昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

倉尾宏『北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝』その9(5巻感想2)

44話では動けない
トキがどうやって敵を
倒すか?と皆で話し合い。

しかもその方法で
トキの底知れない強さも
見せなくてはなりません。

しかしいいアイデア
浮かばず、一旦休憩に。

監督「俺は……無理を
言ってっかな?」

普段は無茶振りと勢いの
監督も、流石に弱音が出ます。

(マミヤ役二見さん)

「でも……監督が
良いものを撮りたくて
やってるのは

きっと皆 理解してる
から……」

休憩中、2人は通りすがりの
小学生が特撮ヒーロー
ごっこをしてるのを
見かけます。

特撮に縁がなかったらしい
二見さんの素朴な疑問から
新たなアイデアが……。

二見「どういう原理で!?」

そこ気にするとこ
なんだ!?(特撮脳)

強引な新設定に
無理があると役者たちに
ツッ込まれても

監督「可能かどうかは
俺が決める!!」

監督がノってきた……!

倒した後の惨死シーンは
どういう演出にするかと
いう話になって

優李「優しい聖人の
トキらしい殺し方って
何でしょうね……」

敵モブ「矛盾が
発生してる……」

大石さんがふと、痛み止めの
薬が切れてたと思い出した
ことから

苦痛を与えない→
むしろいい気持ちで
死ねるという

慈悲深さと残酷さが
両立するトキらしい
北斗神拳の形が完成し、

カサンドラ編」が
撮影終了します。

45話では視聴者の
反応……という名の
ツッコミが描かれます。

ジャギがケンシロウ
名乗るシーンで

「顔似せる気ゼロ!?」

トキが偽物と判明直後に

ケンシロウ、 
完全に信じてたよ!?」

そして衝撃の
シェルターシーンでは

「「「抱っこしろよ!!!」」」

日本全国のお茶の間の
皆さんの気持ちが
1つに……!!

「大人だけ観てずるい」と
ジャギ編で泣いて抗議した
ようちゃん、

見せてもらえて
よかったね……。

おまけカットで
茶店で北斗話してる
メガネたちに

北斗の拳
詳しいのか!?
誰が好きなんだ!?」

親しげに話しかけて
くるスケバンたち。

「オタクに優しい
スケバン……」

(80年代にオタクの
概念はありませんが
わかりやすくしてるの
でしょう)

なんかじわじわきます。

続きはまたそのうちに。