昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

アミュー『この音とまれ!』その4

妃呂も加わって団結した
7人はテストも乗り越えて
ほのぼのムード。

顧問の滝浪先生の下の名前が
「涼香」と知って

愛「……女だったのかお前……」

滝浪「チカちゃんて本当
アホの子なんだな」

すごいブーメランを見た……。

なかなか曲者な先生ですが
この頃は「やる気もないのに
妙に音楽に詳しいことを言う人」
です。

初めて7人で参加することに
なる「関東邦楽祭」に向け、
やる気になってるところに
遂にライバル校が登場。

全国大会常連校・姫坂女学院の
鳳(おおとり)かずさは
さとわの大ファン。
ちなみに男嫌い。

ある大会で失格して以来
消息が分からなくなっていた
さとわが時瀬高校にいると
分かり、押しかけてきます。

かずさ「こんなところで
さとわちゃんの才能を
腐らすわけにはいかないわ!」

さとわ「私はここがいいの!」

言い切った後赤くなる
さとわが可愛い……。

納得できないかずさは
「うちの部の演奏を聴けば
絶対うちで弾きたくなる」と

他校との合同勉強会に
筝曲部のメンバーを招待。

場所が明陵高校と知って
一人だけ複雑な気分の武蔵。

(かつて受験に落ちた高校で
弟の通う学校でもある)

しかしそんな事情は
皆には関係ないと
明陵行きを承諾します。

遅刻したため明陵の演奏は
聴けなかったものの、
姫坂の「そろう」音の
レベルの高さに圧倒されます。

追い打ちをかけるように
明陵に通う中学時代の友人と
遭遇する武蔵。

筝曲部だと話すと笑われ
笑ってごまかすと

愛「何がおかしいんだよ」

「こいつら今、お前も
筝もバカにしたんだぞ!!」

武蔵「久遠君には分かんないよ」

武蔵が思わず口にした
拒絶の言葉にダメージを
受ける愛。

滝浪「部長のお前が
自分の気持ちにすら
自信もてねえようじゃ
全国なんて到底無理だな」

 どストレートな正論を言われ
凹む武蔵を助けたのは
妃呂でした。

妃呂「──あんた あたしが
何か話したら ちゃんと
聞いてくれるんでしょ」

「あたしだってちゃんと
聞くわよ!!」

この後、武蔵は愛に
本音を打ち明けて
仲直りします。

妃呂がいてくれて良かった……。
(ほっこり)

続きます。