昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

板垣巴留『SANDA』その3(2巻感想)

第二巻、本日発売です!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

改めてあらすじ:

少子化が進んだ未来の日本では
サンタクロースが忘れられていた。

ある時、中学二年の女子・
冬村四織は、サンタの末裔
三田一重(さんだ かずしげ)に

ある儀式を用いて、本人も
知らなかったサンタの姿と
能力に目覚めさせる。

彼女の親友が行方不明に
なっていて、探すために
サンタが必要だったのだ。

サンタとなった三田は
この世界の歪みに
気付いていく……。

本作の舞台は大黒愛護学園。
不気味な学園長による
支配と管理が行われています。

一巻末では行方不明のはずの
小野さんが登場。

確かに本人なのか、
生きているなら何故
出てこない……!?

という疑問はなかなか
明かされず、読者はモヤモヤ
しますが

冬村さんの反応が可愛いから
ひとまず置いておこう。

(どう可愛かったかは
ぜひ読んでほしい)

その二日後、学園長は突然
小野さんの学園葬を
執り行う……。

何故か未成年の葬儀での
喪服は黒でなく赤。

学園長「子どもの死は
明るく送り出すべき
だからです」

「華々しくやりましょう
彼女のためにも」

納得できない冬村さんは
葬儀をブチ壊そうとします。

何故即座に爆弾を
使おうとする……。

ところが冬村さん、
三田くん、事情を知る
甘矢くんの三人の会話を
聞いてる人物がいて……。

詳細は言いませんが1巻で
学園長が電話していた
サンタクロース狩りの組織

「赤衣の特捜隊」メンバーが
登場します。

また本巻では「子供たちには
赤ん坊のうちから決められた
婚約者がいる」ことが明らかに。

誰の婚約者とは言いませんが
ややこしい三角関係が発生して
自体はより面倒なことになります。

少子化が進んで、結婚と出産が
義務付けられる社会って嫌すぎる……。

新キャラ、または顔だけ出ていた
キャラが物語に関わりはじめて
ますます目が離せません!!

あと学園長、今回も怖い!!

悪側の上司からの「おしおき」は
いろんなバリエーションが
あるものですが

あんなえげつない脅しは
なかなかない……。