昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

丹波庭『生きてるうちに推してくれ』その2(1巻感想続き)

このお話は第一話以降は
二話構成になっています。

一話目で依頼人の現状の
説明と、幽霊が登場。

ミサキ&坊さんがいろいろ
試してみますが、完全には
祓いきれません。

二話目でミサキが何か重要な
ことに気づいて、問題を
解決します。

「重要なことに気づく」
エピソードは

前作トクサツガガガでは
特撮に例えて
わかりやすくしてましたが、

今回はアイドルや
仏教用語が登場。

うっかり幽霊の声に
応えてしまった時の

幽霊「やっぱり
視えてんじゃねぇか」

ミサキ「出待ち禁止
なんスけど!?」

霊がミサキに襲いかかっても
坊さんが傍にいれば霊を
一時的にふっ飛ばせるので

“俺が「はがし」を
やってやる”

※アイドルの握手会などで
しつこい客を引き離す
役割の人。

(その発想はなかった……!)
という面白さは相変わらずです。

また、出番は少なくても
強烈な個性を主張する
キャラ立ちの巧さも変わらず。

幽霊もお祓いを依頼する
ゲストキャラも、
「人間くささ」に
溢れています。

※発売直後なので
詳細はボカします

第二話では絵に取り憑く
霊の目的は……?
というお話で

絵の現在の持ち主も
霊もほんわかテイストの
善人でしたが

第4話では壺に憑いた霊も
それを祓ってから売りたい
古物商もクセの強いキャラでした。

ミサキが(意訳)
「壺を売られたくないらしいので
手元に置くというのは……」と
いい感じに提案すると

「しかし古物商と“交渉”は
そう甘くないですよ……」

眼鏡くいっで商人スイッチ
入るの面白すぎる……。

実は審美眼は今一つ
というのがまた
じわじわきます。

第6話の怒ってるお祖母さん霊の
話がすごく好きです。

ほっこりオチだと思ったのに

騙された―――――!!!!!
(大絶賛)

しかし他人事ではない……
(部屋の一角を眺めながら)

ミサキはアイドルとして
大成できるのか?

彼女の過去に何があった?

そしてルリちゃんが意外に
腹黒……?

続きが気になります!!

ところで美少女が霊退治する話で
相棒は坊さんというと
『ドリームハンター霊夢
思い出す人は昭和生まれ……。