これも漫画に登場する詩ですね。
コミックス2巻、昇龍覇の威力を伝えるための回想
シーンで、老師が口にしています。
アニメ版には出ていません。
後に紫龍と共に扉絵にも載っていますね。
「飛流 直下 三千尺
疑うらくは これ 銀河の九天より落つるかと」
子供には意味が分からなくても「三千尺」の
スケールや、
大瀑布を逆流させるという威力、
中国の雄大な自然や、龍の神秘的イメージとが
合わさって実に美しく、かつド迫力を読者に
与えています。
このハッタリのきいた演出力、
技の解説のために漢詩をひもとく文学性、
素晴らしいの一言につきる!!!
でも話が進むと、流星拳やダイヤモンドダスト
同様、
「とりあえず挨拶代わりに撃っては
止められたり返されたり」の
前座扱いの技になっちゃうのが
ちょっと寂しい。
バトルもののお約束ではありますが……。