昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

(雑談)昭和のオタクとやおいの話

古傷が疼いたので語ります。

※腐話=BLを含みますので
苦手な人はご注意ください。

昭和の頃はBLも腐女子
いう言葉も存在せず

二次創作はやおい
オリジナルはJUNE・耽美小説と
呼ばれていました。

やおい=やまなし・おちなし・
意味なし、から

やばい・おぞましい・いやらしい
やめて・おしりが・いたい
など変遷(諸説)があり、

当時発刊されていた辞書
現代用語の基礎知識」にまで
登場したため、当時のオタクは
困惑したものです。

(オタクという概念も当時
ありませんが、便利なので
使います)

今でも覚えてるけど
なんでカットが
髙河ゆんの『源氏』
だったんだろう……?

私がオタクの道に片足を
突っ込んだのは80年代
後半から。

やおい」という言葉をはじめて
聞いたのはアニパロコミックス、

藤田わかさんのC翼・星矢パロ
「世紀末翼伝説」でした。

一輝「やっちゃんやがつく
やおいの子っ!」

瞬「兄さんったらばけつ!」

(取り乱すあまり不潔と言えてない)

※本作は健全なギャグ漫画です。

意味が分からなくても
口にしただけで弟が泣く

=大変な禁句だということ
だけは伝わりました。

その後、ふゅーじょん
ぷろだくと発行の星矢同人誌
アンソロジーを本屋で発見。

だって!!「星矢に夢中」って
タイトルの本見たら、ファンなら
買うでしょ!?

しかも前半は健全な
ギャグだったよ!?

(これが噂のやおいか……)

今思うと不思議なのですが
驚くことも拒絶反応もなく、
素直に受け入れてしまいました。

それまでは流石に(こいつら
仲よすぎ……ホモでは?)と
考えたことはありませんでしたが

後に友人が「ずっとこいつら
ホモだと思ってたから

同じこと考えてる人がいるんだと
安心した」と言ってました。

つまりやおいアンソロという特殊な
ジャンルに触れたことで染まった
後天性腐女子

既にその兆候がある人が
ようやく答えを見出した、
先天性腐女子の二種類が
いるわけです。

前者の方は出会わなければ
腐女子になることはなかった
かもしれないと思うと、
罪深い存在ですね。

続きはまたそのうちに。