昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝』その5(4巻感想1)

※原案:武論尊原哲夫

第4巻、本日発売です!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

ネタバレ:ローディストのアイドル、
アミバキターーーーー!!!!

今日はあちこちのSNS
かつてのローディストたちが
荒ぶっていることでしょう。

念のためあらすじ:

北斗の拳』というオリジナルの
アクションドラマを撮影する話。

※原作漫画は存在しません。

脚本はあっても、撮影の都合に
合わせて設定はコロコロ
変るのですが、

かえってその場の勢いや
役者の必死さがいい方向に出て、
人気ドラマに。

4巻冒頭では視聴者の
反応が描かれます。

(レイの技を見て)

「殺害方法が
卵カッターじゃん!!」

改めて言われると
じわじわくるな……。

このエピソードで視聴者は
はっちゃけた残酷表現を
面白がっていることを
読者に伝えてからの

新キャラ・トキ役の
大石さんが登場。

別の撮影現場スタッフ
「『北斗の拳』とか一番
向いてないのに……」

不穏な前振りで始まるも、
『北斗』撮影現場では
大石さんの演技に監督は
大満足。

ところがアクションシーンに
なると気絶する大石さん。

大石「残酷なシーンが
苦手なんです」

監督「一番北斗でダメな
ヤツじゃねえか!!」

本人が言わなかったのは
悪役なら可哀想と思わない
はずという認識だったから。

(実際は憐みが沸いてしまう)

大手事務所の大物俳優のため
降板も不可能です。

仕方ないので脚本や演出の
変更で何とか乗り切ろうと
頭をひねるスタッフ陣。

「外科医の役をやった時は
手術シーンをどうしてたんだ?」

→人を治そうという思いで
挑んだので平気だった、
という大石さんの発言に

では「医療行為」として
やってることにしよう、と
トキはマッドドクター的
キャラ付けをされます。

自分のために脚本も変える
現場の気遣いに応えようと
大石さんも役者の本気を
見せます。

ところが折角大石さんが
ノってきたのに

過去回想シーンの撮影で

ケンシロウが慕う義兄に
しては人相が悪すぎる。

・子役が怖がって逃げる。

という問題が発生して……。

続きます。