昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

丹波庭『生きてるうちに推してくれ』その5(3巻感想1)

第3巻、発売中です!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

大雑把なあらすじ:

霊が見えることがマイナスに
しかなってない、売れない
地下アイドル・吉良ミサキは

霊は見えないが吹っ飛ばせる
能力を持つお坊さんと出会い、
コンビで祓い屋をすることに……。

(お坊さんの名前は
善秀=ぜんしゅう。
あまり呼ばれない)

2巻末ではミサキの
過去話が語られました。

冒頭の16話はその続き。

霊が見えるという話を
信じてくれた唯一の友達に
心霊スポットに連れて
行かれ、

嫌がってるのに無理やり
突き飛ばされ、怯える
姿を笑われ……。

やっと最初から友達
なんかじゃなかった
ことに気づくミサキ。

その話を聞いた坊さんの反応。

坊さん「お前さんの話は……
長くて暗くてつまらん。
3行でまとめろ。」

ミサキ「ウオオオイッ!!!」

呼びに来た際に話が聞こえた
住職さん(伯父さん)の方が
気遣ってくれる……。

この時、ミサキがオバケと
関係ない自分でいられる

場所がアイドルなんじゃ
ないかな、と
言われるのですが

この時の「お寺の子は
生まれた時から“跡取り”が
ついてまわる」という
例えは伏線。

今回は住職の奥さんも
登場して一緒に夕飯。

なんだかんだお寺に馴染んでる
ミサキという話でしたが

ラストには元お坊さんの
ホスト「ヒカル」という
気になるキャラが……。

(2巻13話にも登場)

17話は除霊話。

大学の映画サークルから
自主制作映画のラストシーンで

必ずおじさんの霊が映って
しまうと、除霊の依頼が
来ます。

監督の話だと、ラストの
キスシーンで恋人同士が
座る古いソファは

近頃亡くなったホームレスの
おじさんがよく座ってた
場所だったらしい。

そして霊はいつもいる
わけではなく、夕方に
必ず現れる……。

じゃあ時間をずらせば?と
いうミサキのツッコミは監督の
こだわりにより却下されます。

ミサキがおじさんの霊に
話しかけてみると

おじさん「日課(きまり)
だから来てる」

思い残しや要望がある
わけではなく、生前の
習慣を続けてるだけ……。

続きます。