昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

市東亮子『やじきた学園スピンオフ 星にききたまえ』その6(3巻感想2)

ハーディは生まれた直後に
教会に捨てられていて、

資産家の養子になったものの
年老いた養父母と5歳で死別。

莫大な遺産は後見人の
親族が「管理」して
育児放棄されるが、

6歳にして弁護士に相談、
返り討ちに。

この時に雇った保育士兼
家政夫の名前が「アントニオ」

(これらは1巻で出てくる)

現在もハーディは身のまわりの
世話をする人をアントニオと
呼ぶ習性があり

「実家」に戻ったハーディと
狭霧は3代目と5代目の
アントニオに出迎えられます。

ところがそこに今回の
トラブルのもとが登場。

ハーディを育児放棄した
後見人元キャンベラン夫人
(亡き養母の妹)と

養父の従弟の孫でハーディとの
結婚を狙う女性、マデリンの二人。

一方、狭霧は真吾から連絡を
受け、ハーディがまた命を
狙われてると知ります。

ハーディ襲撃は狭霧と
アントニオたちに阻止され

(キャンベラン夫人の雇った
刺客にクズ親父の気配を察し)

遂に真吾はクズ親父と対決
する覚悟を決めます。

真吾「俺は君を見て
考えが変わったんだよ
逃げてるだけじゃ
ダメだってね……」

真吾とハーディの人脈、
影響力を駆使して
クズ親父の妻と舅を呼び、
真吾と母とが対面。

舅=クズ親父がCEOを
務める会社の会長。

クズ親父の所業を話して
説得に成功。

前作『やじきたF』でも
散々悪行を重ねてきた
クズ親父にようやく天罰が。

ニュースでそれを知った、
紫室一乃介と坂口のおやっさん
日本から訪ねてきます。

狭霧と一乃介の仲の良さに
内心もやもやを感じる
ハーディ。

ドゥニーから「悪意や敵意じゃ
なくても、心を乱される相手」
なのでしょうと言われて

ハーディ「僕は生まれて
初めて 自分が万能じゃ
ないのだと感じたよ」

(ずっこけるドゥニー)

ハーディはそうでないとな!!(萌)

3巻で終わるのは勿体ない
ですが、ハーディの色んな面が
見られて嬉しかったです。

狭霧、真吾も幸せそうで
ハーディとやじさんの
約束も果たせて良かった。
『やじきたF』11巻)

市東先生、ありがとう
ございました!!

次回作も楽しみにしております!!