※腐話=BLを含みますので
苦手な人はご注意ください。
前にも書きましたが80年代
後半から、大ヒット少年マンガの
同人誌アンソロジーが登場。
コミケや同人イベントといった
限られた場所にしかなかった
ものが、普通の本屋で買える
ようになります。
今なら18禁確定な代物で
あらゆるカプ、性表現の
洪水が表記ナシ……。
いろいろと規制が緩い
時代でしたからね……。
本屋によっては「原作」の
隣に並べてあったり、
大きな本屋だと大手同人誌が
委託販売されていたカオス。
ただでさえ当時、同人誌まで
出す人は濃いオタクなのに
その中の大手の本といったら
狂気を煮詰めたような猛毒です。
(褒め言葉)
そんなものを原作マンガの
ファンというだけの一般人に
突然注入したら……。
人生に影響があった人、
黒歴史作った人も多いんじゃ
ないかな!!!
(鏡を見ながら)
最初はふゅーじょんぷろだくと
だけでしたが、後に青磁ビブロス
からも出ました。
だいたい大雑把に分けて
80年代後半:C翼・星矢
90年代前半:
シュラト・幽白・
スラダン・セラムン
90年代後半:
レツゴー、封神・ハンター、
るろ剣・ワンピ・マンキン
10年代:
黒バス・ハイキュー・おそ松
(トルーパーやサイバー
フォーミュラ、W、ダグオンなど
90年代に入るとふゅーじょんが
星矢アンソロの常連を集めて
オリジナル漫画を描かせた
「KID」が、
ビブロスから「パッツィ」が発行。
その後BLの「BE BOY」が
発刊されます。
この辺りからBLという言葉が
出てきた記憶があります。
「腐」とか次々に隠語は増えていき、
「やおい」という言葉は次第に
死語になっていったと思ったら……。
BL作品が海外で「YAOI COMIC」と
表記されるようになり、
外国人のファンが日本の本屋で
大喜びで買い求めるようになると
一体誰が予想したでしょうか……。
(本田『ガイコツ書店員
本田さん』より)
続きはまたそのうちに。