昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

アミュー『この音とまれ!』その11

滝浪先生の指示で
光太は百谷くんを、

愛(チカ)は吉永くんを
指導することに。

さとわ「組み合わせが
意地悪すぎです」

妃呂や武蔵も心配する通り
二人は教えるのが下手。
更に加えて……。

光太&百谷くんの場合は
教わる方がレベルが上と
いう技術面の問題。

筝の演奏は初めてでも
バンドでドラムやってる
百谷くんは上達が早く、
質問も高度。

先輩のはずの光太は
曖昧にしか答えられません。

百谷(思った以上に
つまんねぇ部)

百谷くんが失望する一方、
光太の方は「雰囲気で分かった
つもりになってたこと」に
気付きます。

光太「……俺 こんなでも
先輩だしっ」

見守る妃呂がすっかり
お母さん目線になってて
可愛い……。

愛(チカ)&吉永くんは
吉永くんのトラウマ直撃問題。

吉永くんは同級生から
愛がかつて「祖父を襲撃した」
という悪い噂を聞いていた
直後でした。

「久遠先輩にはお筝を
教わりたくありません」

気弱で大人しい子なのに
きっぱりと拒絶します。

仕方がないと退く愛に

さとわ「久遠が30分で
諦めるような相手とは
一緒に全国なんて
行けない」

強烈な信頼関係がないと
出ない台詞ですが
自覚無さそうなのが更に良し!!

回想シーンで吉永くんが
お祖父ちゃんに
筝を教わっていたこと、

悪質ないじめっ子にからかわれて
「じいちゃんが弾けって言うから
仕方なくっ……」と言ってるのを
聞かれてしまいます。

本作の悪意のある人物の
描き方、本当に巧い……。

「気にしなくていいからな」と
母から伝言を聞きますが

祖父が交通事故で亡くなって
しまい、二度と会うことは
できなくなります。

ぬけがら状態の中、
受験を前に母から
「筝曲部のある高校」が
大会に出てると教えられます。

「天泣」を弾く筝曲部メンバーを
見た吉永くんは、

(僕も あそこに行きたい
あの場所に 許されるのなら)

という顛末でした。

祖父から筝を習っていたと
聞いた愛が

「いいな」と柔らかく
笑う表情が素晴らしい……!

吉永くんが泣いたため、
教師からあらぬ誤解を受ける
オチが……。

(フォローする百谷くん)

続きはまたそのうちに。