80年代半ばを過ぎると
黒髪ストレートのロングヘアの
お嬢様が減っていきます。
『DRAGON BALL』(84~)
ブルマ
世界有数の大企業「カプセル
コーポレーション」社長令嬢。
一人で冒険の旅に出て、何でも作れる
バイタリティ溢れるキャラです。
彼女の場合はドラゴンボール探しの
旅の資金に不自由しないための
お金持ち設定でしょう。
髪型がこんなに頻繁に変わるキャラって
彼女以外あまりいないのでは……。
『究極超人あ~る』(85~)
西園寺まりぃ
あ~るたちの通う春風高校の
生徒会長。黒髪ストレート
ロングヘア+カチューシャ。
高笑いする悪役お嬢様キャラというと
少年マンガでは彼女が真っ先に
浮かびます。
実家はお金持ちのようですが
財閥とかのスケールではありません。
『聖闘士星矢』(86~)
城戸沙織
ロングヘアのトーン髪
(カラーだと茶髪・アニメは紫)
女神アテナの化身だと判明するのが
6巻。それまではグラード財団総帥の
高慢なお嬢様キャラでした。
幼少時は孤児たちをいじめて
遊んでたりと、アレな性格でした……。
『名探偵コナン』(94~)
鈴木園子
茶髪のストレートボブ+
カチューシャの組み合わせ。
彼女もコナンたちが旅行など
あちこちに行くための
資産家令嬢設定でしょう。
元気でバイタリティ溢れてて
実にいいキャラです。
『YAWARA!』(86~)
本阿弥さやか
黒髪ストレートへアとはいえ
長さは肩までくらい。
正確には青年誌連載です。
ライバルで高笑いの似合うお嬢様で
ヒロインとは三角関係という
テンプレ具合いが素晴らしい……。
『新・コータローまかりとおる!』(94~)
美杉留美子
黒髪ロングですが、あちこち
はねた髪+カチューシャ。
巧太郎からすれば悪役なお嬢様キャラ。
高笑いも似合います。
昭和(70~80年代前半)は
まだお嬢様は「お淑やかな女性」の
イメージでしたが
上記のように昭和末期~平成以降は
「強烈な自信家」「バイタリティ溢れる」
キャラが増えた印象ですね。
令和のお嬢様はどんなキャラ
付けになるのでしょうか?