昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

丹波庭『生きてるうちに推してくれ』その1(1巻感想)

トクサツガガガ
丹波庭先生の最新作!!

第一巻、発売中!!

記念に語ります。

『生きてるうちに推して
くれ』(22~)

霊が見える地下アイドル・
吉良ミサキが、

霊は見えないが退ける
力はある坊さんと
ユニットを組んで除霊する
日常オカルトコメディ。

(嘘は言ってない)

アイドルといってもミサキは
人気もなく、クビ寸前の状態。

ライブ中もチェキを撮る
最中も、霊が見えてるせいで

ファン「あんなにイヤソーに
しなくても……」

当然、事務所も対応が厳しく

「チェキ20いかなかったら
クビにすんぞつったよな?」

(アイドル仲間のルリちゃんが
庇ったので、猶予はもらえる)

仲間たちとの雑談で
スタジオの裏がお寺だから
不気味だと聞いて、

むしろお坊さん=霊を
祓えて護ってくれる人、と
いう淡い希望を抱くミサキ。

ある時、ミサキは霊の声と
気付かず返事をしたことで
追いかけられ、寺に逃げ込みます。

霊にのしかかられて苦しむ
ミサキの腕をお坊さんが
掴んだだけで、霊は
弾け飛んでしまい……。

倒れたミサキを寺に運んで
介抱してくれたまでは
良かったですが

デリカシーのない
発言をされるわ、

呪われてると檀家から
預かった湯のみを病人に
出すわ……。

しかしその際のやり取りで

ミサキ=霊が見えてる
坊さん=霊が見えてない
のが判明。

坊さん「お坊さんに
霊力とかないぞ
実習を受けた
ハゲてる一般人だ」

ガッカリする
ミサキでしたが

坊さん「俺たち
ユニットを組んでやるんだよ──
祓い屋稼業を!」

目的は金だと清々しい
ほどに言いきられて
ドン引きするミサキ。

協力なんかしないと
断ったものの、クビ宣告は
取り消されたわけではありません。

ライブ会場に現れた坊さんに

ミサキ(霊より悪質な
何かに推されている──ッ)

ルリ「私はまだ……ミサキと
一緒に活動したいよ……」

ルリちゃんに涙目で訴えられ、
ミサキは後戻りできない道を
選ぶことに……。

(チェキは一枚千円)

坊さん「20枚かぁ~~~
タダってわけにはなぁ~~?」
(ニヤニヤ)

続きます。

お坊さん、まだ名前出てない……。