第３巻、発売中です!!
今回で完結！
詳細はボカしますが
ネタバレにご注意
ください。
改めて解説：
『薔薇王の葬列』序盤の
ラスボス、ランカスター家の
王妃マーガレットが主人公の
過去話スピンオフ。
王としても夫としても
男としても頼りにならない
英国王ヘンリー６世を支え、
彼を小姓同然に扱い、
権力を握っていた
叔父グロスターを
失脚させたマーガレット。
しかし３巻では
そんな彼女に不満を
抱く勢力が……。
冒頭、バレンタインの
祝宴で
マーガレット「国王陛下に
何か申し上げる時は
必ず私かサフォークを
通すように」
宴開始早々から
皆を威圧するマガ様。
グロスターの影響を
早く排除したいと
いうことですが
その態度は敵を作って
しまいます。
不穏な雰囲気の中、
宴の定番のゲームが
行われます。
クジを引き、名前が
書いてある人が
「今宵一度の恋人」に
なるというもの。
マーガレットの引いた
紙にはサフォークの名が。
この時ばかりは宴のルールで
サフォークも「マーガ
レット」と名前呼び。
マーガレット（彼が
いれば 何も怖くは
ないーーー）
ところが甘い空気も
そこまでで、もう一人の
側近サマセットが
マーガレットに告げたのは
ヨーク公は「切り札」を
使って、マーガレットを
失脚させることを進言。
切り札＝マーガレットが
王妃になる際に交わされた
条約。
サフォークと
マーガレットの
認識は（台詞は１巻）
「この結婚で我が国と
フランスの和平を成立
させたいのです」
ヨーク公が皆を煽りたい言葉は
「英国民が血と汗で勝ち取った
領土がフランスに献上される」
そもそもフランスから
「奪った」領土だし！
すぐにでも公表したい
ヨーク公に対して
グロスターは「ヘンリー
王の立場も危うくする」と
ためらいます。
一方、サマセットの
報告は続いていて
ヨーク公に王位請求の
権利があり、その権利は
ヘンリーより上だと
知らされるマーガレット。
どいつもこいつも
肝心な情報を後出し
するなよ……!!!
続きます。
