昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧

元三大介『魔法医レクスの変態カルテ』その17(3巻感想5)

第17話ではレクスの師匠で毒物のエキスパート、アトロピアが登場。 ある日、レクスがベルマと共に彼女の研究室を訪ねると部屋の中で倒れていて…… レクス「これはギガントモスの毒針毛(しんもう)……」 「貴女また自分の体で実験しましたね……!?」 解毒しよ…

服部昇大『邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん』その39(13巻感想2)

2本目は『侍タイムスリッパ―』 いつもの部室に、無言でタブレットを弄る見知らぬ男子が一人……。 部長「このシュッとした男は一体何だ……?」 首を斜めに傾げて手を添える、 いわゆる「首痛め系男子」のポーズで座ってるのは 漫画家志望の3年生、宇水匠美く…

服部昇大『邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん』その38(13巻感想1)

第13巻、発売中です!! 劇場版『ジークアクス』感想回が収録されてるこの巻の発売が最終回直後とは、 やはりこの作品は「持っている」…… 1本目は『ボルテスVレガシー』 冒頭、映子ちゃんと部長の会話の流れで 「実写化は難しい」と部長が言ったのをきっか…

鎧田『#神奈川に住んでるエルフ』その18(3巻感想4)

18話は横浜さんの崎陽軒のお弁当の思い出話。 ご存知の方も多いとは思いますが念のため、 崎陽軒(きようけん)はシウマイ弁当で有名な横浜の企業。 まさかのフルカラーでお弁当の中身が登場。 中身も詳しく解説され、 横浜(傾いても具が寄らないくらい………

鎧田『#神奈川に住んでるエルフ』その17(3巻感想3)

17話は鎌倉さんと相模原さんのお話。 (当時放送中の) 『鎌倉殿の13人』にドハマり中の鎌倉さんは 相模原さんと電話中、当然観てるものと思って話題を振りますが…… 相模原「まだ観てないッス『太平記』観てる途中なんで」 「近所のビデオ屋で4年に1回…

住吉九『サンキューピッチ』その9(2巻感想6)

13話では轟くんが世界をどう見てるかが描かれます。 冒頭、轟くんがマウンドに立ってもまだ強気が続く三馬くん。 真っ向勝負すると分かってザワつく会話をきっかけに 「そういや轟が妙なこと言ってたぞ」 以前、雑誌のアンケートが轟くんに来てたことを思…

住吉九『サンキューピッチ』その8(2巻感想5)

第12話では覚醒した三馬くんが大活躍。 (それでも次に点を取られたら交代と、桐山くんと約束します) 絶好調なのは敵味方に伝わり、面白がる轟くんに なぜか自分のためだとカン違い発言する阿川監督……。 それはそれとして 今まで三馬くんは「弱気になって…

壱原ちぐさ『シテの花ー能楽師・葉賀琥太朗の咲き方』その7(1巻感想7)

六番目は泰山先生の孫の北斗が登場。 冒頭、仕舞の稽古で散々ダメ出しを喰らう琥太朗。 しかし見学してる璃乃ちゃんは (……いや初心者でこれだけできてれば充分) これはプロの能楽師になるための指導だと察します。 (コタくん……泰山先生に認められたのね)…

相葉キョウコ『おじ転生~悪役令嬢の加齢なる生活』その2(1巻感想2)

第三話ではクロエが「黒江」として会社に初出勤する話。 クロエ(お外……嫌ですわ~~~) しかし謎の声は何故か上機嫌。 早く起きて支度しろと言われてふと (もしやわたくし今後、 化粧もコルセットもしなくて……いい……?) 一瞬浮かれたものの、初めての満…

相葉キョウコ『おじ転生~悪役令嬢の加齢なる生活』その1(1巻感想1)

『おじ転生~悪役令嬢の加齢なる生活』(24~)は 処刑された悪役令嬢クロエが、現代日本のおじさん「黒江」に転生して…… という異世界転生の逆バージョン。 冒頭、貴族令嬢だったクロエ・デマントイドが皇帝殺害を企んだ罪で処刑されるシーンから。 衆目…

