昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

松井優征『逃げ上手の若君』その6(4巻感想)

4巻は弧次郎の成長
エピソードも描かれました。

自分の小柄な体格を
活かした戦い方をしたり、
戦場全体を見通す
ようになったり。

弧次郎「味方の名前を
憶えてない俺が悪い

次からは飯時にでも
挨拶に回ろう」

誰かに協力を頼む際に
挨拶という根回しは
大事だということを

あだ名とボケツッコミで
教えてくれる有難いマンガです。

「顔面が集中線……?
誰の事言ってるの?」

弧次郎「そこで真顔に戻るな
ややこしい!」

このやり取り面白すぎる。

騎兵が馬を止めると
敵に落とされるイメージ画像、

オークに囲まれた姫騎士を
連想させておいてからの

落ちたのは邪悪なアンパンマン
(似のおっさん)なのがひどい。

軍師・吹雪の思わぬ
弱点も判明。

「ほら新しい饅頭よ!」

「よし元気十倍!」

饅頭についてる絵、石破議員にも
似ている……。

ところで保科党唯一の
常識人・四宮さんの顔が
岩明均キャラっぽく見えるのは
何故だろう?

戦いが終わると緩急の
「緩」エピソードが来ます。

鎌倉までの到達時間を計る
ミッションも兼ねていましたが

時行のために逃若党の皆が
由比ヶ浜から鯛を
調達してきます。

今は亡き兄と一緒に食卓を
囲んでいた、平和な時代の
故郷の味……。

涙する時行に私も泣いた……。

4巻では足利尊氏
側近たちも登場。

敵味方、愉快なおっさんたちが
続いたので若いイケメン枠です。

岩松経家さんの狐耳頭巾、
玄蕃を連想させますが……。

何かにつけて「恐ろしい」と
言ってる公家出身の上杉憲顕さん、

半天狗か!後の関東管領

今川範満さんは一体何を
思って馬頭つけてるの……?

上杉「ツッコミを許さない
雰囲気の人はおそろしい」

ここはすごく同意……。

次巻に続くエピソードで
目玉おじさんが時行の
正体を探るため、
お礼を名目に呼び出します。

イメージ映像で
コナンになってる目玉
おじさんにも笑いましたが

地獄耳おじさんの背中に
矢が刺さりまくってるのが
じわじわきます。

続きも楽しみです!

新作の大河ドラマ
『鎌倉殿の13人』だったりと
鎌倉時代にスポットが
当たってる……?