昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

アミュー『この音とまれ!』その14

一英のハイレベルな演奏を
聴いた筝曲部メンバーは

今のままではダメだと
「練習の密度を高くする」
ことを決めます。

具体的には
「漠然と繰り返す練習
じゃなくて

試行錯誤して掘り下げて
練習する」

何か上達したい人にも
当てはまるアドバイスです。

しかし突然、堺くんこと
ミッツの母親が事故に遭い、
入院することになります。

父親は仕事で頼れず、
受験生の妹と小さな弟妹の
世話だけでキャパオーバーに。

ここに来てスポットが
当たったと思ったら
大変な目に遭った……。

普通に仲良くしてたはずが
突然ケンカがはじまり

「この一瞬で何が
あったんだよ!!」

は、育児あるあるすぎる……。

哲生くんや愛(チカ)たちが来て
気分的には救われるものの
練習量が減ることに
変りはありません。

今まで頑張ってきただけに
滝浪先生の提案、
「一人だけ楽譜を簡単にする」
ことが受け入れられないミッツ。

モモヤンの「何で意地
張るんですか」に

八つ当たりのように本音を
ぶつけてしまいます。

モモヤンは退部届を書きますが
武蔵(たけぞう)に
引き止められます。

武蔵「意見が違ったり
ぶつかったりしても

それは=(イコール)
拒絶じゃないから」

「ちゃんと向き合う前に
僕たちのこと切り捨てないで
ほしい」

いいシーンだなぁ……と
しみじみしてからの

モモヤンとミッツの会話で

モモヤン「先輩が合宿の時
言ってた目標が
“一人前の音”だったんで

楽譜を簡単にすれば
先輩の目指す音は
捨てずにすむと
……思ったので……」

お前……あんな素っ気ない
態度だったのにちゃんと
覚えてたのかっ……!!!!

念入りに涙腺に追い打ちを
かけてきやがる……。

そんなのミッツだって
泣くだろ!!
私も泣く!!

22巻では学校休んだ
ミッツにクラスメイトから
思わぬ助けが。

優しい世界……。

仲直りしたとは知らず
「やめんな」と言ってくる
愛たちと、

部室に入るのを促すように
ミッツの手が触れた後の
モモヤンの笑顔がいい。

遂に本当に仲間になれたね……。

続きはまたそのうちに。

ところで髪切った吉永くん、
美少年だな!