池辺葵『ブランチライン』その17(4巻感想2)

17話は山田くんと仁衣の甥、岳(がく)の話。 この回は年末の時期で、 山田くんは冒頭でもう着ない洋服を いるならあげると岳に画像を送っています。 仁衣は年末セールの出荷作業の手伝いで倉庫へ行ってて職場に不在。 ふと机の上に、仁衣からのプレゼント…

池辺葵『ブランチライン』その16(4巻感想1)

第16話はネット販売がメインのアパレル会社に務める四女・仁衣(にい)の話。 冒頭、仁衣は以前、何度も頼み込んで商品を置くことを許可してもらった 憧れのブランドショップ「onde」から商品についての苦言を伝えられる。 売り上げが悪いわけじゃないけど…

森薫『乙嫁語り』その11(15巻感想7)

間が空いたので解説: スミスさんとの旅を終えて故郷に戻ったアリさんは たくさん稼いだらしいとあちこちから結婚話を持ちかけられます。 アリさんの兄夫婦が具体的な金額を確認すると、 「あるにはあるけど思ったより少ない」額。 噂はすぐに広まり、皆は失…

倉尾宏『北斗の拳 ドラマ撮影伝』その29(7巻感想7)

第69話ではいよいよサウザーVSケンシロウの直接対決シーン。 ワイヤーアクションのため、体にワイヤーが着けられると サウザー役・柏葉さん「これ話聞いてて楽しみだったんですよ!」 ケンシロウ役・優李「えっ 物好き……!」 ワクワクしてるサウザーと驚…

漫画:住川恵/原作:甘岸久弥『魔導具師ダリヤはうつむかない』その2(1巻感想2)

第1話は前編後編で前編はまだ布石だけ。 17歳になったダリヤは父カルロから兄弟子の青年、トビアスを紹介されます。 (トビアスの父は大手のオルランド商会の会長でカルロとは親友同士) ダリヤ(私の方が先に父さんに教わってたのに……) モヤっとします…

漫画:住川恵/原作:甘岸久弥『魔導具師ダリヤはうつむかない』その1(1巻感想1)

『魔導具師ダリヤはうつむかない』(18~)は 同名の原作小説のコミカライズ版。 現代日本で過労死した女性の前世の記憶を持つ異世界の少女ダリヤが それをアイデアに活かして人々の生活に便利な「魔導具」を発明したり 様々な人との出会いを通じて成長し…

原作:三条陸/漫画:芝田優作『勇者アバンと獄炎の魔王』その29(12巻感想4)

48話冒頭ではライゼが詳細を説明。 要は「意思を持つ武器は持ち手を自分たちで選ぶことにした」 しかし選んだ相手を自在に操るにはそれなりの手順が必要で ライゼ「オレがこの刀身で打ち負かした相手を貫けば 肉体を手に入れて我がものにできる 心は消され…

原作:三条陸/漫画:芝田優作『勇者アバンと獄炎の魔王』その28(12巻感想3)

間が空いたので解説: 新たな敵「ベルクス」からの刺客、魔槍のフーガとの戦い。 47話冒頭、剣を折られて槍で挑むアバン。 フーガ「付け焼き刃の槍術で?しかもそんな落ちていたような鉄屑でこの魔槍と!?」 「死に際のジョークとしてはなかなか上出来!」 …

榛野なな恵『Papa told me』その40(アジサイ屋敷の話)

梅雨の時期になると思い出すエピソードがアジサイ屋敷の話こと ココハナ版8巻「ブルー コンチェルト」 冒頭のモノローグは (それは世界の始まりのような青) その日の天気は霧雨で、傘を差さなくてもまぁいいかくらいの状況。 知世「あ あそこにもアジサイ…

井上まい『大丈夫倶楽部』その40(8巻感想4)

第135~136話は芦川探偵との再会エピソード。 ※現在は「モトカワ」と名乗っています。 135話ではモトカワさんを色んな場所へ案内します。 モトカワさん「お前さんの事はもうあんまり覚えてなくてね」 宇宙人に遭遇したなんて経験、普通なら忘れられ…

