昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

市東亮子『やじきた学園スピンオフ 星にききたまえ』その5(3巻感想1)

第3巻、発売中です!!

記念に語ります。

大雑把な解説:

80年代から続く人気作、
やじきた学園道中記
シリーズのスピンオフ。

作中屈指のキャラの濃さを
誇る変態キザ男、ハーディと

日本で彼と出会い、主従関係に
なったワケあり忍者・狭霧との
その後を描きます。

舞台は80年代の
ロサンゼルス。

前巻の続きでハーディの
もとに匿われている

天才科学者ダニエル・
ローズ(日本名:喜多神
真吾)博士と、

その母親を取り戻そうと
するクズ親父が

遂にハーディ殺害を
決意。刺客を送ります。

ドゥニー「悪意が……
ご主人様に向かって
います」

真吾「……いやそれ
割と通常だよね?」

確かに自業自得の
場合が多いけど!!

今回はあんたの生物学上の
クソ親父のせいだろ!!!

それを知ったハーディは

ハーディ「では君は
コソコソと逃げ回れと?
この僕に!」

忠告する狭霧に
相手を迎え撃つ宣言。

狭霧を心配させます。

更にクズ親父は、ハーディを
裏切らせたのに息子奪還に
失敗したハーディの元部下も

用済みとばかりに
始末しようとします。

会社的には重要人物だった
ので、クビにしたものの
ハーディ以下、周囲の社員
たちは悩んでいました。

そこで狭霧が動いて
彼を刺客から救い、
ついでに会社にも
戻ってもらうことに成功。

詳細は書きませんが
ハーディが元部下の
裏切りに対して

ハーディ「君の人生
最大の汚点だ」

「そして君にその選択を
させてしまった
僕の汚点でもある」

変態のくせにたまに
まともなこと言う……
(褒め言葉)

ちょっと感心したのに
最終的には狭霧の
おかげというオチも
つきました。

サリー、恐ろしい子……(白目)

※狭霧(さぎり)の愛称がサリー。

第10話ではハーディが
「実家」に狭霧を連れて
里帰り。

そこで「親族」から
命を狙われて……。

冒頭でまだ自分だけ
サリーに会わせてもらって
ないと、ハーディに直談判する
ブライアンの

「俺たち友達だろ?」

が、ツボでした。

(アレと友達扱いされたいか……?)

※友達がいないわけではなく
今まで出てきたのが
曲者揃いだったから。

続きます。