昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

(おまけ)昭和のマンガに登場する、作者以外の関係者

作者が自分のマンガに出るのはよくあると
前回書きましたが、

別パターンで担当者や同業者を
出すこともありました。

『Dr・スランプ』に登場するDr.マシリト
=担当・鳥嶋さんが特に有名でしょう。

ダイの大冒険』のマトリフでもあります。

ついでにとんちんかん(84~)では
担当の茨木さんが大富豪茨木など
様々なゲストキャラとして使われ、

『THE MOMOTAROH』(87~)
にもレフェリーの「マーサ茨木」として
登場していますね。

『実録!神話会』に登場する車田正美
担当「クンタ鈴木」さん。

元ネタは昔の有名アメドラに登場した
「クンタキンテ」というキャラだと
知ったのは

巻来巧士のコミックエッセイ
『連載終了!』ででした……。

江口寿史『ストップ!ひばりくん』(80~)
では、作者本人のツッコミ役として
担当編集の奥脇さんや中平さんも登場。

 担当がしょっちゅう代わると
本編で語られてました。
何故だろう(棒読み)

他にも『キックオフ』のちば拓先生、

車田正美先生も自画像まんまのキャラで
描かれました。

車田正美『実録!神話会』でも
「なにぃ!江口がまた落とした!?」と
編集部内の台詞に名前が出てきます。

車田正美がトップになるために
他の漫画家を神話会メンバーが惨殺して回り、
本宮ひろ志にお仕置きされる話もありました。

(※夢オチのギャグ漫画です)

Dr.スランプには桂正和先生も登場。

時間を止める時計が完成してはしゃいでる
センベイさんと出くわし、
いなかもん」と顔に落書きされます。

同じページで鳥山先生と「住んでいる場所、
どっちが田舎か?」という論争が
あったことが描かれました。

本編に一切関係ねぇ……!

 

今はSNSやコミックエッセイなどで舞台裏や
作者本人のことを知る機会も増えましたが

当時は人となりや交友関係、仕事状況などは
滅多に表に出なかったため
貴重な場面として印象に残っているのかも。

本物のマシリトやマーサ茨木の画像を見た時は
絵のまんまで妙な感動を覚えました。