昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

丹波庭『生きてるうちに推してくれ』その6(3巻感想2)

おじさんの霊の言動を
評して

坊さん「なんとなーく
“いる”のが“目的”って
ことだろ」

ムカつきながらも、
自分のアイドル
活動も同じでは……と
考えるミサキ。

監督「要求がない故
交渉も出来ない。」

「特に理由もないのに
断固居座り、自分の
場所と主張する」

監督(兼主演)の言葉を
聞いて、より意固地になる
おじさん。

演技下手なヤツにこんな
上から来られたらねぇ……。

18話は解決編。

ミサキ「“フレーム内”に
霊がいなければいい、
ということですよね?」

おじさんの目的は
夕陽を見ること→

それはソファでなくても
いいわけで、頼みこんで
VIP席に座ってもらう
ことに成功します。

おじさん「ひでえ出来でも
やっちゃいけねぇ道理は
ねェナ」

演技下手は指摘しつつも
なんだかんだ微笑ましく
見守ってくれます。

ミサキ(おじさんもきっと
あの場所を譲りたくないの
ではなくて、

自分がいてもいい
居場所がほしかったの
だよね)

キレイにまとまったと
思ったらオチが(お約束)

ラストにミサキはアイドル
仲間に、目標として

「なんとなーくいられる
場所」を提案。

確かに必死すぎてはファンも
気後れしてしまうかもと
熱血系のミツノは納得して
くれるのですが……。

ルリちゃん……?

19話はミツノちゃんに
スポットが当たります。

アイドルとして向上心
溢れる彼女は

ミサキたちのぬるい
意識に苛立ちを
感じていました。

実は彼女はこのグループが
二度目。

「前のグループ」のことは
言われたくないらしく
それを知るルリに

ミツノ「脅してんの?
それ言わない約束
したでしょ」

あんなに過剰反応したら
そりゃいいように
利用される……。

ルリに言われて大人しく
してはいるものの、
不機嫌な空気は
伝わります。

余計な提案をしたのかと
落ち込むミサキに

坊さん「お前は生きた
人間と上手くやれた
試しなんてないだろ!」

坊さんが妙にテンション
髙めなのは

今回の依頼が漫画家から
だったから。

アニメ化直前の作家さんの
もとに現れた死んだ友人の霊は
自分の作品のパクリだと主張
していて……。

続きはまた後日。