昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

丹波庭『生きてるうちに推してくれ』その4(2巻感想2)

「なんだ簡単じゃん」と
主人公が最初に思った
ミッションほど、

めんどくさい展開に
なるのはお約束。

ミサキのグチから
お坊さんが思いついたのは……。

(詳細は書きません)

坊さん「なりもので
応援したろか?」

ミサキ「余計に空気が
葬式になるから!!」

愉快な流れだったのに
突然いい話になる……。

関係ないけどミサキの
私服のセンスは何だ……?

12、13話はホスト
クラブに現れる客の霊の話。

教訓:風俗街のど真ん中で
指名とか言うと誤解される。

ホストとは名ばかりで
雑用とヘルプ要員の
セイヤに憑いてる
女性客の真意は……?

セイヤ「憑かれるような
心当たりがないんスよ」

困惑するセイヤに
怒った霊がのしかかり
坊さんがバックハグで
一旦吹っ飛ばす→

セイヤ(お坊さんて……
色恋営業するんスね……)

ガクって気絶する流れに
噴きました。

※一時的に追い払えるが
本人が望まない限り
成仏までに至らない。

ホストクラブで読経する坊さん。
(背後で撮影するホストたち)

絵面がシュールすぎる……。

ラストに坊さんの知人が
ホストやってるのが
判明しますが詳細は謎。

これから明かされると
思いますが気になる……。

14話はお寺の住職さんが
登場。

お坊さんは叔父である
住職さんの入院中に
寺を預かる立場でした。

(じきに継ぐにしても)

勝手に祓い屋とか
いいんですか!?と
ミサキにツッ込まれての

住職さんの寛容溢れる
お返事→

ミサキ(仏の……
仏の心がバケモンを
野放しにッ……)

坊さんからいっそ
霊が視えるアイドルで
売りだしたらどうだ?と
言われて、

学生時代のミサキの
回想シーン開始。

本気で怯えてる人にその仕打ち、
サイコパスすぎない……?

トクサツガガガでも
そうでしたが、

この方の描くエピソードって
普段コミカルで明るいのに

読者の心をかき乱す
「無自覚な邪悪」を描くのが
めちゃくちゃ巧くて

突然強烈なボディブローを
叩き込んできますよね……。

シリアスなサイコホラーとか
描いたら生涯消えぬトラウマを
大量生産しそう。

ずっとコミカル路線でいて……。

次巻も楽しみです!!