昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

服部昇大『邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん』その16(10巻感想5)

11本目は「L♡DK」

しかし冒頭は部長が
君たちはどう生きるか
を観た帰りから。

大盛況だったため
混雑の人波に押されて
咄嗟に壁に手をついたら……

御影くんに壁ドン

まぁそりゃ驚くよね……。

御影くんが映画を
見に来た理由は
公式ポスターの
あの鳥の絵に

御影「もしかしたら
ヒーロー物の可能性も
あるからな」

部長「異常すぎだろ
お前の着眼点」

なんだかんだ言いつつ
二人で一緒に帰ってると

江波先生と彼女の
中峠先輩が飲んでる
ところに遭遇。

先生は既に出来上がってて
奢ってくれるのは
いいけど、距離感が
バグってます。

中峠先輩「江波って
酒癖が悪くてさ~」

謝る先輩でしたが
会話の流れで

中峠「で お前ら
いつもの後輩女子は?
一緒に誘ってねーのか?」

部長&御影くん
「別に……」

→ブチ切れ開始。

部長の胸倉掴んで
問い詰めます。

中峠「いいのか
そんなんでお前らの
生き方は!?

お前らはどう
生きるかっ
つってんだよ!」

御影「宮崎駿より
力強く訴えて
来るじゃねーか……」

この台詞ツボでした。

江波先生
「スマンな お前ら
中峠先輩は酒癖が
悪くて……」

似た者カップ
だった……。

中峠先輩は更に
高校生二人に
説教開始。

中峠「とにかくだな……
お前らはもっと
女心っつーもんを
知っとくべきだ!!」

というわけで今回の
映画プレゼン担当は
中峠先輩。

タイトルの「L♡DK」
(エル ディーケー)は
少女マンガ原作の映画。

中峠「この映画は
元祖“壁ドン映画”と
呼ばれ日本中に

壁ドンブームを
巻き起こし……」

と、壁ドンについても
解説してくれます。

中峠「少女漫画に
おいて最も重要な
要素(ファクター)
それは間合い!」

要は男が急に間合いに
入ってくることで
ドキッとするのが
大事だと……。

部長「そんな……
牙突零式みたいな
原理なのか……!?」

さすが部長、
的確な例えだ(大絶賛)

更に少女漫画には
「ドキドキ同棲モノ」
という王道設定が
あると語る先輩に

部長「さすがに
現実的じゃないだろ
高校生の同棲なんて……」

中峠「ほぼ半同棲
ムーブかましてる奴が
言う台詞か!!」

続きます。