第一巻、発売中!!
記念に語ります。
『生きてるうちに推して
くれ』(22~)は
霊が見える地下アイドル・
吉良ミサキが、
霊は見えないが退ける
力はある坊さんと
ユニットを組んで除霊する
日常オカルトコメディ。
(嘘は言ってない)
アイドルといってもミサキは
人気もなく、クビ寸前の状態。
ライブ中もチェキを撮る
最中も、霊が見えてるせいで
ファン「あんなにイヤソーに
しなくても……」
当然、事務所も対応が厳しく
「チェキ20いかなかったら
クビにすんぞつったよな?」
(アイドル仲間のルリちゃんが
庇ったので、猶予はもらえる)
仲間たちとの雑談で
スタジオの裏がお寺だから
不気味だと聞いて、
むしろお坊さん=霊を
祓えて護ってくれる人、と
いう淡い希望を抱くミサキ。
ある時、ミサキは霊の声と
気付かず返事をしたことで
追いかけられ、寺に逃げ込みます。
霊にのしかかられて苦しむ
ミサキの腕をお坊さんが
掴んだだけで、霊は
弾け飛んでしまい……。
倒れたミサキを寺に運んで
介抱してくれたまでは
良かったですが
デリカシーのない
発言をされるわ、
呪われてると檀家から
預かった湯のみを病人に
出すわ……。
しかしその際のやり取りで
ミサキ=霊が見えてる
坊さん=霊が見えてない
のが判明。
坊さん「お坊さんに
霊力とかないぞ
実習を受けた
ハゲてる一般人だ」
ガッカリする
ミサキでしたが
坊さん「俺たち
ユニットを組んでやるんだよ──
祓い屋稼業を!」
目的は金だと清々しい
ほどに言いきられて
ドン引きするミサキ。
協力なんかしないと
断ったものの、クビ宣告は
取り消されたわけではありません。
ライブ会場に現れた坊さんに
ミサキ(霊より悪質な
何かに推されている──ッ)
ルリ「私はまだ……ミサキと
一緒に活動したいよ……」
ルリちゃんに涙目で訴えられ、
ミサキは後戻りできない道を
選ぶことに……。
(チェキは一枚千円)
坊さん「20枚かぁ~~~
タダってわけにはなぁ~~?」
(ニヤニヤ)
続きます。
お坊さん、まだ名前出てない……。