昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

原作・菅野文/漫画・安倍川キネコ『薔薇王の学園』その6(2巻感想3)

久々なので解説すると

『薔薇王の葬列』
学園パロディ。

原作は中世イングランド
王位を巡る争いですが、

本作では学園内のNo.1
アイドルを目指すコミカルな
競争が描かれます。

19限目はマーガレット
理事長の過去話。

最近元気がないアンを
励ますために語ったのは……。

マーガレットの学生時代、
サフォークという推し
仲間がいました。

(回想の二人を見て)

アン(絵面が完全に
オタクに優しいギャル
漫画だ!!)

モブキャラのごとく
前髪で目が隠れてた
サフォークに

髪を切るよう
マーガレットが言う→

モブ「あのイケメン
どなた?」

「うそっ あの
サフォーク!?」

急に人気者になって
しまい、不機嫌な
マーガレット。

マーガレット(サフォークは
もともと素敵なのにっ……!)

すごく少女漫画だ……!!

と、アンと一緒に読者も
テンションが上がった
ところで

アン「いったいどうやって
学園から腐敗を取り除いて
今の地位に……?」

マーガレット
「だいたい暴力で
解決できました」

アン(この赤薔薇
獰猛すぎる……ッ!!)

さすがマガ様……。

しかし卒業後、サフォークは
アイドルデビューするも
数年後に引退。

マーガレット
「推しが引退したら
すべて終わり」

「力の限り応援するのです!!
ここにファンがいる!!と!!」

アン「はいっ……!」

感動し、元気を取り戻すアン。

いい話……だなぁ?

※原作ではサフォークは
殺害されてるので
だいぶ平和なオチに
なりました。

20限目は夏の林間学校話。

推し別で班を分けるのが
この学園らしさ。

一般生徒は推しと
一緒で楽しいだけでも

ファンサービスの連続に
疲れてしまうリチャード。

ケイツビーが気遣って
自由時間に

「私が壁になりますゆえ
ゆっくり休憩してください」

(邪魔されてリチャードに
近づけないバッキンガム)

一人になれたリチャードが
牧場を見てまわっていると……

リチャード「用務員!?」

ヘンリー「マ……理事長に
頼まれて旅行の手伝いを
してるんだ」

ヘンリーの勧めで
羊の毛刈りをする
リチャード。

もふもふに
ときめいてるのが
可愛い。

続きます。