昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

緑川ゆき『夏目友人帳』その12(30巻感想2)

百二十一話からは
連続した話。

紅子さんから貰った、
祖父あてに来たという
「招待状」を持って
歩いていた夏目は

黒いベールの辻占い師に
呼び止められます。

一瞬「黒峰美彩」かと
警戒した夏目でしたが

クララ「私よ!!
おひさしぶりね!」

29巻百十七話登場、
ゴスロリ服のタロット
占い師

「堺通りのクララ」
でした。

クララは夏目が持ってた
「何首烏(かしゅう)の
会」の招待状に興味津々。

行くべきか悩んでいた
夏目に、送迎もするからと
テンション高く同行を
頼み込みます。

(勿論保護者である藤原
夫妻にも許可をもらう)

招待状にはギャラリーでの
古物展示会とありましたが

実は妖祓いに興味を
持つ者が集まる
オークション会場だと

会場で出会ったオカルト
ライターのシノブに
言われます。

(彼女も29巻登場)

一応は占いの道具も置いて
あるなど、シノブが会場内や
暗黙のルールを詳しく
解説してくれます。

ところが会場内で盗難
事件が発生。

なくなったものが
見つかるまで外には
出してもらえないと
言われてしまい……。

(所持品検査される
可能性があるから)

友人帳を持ってこなくて
よかったと心からほっと
する夏目。

ふと以前出会った
呪術コレクターの男、
伴に似た後ろ姿を見つけ……。

伴を追っていた夏目は
何故か田沼くんと
出くわします。

田沼くんは父の知人に
頼まれて古物展に
品物を届けに来たと
説明。

用が済んだらすぐ
帰るつもりでしたが、
気になる名前を他の客から
聞いて、残っていたのでした。

「黒峰美彩」の名前を……。

夏目は伴がこの会場に
いるらしいこと、

彼の主は術具コレクターで
おそらくそれは黒峰美彩
だと、田沼くんに話します。

田沼くんは彼女を
直接は見ていませんが

客たちのひそひそ話から
「黒いベールの女」が
どの部屋に入ったかは
知っていました。

伴絡みならまた狙われる
かもと、念のため
ニャンコ先生を変装
させる夏目。

(クララが落として行った
ファーのストールを巻いた)

短毛三毛の先生が
フッサーラに……。

田沼くんの反応に
じわじわきます。

続きはまた後日。