昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『動物戦隊ジュウオウジャー』その2 門藤操

ジュウオウジャー対策として
ラスボスのジニスは秘書のナリアに命じ、
ジューマンと人間の男を捕えさせます。

そしてオオカミ、サイ、ワニのジューマン
三人の力を、一人の人間・門藤操
(もんどう みさお)に注ぎ込んで作られた
強敵「ザワールド」が誕生。

「レベルが違うんだよ!」の決めセリフで登場し、
圧倒的な強さでジュウオウジャーたちをなぎ払い
一度は心を折られるほどでした。

しかし洗脳されていただけだったので
六人目の戦士「ジュウオウザワールド」として
味方になってくれます。

「追加戦士は味方になると弱体化する」
これはスーパー戦隊のお約束ですが

彼の場合、仕方ない理由がありました。

とっても豆腐メンタルなのです。

門藤操、通称「みっちゃん」

強くて心優しく、手先も器用で
調子がいい時はすごく頼もしい

しかし性格は不器用でコミュ障、
一度凹むと体育座りでうずくまる
面倒くさいキャラ。

人との距離感もおかしいため
いい奴なのに友達がいなかったらしく

皆でパンケーキ作るとか、ちょっとしたことで
大いに感激します。

本音を表に引き出す能力を持つ怪人が現れた際
人格者の大和すらみっちゃんを
「ちょっとめんどくさい」と思ってたことが発覚。

よかった……大和も悟った聖人君子じゃなくて
ちゃんと人間らしさがあった……と安心しました。

自分の能力はジューマン3人を犠牲にした
ものだと罪の意識を抱いており、

「オレに○○する資格はない……」と
常に自虐的なのですが

話が進むにつれて成長し、
「落ち込んでいる資格なんかない!」と
恐怖の対象であるジニス(実は偽物)に必死に
立ち向かう姿に泣けました。

最終回後のVシネマ『帰ってきた動物戦隊
ジュウオウジャー』ではジューマンの
彼女ができましたが

「みっちゃんの強さだけでなく、弱さも
愛してくれますか!?」と 何故か母親の気分で
彼女に訊きたくなりました。

めんどくさい性格だけど、観ているうちに
可愛くてたまらなくなる、それがみっちゃんです。

他のキャラはまたそのうちに。