昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

マンガ単体語り

帆(ほ)『クマとたぬき』

『クマとたぬき』(18~)は山に住む仲良しのクマとたぬきの四季折々のほんわかした日常を描いた四コマ漫画です。 ※PXIVから書籍化した年を書いています。Twitter等でも読めます。 個別の名前はなく、「クマさん」「たぬきさん」と種族名で呼ばれます。 ク…

宇野比呂士『天空の覇者Z』その3

この物語の魅力は超絶画力で描かれる世界を股にかけるスケールの大きさとド迫力、戦いのバリエーションの多さ。 1:Zと追っ手の空中戦艦同士の戦い 対G(ゲー)、聖なる道(ヴィア・サクラ)、ゴグマゴグ、Y(イプシロン)、M(ミレニアム)戦があり、 …

菅野文『薔薇王の葬列』その4

最新刊12巻本日発売!!というわけで語ります。 兄王エドワード4世の死により、長男エドワードが次の王に。 リチャードは摂政として支えるはずでしたが、王太后エリザベスはリチャードを除こうとします。 リチャード側はそれを未然に防ぎましたが、次の策…

石田スイ『東京喰種』その2

『東京喰種』は魅力的なキャラが多く、特に月山はアニメ版で出番が早まったり 実写二作目のCMは松田翔太演じる月山の方がメインのような扱いです。 月山習(つきやま しゅう)通称:美食家(グルメ) その名の通り、獲物の目玉だけ奪ったりわざわざレスト…

石田スイ『東京喰種』その1

『東京喰種』(トーキョーグール 11~)は人の姿をして世に潜み、人間を獲物とする怪物「喰種」(グール)が存在する現代日本が舞台。 人間だった主人公・金木研(かねき けん)は喰種に襲われた際に事故に巻き込まれたせいで相手の内蔵を移植され、喰種に…

サンドロビッチ・ヤバ子/MAAM『ダンベル何キロ持てる?』

『ダンベル何キロ持てる?』(16~)は大食い女子高生、沙倉(さくら)ひびきが友人に太ったと指摘されたことからジムに入会して痩せようとするコメディタッチな筋トレ漫画です。 現在アニメ放映中! 自宅トレーニングは三日坊主になるためジムに通おうと…

三条陸・稲田浩司『ダイの大冒険』その2

『ドライブ』の話をすると、三条さん繋がりでダイ大を思い出します。 ハートが進ノ介と正々堂々、真っ向勝負するタイプだったので決着がつく時は ハドラー「我が全身全霊ッ!!!破れたりっ!!!」なノリかも……と思ってました。 全然違いましたが、敵であっ…

盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』その3

吸血鬼側だけでなく、人間側も魅力的なキャラは沢山います。 吸血鬼対策課(略して吸対)所属、人間と吸血鬼のハーフ=ダンピールの半田くんはロナルドの高校時代の同級生。 当時からライバル視してましたが、大好きな母親がロナルドの書いた自伝のファンに…

盆ノ木至『吸血鬼すぐ死ぬ』その2

本日13巻発売!!記念に語ります。 久々なので改めて説明すると、些細なことですぐ死んでしまう不死身の吸血鬼ドラルクと 退治に来たはずが同居する羽目になった吸血鬼ハンター・ロナウドとのドタバタコメディです。ボケツッコミが秀逸。 ドラルクの使い魔…

高階良子『地獄でメスがひかる』

『地獄でメスが光る』(72~)は美形マッドドクター巌敏明(いわおとしあき)が自殺しようとした醜い娘・ひろみを助け、彼女の脳を使って美しい人造人間に生まれ変わらせる物語です。 高階作品の男性キャラはミステリアスで妖しい魅力のあるタイプが多く、…

山口つばさ『ブルーピリオド』その2

高2の夏から美大を目指すため、八虎は他の美術部員たちの誰よりも積極的に絵を描きます。 美術部員も、普段犬猿の仲の女装男子・鮎川龍二ですら八虎を邪魔者扱いせず、 八虎の遊び仲間たちも「よかったじゃねーかあいつ無趣味っつーかうちこめるもんなさそ…

山口つばさ『ブルーピリオド』その1

『ブルーピリオド』(17~)はいわゆる「陽キャ」の主人公・矢口八虎(やぐち やとら)が、あるきっかけから絵を描くことに目覚め、美大を目指す物語です。 一言でいうと美術×スポ根 何でもそつなくこなしてきた八虎が絵に没頭することで全てを曝け出し、…

高橋よしひろ『銀牙 流れ星銀』その6

銀たちが赤カブトを倒したという情報は富士の樹海に棲む狼たちのもとまで届いていました。(ツッ込まずに流してください) 「絶・天狼抜刀牙」を使った犬を探せという指令を受け、狼たちが動き出します。 故郷に戻った四国のビルや北海道の白狼たちが襲われ…

池辺葵『プリンセスメゾン』

『プリンセスメゾン』(14~)は働き者の居酒屋店員・沼越幸(ぬまごえ さち)がマンションを買うために頑張る優しいお話です。 並行して、幸とは直接関係ない複数の女性キャラの事情も語られるので「女性にとって家とは何か」というテーマもあるのでしょ…

猫十字社『小さなお茶会』

『小さなお茶会』(78~)は、はなのめ村で暮らす猫の夫婦、職業は詩人(猫)の「もっぷ」と奥さんの「ぷりん」のほんわかメルヘン漫画です。 人間の顔に猫耳がついてるタイプではなく、シンプルな絵の猫なので、今見るともっぷがゆるキャラのようです。 …

