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昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

織里たばさ『暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい』その10(5巻感想1)

第5巻、発売中です!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

前巻のあらすじ:

年若い皇帝陛下を守る
ためには権力(=地位)が
必要と言われた花鈴は

女官の昇級試験を
受けることに。

合格には上役の女官の
指導と情報が必須ですが

嫌われ者・王一族出身の
花鈴に関わろうとする
女官は皆無。

しかし花鈴の頑張りに
心を動かされた女官、
陸慧(りくけい)が

指導すると言ってくれた
直後、謎の男に攫われ
そうになる……。

前巻で登場したワイルド系
イケメンと、陸慧は昔からの
知り合いのようでした。

陸慧「私を……
探していた……?」

???「連れていく
約束したろう」

その場に居合わせた
花鈴が止めようとしますが

訓練を受けた花鈴の
掴みを、男は簡単に
振りほどきます。

陸慧「王晴
おろして……」

王の苗字と、一族の
証の腕輪に気づく花鈴。

騒ぎを聞きつけて
他の女官たちもやって
来たため、男は退散。

事情を何も聞けないまま
数日が経過し、最終
試験の課題が言い渡され
ます。

お題は「3日間のうちに
ひとつ何かを作成し、

太皇太后様、長公主様、
太妃様に献上せよ。
最も喜ばれた品を
作った者が合格」

この指示と共に素材が
渡されますが、他の
女官たちは何故か
目もくれず……。

陸慧「“あの”素材を
使えとは言っていない」

素材は粗悪品で、
一級品を見つける
器量と機転をはかる
試験だと解説。

後宮ではすべての
物事には裏がある。

表ばかり見ていては
生き残れぬぞ。」

親にも教わる当たり前の
ことと言われますが

花鈴「父も兄達も
何を考えているか
わからなくて
苦手で……

自分から何かを頼んで
教えてもらったことは
ないです……」

その言葉に何か
奮起したように

陸慧「絶対に受かろう
後宮外に共に行くぞ」

しかし後宮の外に出て
「あの男」に会うのが
怖いと泣いている姿を

目撃した花鈴は一人で
外出することに……。

どうやって出ようか
考えていると兄・王雹の
馬車が来ているのに
気付きます。

太皇太后に呼び出され、
叱責を喰らった王雹は
不機嫌の真っ最中で……。

続きます。