昭和の少女漫画のヒロインへの嫌がらせの定番、
シューズにピン・もしくは画びょうを入れる。
『エースをねらえ!』1巻には既に出てきます。
つまり1973年には使われていたと
いうことです。
(正確には画びょう)
バレエものでも王道なのか、上原きみこの
小学○年生の『まりちゃん』シリーズ、
『悪魔の花嫁』でも「トウシューズに
ピンが!」
別の巻でも「サッカーのスパイクに
ナイフの切っ先が」というエピソードが
あります。
(スパイクは目撃者に捨てられたので
ケガ人は出ませんでした)
私が小学校1.2年くらいのはずなので
80年代前半まではよくあるパターン
だったのでしょう。
これも70年代にお約束ができる
→80年代前半にすたれる
→80年代後半に忘れられるORリニューアル
説でいいのかな。
例外として。90年代の小学○年生で
やはり上原きみこのバレエ漫画で見かけて
懐かしい気持ちになりました。
でも傷が小さく、靴や靴下で隠れてしまうので
第三者が気づきにくいこと、
被害者も周囲に訴えづらいことなどを考えると、
相当に陰湿な悪意ですよねこれ……。