本音が見れます。

名取叔父の真意は結局わからず
推測でしかないというのも
本作らしいところです。

第百十七話は田沼くんと
夏目が訪れた洋館で
ホラー展開に巻き込まれる話。

田沼くんと待ち合わせて
お祭りに来た夏目と
にゃんこ先生。

「この家に招待されてるんですが
見つからないので一緒に探して
もらえませんか?」(意訳)

と、招待状を持った若い女
「黒峰美彩」に声を掛けられ、
つきあってあげる優しい二人。

洋館から帰ろうとしたら
「雨が降ってる」
「帰られると人数が足りない」と

そこにいた人たちに言われて
集まりに参加することに。

この洋館は「如月荘」と
いう名前で

持ち主は映画女優
オカルトクイーンの異名を持つ
如月一美(きさらぎ ひとみ)。

彼女がオカルト愛好会
キサラギサロン」を久々に
開くということで、お客が
集まっていたのでした。

男装オカルトライターだの
ゴスロリ占い師だの
キャラが濃い……。

如月さんは先頃、
オークションで
あやかしを呼ぶという
箱を手に入れたと説明。

降霊術ならぬ降妖術が
行われることに……。

続きます。