大場つぐみ 小畑健『DEATH NOTE』その2

この作品最大のヒットの理由は月とLの頭脳対決と関係性でしょう。 Lは1巻では人前に姿を見せず、2巻から月の父・夜神総一郎が指揮を執る捜査本部の前に顔を出します。 ひょろっとした体つき、ハイライトのない死んだような目、ボサボサの髪、親指がいつ…

大場つぐみ 小畑健『DEATH NOTE』その1

『DETHE NOTE』(03~)は「名前を書かれた相手は死ぬ」死神のノートを拾った主人公夜神月(やがみ らいと)と、彼の歪んだ正義を阻もうとする探偵L(エル)側との推理合戦を描いた作品です。 06年に実写映画化、テレビアニメ化、テレビドラマや舞台に…

宇野比呂士『天空の覇者Z』その2

圧倒的スケールで世界を股にかける『Z』はキャラクターもまた魅力的。 主人公・天馬は普段はぼんやりしてますが、スイッチが入ると剣士らしくなります。 1巻の、加速する天馬の飛行機が音を追い越し透明な刃のように敵機を切り払う場面は何度見ても鳥肌モ…

宇野比呂士『天空の覇者Z』その1

『天空の覇者Z(ツェット)』(97~)は1933年のヨーロッパを主な舞台に、飛行機乗りの剣士・竜崎天馬がナチスドイツの秘密兵器・巨大空中戦艦「Z」の強奪騒ぎに巻き込まれたことから反ナチス同盟に加わり、真のヒトラーと戦う冒険活劇モノです。 序…

中村光『聖おにいさん』

『聖おにいさん』(セイントおにいさん 06~)はイエスとブッダが人間界にバカンスに来て立川の安アパートで二人暮らしという設定で繰り広げられる、ゆるい日常系ギャグ漫画です。 13年に劇場アニメ、18年に実写ドラマ化しました。ブッダ=染谷将太、…

隆慶一郎 原哲夫『花の慶次ー雲のかなたにー』その2

前回語った通り、人として武将としての魅力に溢れた慶次ですが、 養父前田利久が弟・利家に前田家の家督を奪われたため生涯日陰の身という悲哀の設定もよりキャラを引きたてます。 そのため前田利家が悪役として登場しますが家督を奪った後ろめたさや嫉妬心…

隆慶一郎 原哲夫『花の慶次ー雲のかなたにー』その1

『花の慶次』(90~)は戦国武将で「傾奇者」として名を馳せた前田慶次を主人公にした時代劇アクション漫画です。 原作は隆慶一郎の時代小説『一夢庵風流記』 この作品の前田慶次は黒王号を思わせる巨大な馬「松風」にまたがり、でかい鉄の傘や朱槍を携え…

浦沢直樹(作画)『MASTER KEATON』

脚本:勝鹿北星、長崎尚志。 『MASTER KEATON』(マスターキートン 88~)は、考古学者兼元英国SASサバイバル教官、現在はロイズ保険会社調査員の三つの顔を持つ男、平賀=キートン・太一の日常を描いたアクション多めのマンガです。 98年にはテレビアニ…

宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』

『うさぎドロップ』(05~)は独身男の河地大吉が祖父の葬式で出会った「かくし子」の少女鹿賀りんを引き取り、共に暮らすお話です。 (以下、原作表記通りダイキチで) りんも祖父そっくりなダイキチになついているとはいえ、幼児との生活は何もかもが戸…

高橋よしひろ『銀牙 流れ星銀』その5(小ネタ)

戦闘シーンが連続する『銀牙』ですが緩急の「緩」に当たるギャグシーンや微笑ましいシーンも結構あります。 クロスと子供たちは和みですね。 彼女たちをどう扱うかで、新キャラ(特に敵)がどんな性格なのか読者にわかりやすく伝える役割も担っていました。 …

池田理代子『ベルサイユのばら』その2

前回はあらすじなどをざっとなぞりましたが『ベルばら』最大の魅力は勿論オスカルです。 そもそも何故男装してるかというと、娘ばかり連続で生まれてしまい どうしても息子が欲しかった父ジャルジェ将軍が生まれたばかりの六番目の娘オスカルを男として育て…

池田理代子『ベルサイユのばら』その1

『ベルサイユのばら』(72~)はマリー・アントワネットとフェルゼン、貴族令嬢でもある男装の麗人オスカルを中心に、革命前後のフランス史を描いた少女漫画界の伝説とも言うべき大河ロマンです。 略称は「ベルばら」74年には宝塚で舞台化し、以降定番に…

とよ田みのる『タケヲちゃん物怪録』その2

タケヲの受けた「呪い」は先代の妖怪の長、山本五郎左衛門とタケヲの先祖・平太郎とが協力して神野を討ったため、神野の呪いを子孫であるタケヲが受けていたのでした。 真相が五郎左衛門の口から明かされた際、六ちゃんが何故座敷童なのかもわかります。彼に…

とよ田みのる『タケヲちゃん物怪録』その1

『タケヲちゃん物怪録』(ぶっかいろく 11~)は、呪いのせいで世界一不運な女子高生・稲生武夫(いのう たけを)と、妖怪たちとの交流を描くコミカルでハートフルな作品です。 周りも不運に巻き込んでしまうため、故郷を出て一人暮らしを始めようとした矢…

三原和人『はじめアルゴリズム』

『はじめアルゴリズム』(17~)は独自の算式で世界を表そうとしていた小学生の関口ハジメが、年老いた数学者・内田豊と出会い、数学を学びながら成長していくお話です。 (以下、原作表記のウチダで書きます) 第一話で、ハジメの住む離島出身の著名人と…