井上まい『大丈夫倶楽部』その39(8巻感想3)

第113話はもねのある日の一コマ。 もね「久々の自炊カレー~」 そんなことを呟きながら調理してると、ご飯も炊けます。 炊きたて御飯の匂いに陶酔するもね。 (五・感・歓・喜……) ご飯を皿に盛り、カレーをかけようとしてその前にご飯をひと口。 「やっ…

雨夜幽歩『こころの一番暗い部屋』その2(1巻感想2)

CHANさん「最近聞いたどんな好意の言葉より生きた心地がしますわ……」 やはりクリエイターは辞めてもその言葉が一番の殺し文句なんだなぁ……。 旦那さんいい人そうなので、いつかまた描き出すかもしれませんね。 その場だけの話にすら (怖がらせるためには) …

雨夜幽歩『こころの一番暗い部屋』その1(1巻感想1)

『こころの一番暗い部屋』(25~)は 怪談好きの漫画家が集まるweb上のトークルームを舞台に 即興で出した複数のテーマを織り込んだ怪談話と、それを作る漫画家たちの物語。 第一話では主人公にあたる「かなさん」 =朱雀奏(すざくかなで)、あまり売れて…

西修『魔入りました!入間くん』その104(41巻感想2)

第359話では入間くんとアズくん、クララが先生として 多耳族の子供たちに魔術の基本を教えます。 一応大人しく聞いてたメフィストですが 授業が終わると、入間くんに説明を求めます。 実はこの試験の「正解」は 「自分は王にならずにこの集落から王を選ぶ…

西修『魔入りました!入間くん』その103(41巻感想1)

本日6月6日はアズくんの誕生日です、めでたい!! というわけで入間くん話を。 358話ではメフィストの過去と今の目的が語られます。 まずは大昔の回想シーンから。 先々代の魔王ドクフェルに仕えていたメフィストは 死期が近づいたドクフェルから 「お前…

(原作)池田悦子/(漫画)あしべゆうほ『悪魔の花嫁』その18(「月子先生の秘密」)

『片白の医端者』で、かぐや姫の娘・影夜さんと人狼の甚郎さんを見てるとこの話を思い出す……。 というわけで1巻の「月子先生の秘密」の話を。 冒頭は古典の授業中、「竹取物語」の一説を解説する月子先生。 生徒たちは皆、美人の月子先生に憧れていて 村尾…

岩飛猫『片白の医端者』その6(1巻感想6)

第8話は犬耳ちゃんの素性の話。 本作のマスコット兼驚き役で、自分を人間だと思ってる子ですが 実は大量の妖精の住処でしかなく……。 ある日、街に出てショッピング中の犬耳ちゃんは突然声をかけられます。 ???「瑠々(るる)!?」 犬耳ちゃん(知らない人…

岩飛猫『片白の医端者』その5(1巻感想5)

間が空いたので解説: 化け物専門の病院の医師、片白(かたしろ)先生と患者たちのお話。 第七話では先生とウサギ人間・影夜さんとの出会いエピソードを通じて、 医者以外の役割も果たしていることが描かれます。 (影夜さんは既に三話で登場している) 冒頭…

壱原ちぐさ『シテの花 能楽師・葉賀琥太朗の咲き方』その6(1巻感想6)

五番目は泰山先生と至龍の「密談」エピソード。 冒頭、璃乃のお陰で謡のコツを掴んだかに思えた琥太朗でしたが 泰山先生「……前回よりいい声が出るようになったな。」 「お前 発声練習禁止な」 高校生くらいの男子はまだ変声期途中だから無理するなと説明され…

壱原ちぐさ『シテの花 能楽師・葉賀琥太朗の咲き方』その5(1巻感想5)

四番目は女性能楽師志望の女子高生、卯ノ花璃乃と琥太朗の出会い。 冒頭はかつての芸能人時代のチームメイトたちが 琥太朗のことを話しているとプロデューサーから (台詞は意訳) プロデューサー「引退より復帰の方が面白かったのに」 女性メンバー・レオナ…