昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

昭和のマンガ表現あるある10 無茶な特訓

巨人の星大リーグボール養成ギブスとか、

おやっさんがクレーンの鉄球ぶつけてくるという
仮面ライダーの特訓は有名ですが、

少女漫画カテゴリのガラスの仮面でも
マヤが人形役を演じる際、人形は動かないからと
竹のギブスで全身覆われたり、

狼少女の役を掴もうとする時は手ぶらで山に入り、
ヘタすれば遭難するところでした。

リングにかけろでも新技ジェットラベンダーのために
河井武士がピアノの鍵盤が血まみれになるまで
「左手のためのラヴェル」を弾き続けています。

(左手でのアッパーとピアノ曲がどう関係あるのか
とか、血まみれになる前に拭き取れとか
そんなツッコミをしてはいけない)

同じくリンかけでは、剣崎が発電所で特訓して
ギャラクティカマグナムを撃てるようになっています。

(何がどうしてそうなったかは気にしない)

侍ジャイアンツも滅茶苦茶です。

小柄なため球威が今ひとつの番場蛮は、高くジャンプして
投げるという方法を思いつきます。

(※ボークだけどそんなツッコミは以下略)

その特訓が、マウンドにバイクが突っ込んでくるという
とんでもないもの。

バイク+乗り手より高く跳ばないとはねられます。

また、ぐるぐる回転してから投げる「大回転魔球」
の特訓法は、

片足をモーターボートにくくりつけ、鳴門の
渦潮に突っ込むという更にトンデモな特訓。

 

しかしこの時代、若き王貞治一本足打法
開発のために日本刀を振ったり、

畳の部屋でノックしてたら畳が擦り切れたとか
どっちがマンガかよくわからないエピソードが
あるのもまた事実です。

そりゃ現実がここまでやったら、フィクションも
もっと無茶するよねぇ……。

今はスポーツ医学も発達し、無理は良くない、
休養も大事だという風潮になりました。

キャプテン翼日向小次郎が体半分に
鎖を巻きつけてたのが、昭和の(多分)最後の
名残ですね。

なお、あるあるはここで一旦終了しますが、
またテーマを変えて語る予定です。