第3話は「ウインド
ベロシティ」
第1話に続いて
最近のレギュラーキャラ、
女子高生の斉藤さんと
千田さんコンビのお話。
ミステリアスな
転校生の千田さんは
ふとしたことから
クラスの「女王様」
水上さんに敵視され
孤立することに。
知世ちゃんの近所の
時計屋の娘さん、
斉藤さんは千田さんを
大事な友達と思っていて
……。
ある朝の水上さんの
陰口、
「そんなに引っ越し
ばかりって おかしく
ない?」は伏線。
千田さんは他の女子
からも
海外含めいろんな
ところに行くと
友達沢山できるでしょ、
と言われますが
「できない」と返答。
要約すると
「大きなスクリーンに
映し出される物語を
映画館で1人で観ている
ようなもの」だと
話します。
斉藤さん
(じゃあ 私も
登場人物の一人
なんだな
スクリーンの
中だけの)
それを聞いて
複雑な気分に……。
放課後、自宅に誘い
たかったのに
上手く言えないまま
家に着いてしまい、
店内で嘆いている
ところを知世ちゃんに
目撃されます。
学校のお友達なら
明日も会えるのに、と
不思議がる知世ちゃん。
「でも突然
転校してきた時
みたいに また急に
いなくなっちゃう
ような気がして」
知世ちゃん
「それは……
風の又三郎ではっ!?」
強い風の日に現れて
強い風の日に去って
いく男の子の話、と
あらすじを説明すると
しゅんとする斉藤さん。
慌てて風つながりで
メアリー・ポピンズ
かもとフォローしますが
どちらも風と共に
去るキャラ……。
その頃、千田さんは
帰り道にモノローグ中。
(別れは悲しくないし
意地悪も気にならない
それはあなた達の
物語だから)
(私の心は
遠くに
風の向こうにあって
誰にも触れられない
……誰にも?)
家に戻ると、火山学者の
両親が「イタリアに
行こう」と告げますが……
「行かない」
人生楽しそうな親御
さんですが、
気になる火山を
見つけるごとに
移動や引っ越しに
つき合わされたら
そりゃ達観した
性格にもなる……。
※会話からすると
親子仲は良さそうです。
翌朝、斉藤さんは
千田さんを見つけて
「良かったぁ!」
又三郎話を真に
受けていた……。
続きます。
