最終巻、本日発売です!!
※詳細はボカしますが
ネタバレに触れずに
語れそうにないので
気になる方は、17巻
から先にご覧ください。
念のためあらすじ。
赤い薔薇の徽章を持つ
ランカスター家と
白薔薇のヨーク家が
王位を巡って対立。
ヨーク家が勝ったものの、
今度はエンドレス内輪揉め。
その結果、三男坊の主人公・
リチャードが王位に就きますが
内紛はやがてランカスター家の
復権を招きます。
前巻までのあらすじ:
味方は次々いなくなるのに、
敵はどんどん増えていく。
病で亡くなった王妃アンの
少女時代の手紙が、冒頭から
心を抉ってきます。
父の望みだった王座だけは
守り抜こうと決意する
リチャードでしたが
戦場へ向かう彼の前に
現れた母セシリーが
告げた言葉は(秘密)
彼女が自爆覚悟で
公の場で言わなくて
良かった……。
また、ティレル=記憶喪失の
ヘンリー6世もリチャードと
直接、接触してきます。
白いの、本当に便利な
キャラだな……。
「僕と友達になって
ほしいんだ」
「ああ……友達になろう」
かつて交わした言葉が
再現されたシーンの
リチャードの表情に泣けます。
そしてランカスター側を
率いるリッチモンド伯
ヘンリー・テューダーは
自分に足りないもの=
イングランド王の血を
引くベスと強引に結婚、
王位への正統性を得ます。
味方が次々寝返る中、
リチャードは最期まで
戦い抜き……。
詳細はあえて言いませんが
今回、リチャードは
二つの戦いを経験します。
自分を長い間苦しめてきた
毒親の呪いと、現実の戦場。
その二つから遂に解放されます。
(最後は読者に判断を委ねます)
幸せになったと
信じてる……!!!!
どうかベスも幸せに……!!
あいつ人をビビらせて
主導権を握るタイプだから
どっしり構えて尻に敷いて
やれ!
あとヘンリー(6世の方)が
やればできる子だった……!!
菅野先生、素晴らしい
物語をありがとうございました!!
次回作も楽しみにしていますが
エドワードjrのその後も
読みたいです……!