『元気爆発ガンバルガー』 - 昭和の話がしたいんだ

『元気爆発ガンバルガー』（９２～）は
小学四年生の虎太郎・力哉・鷹介の三人の
「ミラクル忍者・ガンバーチーム」が、

封印された大魔王ゴクアークの復活を目論む
魔導士ヤミノリウス三世と、彼が召喚する
魔界獣と戦うコメディタッチなロボットアニメ。

エルドランシリーズ第二作目でもあります。

ガンバルガーは三体合体で、出動する際に
町の様々な場所から現れるバンクシーンは
ＥＤの「町はでっかいオモチャ箱♪」通りで
ワクワクしました。

ガンバーチームは正体が他人に知られると
犬にされてしまうというペナルティがあるので
ひたすら秘密を守り続けなければなりません。

何しろ本当に虎太郎のパパが犬に
されちゃってるので……。

なお虎太郎→ガンバーイエロー。
やんちゃなな忍者少年。
犬にされたパパは忍者道場の先生。

力哉→レッド、まじめな熱血漢。

鷹介→ブルー、気弱なお坊ちゃん。

彼らの家庭の事情が描かれるエピソードも
ありましたが

この作品のメインはヤミノリウスこと
ヤミー様だよね！！

元々実体はなく、骨格標本にいろいろ
くっついて出来上がった姿は、頭に逆さに
三角フラスコを被った青くて怪しいイケメン。

召喚獣の能力を最初に喰らってしまい、
ボケツッコミを繰り広げたりと
間抜けで可愛いキャラでした。

たまにスーツ姿の人間の姿に化けることも。
（人間名は闇野響史）

その状態で記憶喪失になってしまい、ガンバーチームの
担任・亜衣子先生と恋に落ちるエピソードもあります。

闇野さんの正体を知ってショックを受けるかと
思えば、改心させようとメガホン片手に自転車で
追い回すバイタリティはすごかった……。

※当時ストーカーの概念はない。

クライマックスはガンバーチームと
ヤミー様が力を合わせてゴクアークを
討ちます。

最終回一歩手前で地球が真っ二つに割られるなんて
このアニメくらいでしょうね。
（アラレちゃんは除く）

ラストでヤミー様が亜衣子先生の元に
人間の姿で現れた時は大泣きしました。

明るくて元気いっぱいで大好きな作品です。