昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

服部昇大『邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん』その5(池ちゃんについて)

『邦キチ!映子さん』が
(掲載サイト)スピネルから
「COMIC OGYAAAA!!」に
お引越し!

&サイトのオープン
記念に全話公開中!!

※コミックス描き下し分は
掲載されてません。

5月27日までです。

折角だから語ります。
どうにも気になる
池ちゃんについて……!

池ちゃんは7巻5本目(第五話)
登場。表紙の彼です。

映子・マリア・ヤンヤン
3人をプールでナンパしてきた
大学生2人の友人、というのが
初登場。

友人「特に池ちゃんなんて
マジで映画マニアで
さ~」

池ちゃん「おい よせよせ~
恥ずいからそういうの

でもインスタで
映画感想あげてま~す」
(舌ペロ)

「年間鑑賞本数は85本!
ちなみにキミ達は?」

初見感想(うぜぇ……!!)

この回では3人のあまりの
詳しさに敗北を悟って
帰るオチでした。

再登場は同じ巻の8本目。

映子ちゃん&部長とカフェで
映画の話をしているうちに

実はすごく真面目で
ひたむきなのに、空回って
いるのが判明します。

「オレに教えてくれないかな?
面白い感想の言い方……!」

「大人は誰も面と向かって
“お前はつまらない”なんて
言ってくれないんだ」

将来はカルチャー系の
エンタメのライター志望で
既にインターンでそういう
会社で働いてる行動力、

自分に何か足りないと自覚し、
高校生に教えを乞う素直さは
彼の美点。

絶妙にイラっとさせる
言動というマイナスも
抱かせつつも

同情と気恥ずかしさ、
共感や愛着が生れてきます。

「知ってること全部
喋ろうとするから話が
あちこちに飛ぶ」(意訳)等

部長、あるいは自分が
抱いたツッコミが
そのままブーメランになって
我が身を削る感覚……。

みんなの心に池ちゃんはいる。

映画鑑賞、1年に85本は
感想をまとめてUPする時間も
考えるとかなり頑張ってます。

1本につき感想8000字は
すごいけど、凝縮した方がいいよ(正論)

ところで8本目では部長
とは初対面、映子ちゃんとも
二回しか会ってないのに

次の登場時には、同じ部活で
長年一緒だったOBのような
態度でサウナに誘ったり
部長宅に来たり……。

距離感もだいぶ変。

なんか気になる愛すべき
キャラです。