どちらが暗殺拳の後継者に
相応しいか決めるシーン
です。
ケンシロウ→傍に来た
虎を撫でる。
ラオウ→虎が襲いかかって
きたのを即座に返り討ち。
リュウケンの理屈は
ともかく、子供の読者でも
二人の性格の違いと
ラオウの強さ、凶暴性が
はっきりわかる
エピソードです。
ドラマ版ではサーカス
から虎を借りてきます。
名前はハナコ。
役者を近づけると聞いて
調教師さんも優李も
驚愕してるのに
調教師さんが監督に
抗議してる間に、虎を
撫でたりと大物っぷりを
発揮します。
調教師「あの方が自然体
すぎて警戒心を
抱かないのかも」
監督「……自然っていうか
ありゃもう野生じゃ
ねえのか!?」
念のため麻酔銃持った
狙撃手まで用意して
撮影開始。
虎が近づいてくると
島田(橘君!
撫でてごらんよ!
モフモフして
気持ちいいぞ!)
優李(だ……だったら
ちょっとだけ……)
そして虎は島田さんに
襲いかかり……。
構える狙撃手に
島田「やめろっ!!」
「はっはっはっ
可愛いなぁ
こいつぅ~」
じゃれつかれ、舐められ
まくる島田さん。
監督「調教された虎
とはいえまるで
猫のように……!
これが島田チャンの
人間力なのか……!」
※島田さんが動物に
なつかれるのは、今後の
伏線でもあります。
ハナコとの撮影後、
今度は虎の人形を使って
ラオウが虎を惨殺する
シーンを撮ることに。
優李「さっきまで
虎を可愛がってた
人ですよ……」
監督「それもそうか……
躊躇するかな?」
→全力でぶっ壊したーー!!
優李「あれバレーの
アクションですよ!?」
監督「しかも本物を
撫でた直後に
この暴力……
躊躇がない!!
どんなシーン
どんな演技も
任せられる!!」
監督が太鼓判を
押す中、
他の役者たちは独特
すぎる『北斗』の
撮影現場や
監督の無茶振りに
困惑するのが大半
なのに
島田さん、あんた
すげぇよ……。
続きはまたそのうちに。