時行軍は近隣の、
帝に不満を持つ武士たちも
味方につけ
敵を蹴散らして
進んでいきます。
意気上がるところに
立ちはだかるのが
関東庇番衆。
その前日に弧次郎に
不穏な伏線が。
根津「お前さえいなければ
我が妹は死ななかった」
「根津の名を上げる事だけが
お前に出来る償いだ」
保科さんまで時行&雫と
一緒に覗いている……。
足利の本軍の格の違いに
皆が目を見張るシーン、
吹雪「信濃の敵より
洗練されてる」
信濃の敵のイメージ
映像がひどい……。
地獄耳おじさん
「カブトムシ食います?」
目玉おじさん「ゆでい」
吹雪は二人を何だと思ってるの?
戦闘直前の緊迫した場面に
そんな和みを投じつつ
敵軍の大将、自称常識人の
渋川さんから時行に提案が。
渋川「武士らしく正々堂々
一騎討ちにて決着をつけん!」
時行(はぁ!?)
周囲も10才児相手に
何言ってんの?
という反応。
頼重も受ける必要はないと
言ってるところに
弧次郎が駆け出します。
無謀な突進をフォローするため
望月さんが兵を出しますが……。
渋川さん、大激怒。
岩松「勝手に武士の
理想像を敵に求め
ちょっとでも理想と違うと
勝手にキレて自己強化する」
岩松さんが独り言も兼ねて
読者に解説してくれます。
なお足利尊氏弟・直義が
庇番衆の強さとして
「狂気という武器がある」
と評した時(意訳)
渋川「拙者は凡庸な
常識人ゆえ狂気など
理解できません
常識どうりに戦いますが
よろしいですね?」
常識とは一体……?(哲学)
75話では望月軍が
雑な指示でも臨機応変に
動けることが伏線として
仕込まれつつ、
渋川さんも激怒しながらも
冷静な判断力はちゃんと
残ってるのはすごい。
弧次郎が勝手な行動を
怒られるのは当然ですが
妙な当たりの強さに
根津さんを詰問する時行。
明かされる事実が重い……。
時行「君は私の
郎党であり 友達だ!」
「さっきのように
功を焦って 一人で
死なれたら 私が悲しい!」
手柄より自分の命を大事にしろと
主君が本気で説得する
いい場面のはずなのにな……。
玄蕃「弧次郎の闘志と
お前の変態を
一緒にすんな」
続きます。