昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

鳥山明『Dr.スランプ』その2

ペンギン村は「ゲンゴロウ島」
の中にある、田舎の設定。

山に囲まれたのどかな風景ですが、
コーヒーポット型の喫茶店
警察のパトカーのデザインなど
今見てもオシャレです。

作中のエピソードは大きく分けて3つ

1:アラレちゃん大暴れ回。

彼女の怪力や天然っぷり、ロボットで
あることが原因で起きる彼女メインのお話。

ひどい飼い主に檻に閉じ込められてる
熊を救い出したり、ケガしたイタズラ狐に
人間に化けて治療してもらうといいと教えたり
ほっこりエピソードも結構あります。

実際に熊を保護して山に連れて行き、
狐とわかってて治療してくれた
センベエさんの優しさにも和みます。

2:センベエさんメイン回。

山吹先生への片思いや、
発明品を巡るドタバタなど。

対象物のサイズを変える
「デカチビ光線銃」

セットした年数の未来が映る
「みらいカメラ」

タイムスリップする「タイムくん」で
石器時代から持ち帰ったタマゴから
ガっちゃんが生まれています。

センベエさん本当に天才なんですが
服が透ける透視メガネやら

山吹先生のパンツを見るための
ピタゴラスイッチ的な仕掛けなど
才能の無駄遣いがひどい……。

プロポーズのエピソード大好きです。

3:二人以外のキャラ(主に
ゲストキャラ)がメインの回。

ニコちゃん大王と家臣、
スッパマンや皿田きのこ、

Dr.マシリトと彼の作るロボット
キャラメルマンシリーズや
巨大頭の栗頭大五郎先生、
中国から来たツンさん一家など

一度見たら忘れられない
個性的なキャラ揃い。

小学生時代、アニメも繰り返し
放送されたこともあって
昭和世代には馴染み深い傑作ですね。

夏になるとEDが「アラレちゃん
音頭」に代わるのも実に昭和っぽい。

今時は棚ボタのラッキースケベ
多いので、センベエさんの必死の
努力が何やら懐かしい……。

センベエさん28歳って
当時すごくおじさんに感じた
ものですが今や(遠い目)

タロさとアカネが普通にタバコと
酒嗜んでるのにも時代を感じます。

 ほんのさわりしか語れませんでしたが
続きはまた後日。

Dr.スランプ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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